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水色 さんのレビュー一覧 

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     2009/11/18

    カートの演奏は荒々しく正確さには欠けるが、そもそもそういった部分がマイナスに作用するようなバンドではないし、寧ろそういった荒さがこのバンドの狂気に更に拍車を掛けている。長らくオフィシャルからリリースされることがなかった映像ではあるものの、やはりバンド史上最高の瞬間と謳われるだけあって、終始綱渡りのような非常にスリリングな演奏とテンションからは、NIRVANAの本質を見出すことができる。死後カリスマ化してしまったカートではあるものの、その評価というものがあながち間違いではないということも確信できる。ブートで満足していた方も、これでやっと映像を見ることができる方も、NIRVANAという90年代最大のロックアイコンを体験するにはこれを観ないわけにいきません。

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     2009/10/29

    ロックが日本では市民権を得ていない時代。それでもRCは特別な存在で。ロックンロールというか、ソウルを過剰にデフォルメすることにより、メジャーの世界でもやっていくことを決意していた。フォークトリオの時代から、形態やら格好を変え、ハードなエレキサウンドを取り入れることによってロックバンド化したRCのその後の活躍ぶりはご周知の通り。「ロックバンド、RCサクセション」を聴きたいならまずはこのアルバム。名盤というより名演。この後の「トランジスタラジオ」への躍進は日本のロックンロールの絶頂の一つ。

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     2009/10/22

    ピロウズ程アルバムのオススメが難しいバンドはそういない。例えば、ミッシェルガンエレファントなら「ギヤ・ブルーズ」、ブランキージェットシティなら「BANG!」や「C.B.JIM」といったようにバンドの決定的な沸点を記録したオリジナルアルバムが残されている。かといって、ピロウズのスタジオ作品が劣っているとは絶対に言えない。「PLEASE,MR.LOSTMAN」以降、沸点と「思わせる」作品を何枚もリリースし、現在進行形で沸点を更新し続けるバンドである。そのため、この作品がとっておきのオススメと決めることができない。それゆえのベスト盤。一枚にまとめられた名曲群はオリジナルアルバムの中での輝きには勝らないにしても、一つ一つがどれも眩しい。数年前に出たベスト盤であるが故に、以降の名曲は抜けているにしても、今尚ライブで歌われ続けている曲が多数。ピロウズを聴くならまずこのアルバムから。そして気に入った曲からオリジナルアルバムへとどうぞ。

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     2009/09/05

    TMGEのラストライブの模様を収めたDVD。少々カメラワークに不満は残るものの、そんなことを微塵も感じさせないパフォーマンスは圧巻。日本の最良のロックンロールが終わる瞬間を捉えたものであり、息の付く間も与えない怒涛のキラーチューンの応酬には圧倒される。終始、終わりを感じさせる何とも言えない喪失感と焦燥感が漂い、特にアベフトシの一点を見つめる眼には感じるものがある。アベフトシが逝去し、復活が永遠にないバンドになってしまったが、今尚流れるTMGEの遺伝子を受け継ぐためには最良のDVD。「HIGH TIME」〜「ギヤブルーズ」でどっぷりと浸かり、「サブリナノーへヴン」までたどり着くのもいいが、飛ばしてここから入るのもあり。BJC解散時にはTMGEがいたが、TMGE解散後あの席に居座るバンドはまだいない。

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     2009/09/05

    00年代後半のロックシーンの一番手を走るアークティックモンキーズの三枚目。アレックスのサイドプロジェクトを含め、作品を出す度に青さが薄れ、ドンドンと渋くなっていく。元より、夜の雰囲気を醸し出すバンドではあったが、より一層克明になり、ヘヴィでグルーヴィーなサウンドでもって、新たな音を開拓しようとしている。1stは新たなシーンの幕開けを予感させるようなアルバムであり、青春真っただ中のソリッドな疾走を感じることのできる作品でしたが、そういったアルバムを期待していると肩透かしを食らうかもしれません。とにかく、1st、2nd、そしてできればLSPのアルバムを順に聴いてから聴くべき作品。アレックスの歌唱はよりセクシーになり、ドラムは更に緻密なビートを刻むようにはなったが、新たな路線が確立できているかと問われれば?。今後の彼らの活動を左右する分岐点になるであろう作品。

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     2009/09/04

    00年代は1のリリースから始まり、このリマスターで閉じることになる。00年代においてロックシーンにおける一番の話題はビートルズだったのかもしれない。ビートルズがこの50年代のR&Rのリバイバルを果たしたことを考えると、00年代最初のムーヴメント、R&Rリバイバルをストロークスが起こしたことで、時代が一巡したことを感じさせる。とにかく、このアルバムでのビートルズの登場というのは、一度衰えたR&Rをモダンなものへと復古させ、更に自作自演するという価値観を確立させた。しかし、このような歴史的背景よりも、この時点で破格のメロディーメイクの才能を持っていた点、そしてジョンとポールという物語。この二つがビートルズの最大の武器となっている。リマスターされる今こそ、絶対的な聖典、もしくは教科書の中の存在から、フェイバリットなバンドへと、取り戻す機会。

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