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山形の音楽学士 さんのレビュー一覧 

検索結果:59件中16件から30件まで表示

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/30

    通奏低音が素晴らしい演奏です。聞き流してしまうと気がつかない多彩な表現をしています。アッカルド氏の斬新で新鮮な解釈が聞き物です。音楽は言葉で語れないものを伝えることが、実感できると思います。好き嫌いではなく、何を表現したいのかを聴くべき感じるべきだと痛感させる演奏です。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/30

    20世紀初頭のアメリカの空気感ノスタルジーに浸れる大変秀逸な演奏です。バーンスタイン(1937年)作曲のピアノトリオが新鮮に感じます。ガーシュインの作品も編曲がすばらしく各楽器のバランス感がよく表現されていて飽きずに繰り返し聞いて楽しんでいます。管弦楽作品の作曲家と思われがちな作曲家の別な側面をみさせてくれます。録音はすばらしいの一言です。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/14

    とにかく爽やかで、安らげる演奏です。モーツァルトの交響曲演奏としては、小編成の演奏であることに好感が持てます。最近のオーケストラは、弦楽器奏者のレベルが高く技術レベルも揃ってきているのでアンサンブルのレベルの差が無くなって来ていると感じます。この録音のなかでは、第36番第29番第35番の順番で聴いてみると面白いと思います。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/14

    解釈というものは、音楽学者方々の研究が進み原典版と言われるものが、見直されていくにつれて変化していくと痛切に感じます。演奏法についても、ピリオド楽器について見直されていくにつれ、現代楽器に取り入れた演奏法確立されていくのは、良いことだと思います。パーヴォ・ヤルヴィー氏のベートーヴェン解釈には共感を感じます。ボン・ベートーヴェン音楽祭全曲演奏会のブルーレイディスク化を切望します。巨匠時代と言われたベーム・バーンスタイン・カラヤン・クレンペラーといった指揮者の解釈とは一線を画する演奏であることは間違いないと思います。現代の巨匠の一人として次なる新しい作曲家シューベルト・シューマン・メンデルスゾーンといったロマン派の作品をどのように解釈していくのか期待したいものです。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/13

    50年以上前の録音とは思えないくらい!エリカ・ケートの声質が若々しく伸びやかで好感が持てました。巨匠時代のライヴ録音と結うこともあり、1950年代のザルツブルク音楽祭の水準の高さを再認識させられました。聴衆の演奏に対する反応もリアルに記録されており、現代のライヴ録音と、質の違いを感じます。この当時の録音は、一発勝負ということもあり、編集された感がないのも好感が持てます。1959年の“魔笛”も好演なので、是非聴き比べてみてほしいと思います。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/26

    久々のマエストロによる新録音、録音演奏共に秀逸です。1970年代のコンセルトヘボウ管弦楽団初来日?マエストロヨッフム氏と一緒の来日公演だと記憶しています。当時から、R.シュトラウスを得意としていたと思います。当時コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートマスターヘルマン・クレバースしの独奏による「英雄の生涯」(LP)は、大好きな演奏でしたその後同曲の新録音がないので、新録音を期待しています。アルプス交響曲の演奏としては優れていると思います。来日演奏会のプログラムにこのような大曲がなかなか載らないのは、招聘もとにも原因があると思いますが、集客率のよいプログラムではなく、聴衆が求める曲目で演奏会を企画してほしいものです。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/25

    アシュケナージ・ハイティンク・コンセルトヘボウ管弦楽団全曲盤(
    LP)を愛聴してきましたが、ラフマニノフ自作自演を聴いて以来の衝撃を感じました。協奏曲第3番の導入部のピアノの繊細な音色とクライマックスの色彩感は、何度聴いても驚きです。パガニーニの主題による狂詩曲の構築力の堅固さ、オーケストラのしなやかな表現力は、すばらしいの一言に尽きます。マツーエフ・ゲルギエフのコンビによる残りの曲の録音も期待したいです。このコンビの来日公演を是非聴いてみたいものです。プロコフィエフの協奏曲全集も聴いてみたいものです。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/25

    イタリア近代の作曲家の作品集としての価値も高く、貴重な録音だといえます。録音は、申し分なく美しく明瞭なもので、なじみの無い曲を初めて聴く人にもお勧めの一枚です。中に納められているタブレットにも記載されていますが、Violin 1676年製ニコラス・アマティ1661年製ニコラス・アマティ1691年製ジョフレード・カッパ1796年製ジョバンニ・バティスタ・チェルーティ1821年製ジョヴァンニ・フランチェスコ・プレセンダViola1697年製ピエトロ・ガルネリ1574年以後製作アンドレ・アマティCello1680年製ロレンツォ・カルカッシ1791年製ロレンツォ・ストリオーニDouble Bass1885年製G.Sgarbi といった。弦楽器ファン垂涎の名器による室内合奏のすばらしい音を楽しめます。レスピーギ作曲のリュートのための古い舞曲とアリア第3組曲は、大編成のオーケストラの弦楽器とは編成とは趣を異にしており、新鮮で楽しめます。イ・ムジチのファン以外の方にも是非聴いていただきたい一枚です。なお楽器制作者の表記は、グローブ音楽事典の表記に準拠しています。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/30

    各曲の描写が素晴らしく、かつて見たアルプスの光景を髣髴とさせる演奏で、愛聴盤であるケンペドレスデン国立歌劇場管弦楽団とじっくり聞き比べました。二曲{日の出}の荘厳雄大さ第六曲{滝}の色彩感の豊かさスケール感の大きさに魅せられました。管楽器の表現力も秀逸だと思います。金管楽器の技量の高さが無いと、R.シュトラウスのオーケストラ作品の醍醐味は半減してしまうので、良い演奏で万足しています。ティルも遊び心のある表現のように感じました。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/30

    全曲を通じて言えることは、ラヴェルがピアノ曲であった作品を管弦楽曲に編曲したくなった、またラヴェルの管弦楽法の色彩感の豊かさを再認識させる演奏であり、大変優れた録音であることです。一つだけ疑問にかんじたのは、小人のSempre vivoとMeno vivoのテンポ設定がもう少しハッキリとしていると良かったかな?と感じたことです。ライヴでこの演奏を聴けた人が羨ましいと思います。キエフの大門もどっしりしていて好感が持てます。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/29

    叙情的情景《クレオパトラの死》オリガ・ボロディナ(メゾ・ソプラノ)は、大変珍しい録音で作詞家ヴィエイヤールの詩に1929年に作曲されたローマ賞のカンタータで、出版されたのは1903年という珍作?でこの作品を聴くだけでも価値ありと思います。独唱のボロディナの声質も曲にマッチしていて好感が持てます。幻想交響曲は良くも悪くもウィーンフィルの響きが心地よい演奏です。好き嫌いは分かれると思います。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/26

    演奏の記録としての価値ある録音としては、評価できます。管弦楽団の旗揚げ公演として、ミュンシュ氏の意気込み情熱が並々ならぬものであることは、演奏から十分に感じられますが、アンサンブルの乱れ(この時代のフランスのオーケストラに良くあった)が気になります。EMI盤
    のほうが音響と録音ともに優れており、不満が残りました。同レーベルのパリ音楽院管弦楽団の来日公演(NHK録音)に比較してホールトーンも乾いた音で東京文化会館の音響に改めて驚きました。日本の放送局の方が録音技術が優れているように思います。この演奏の本番に入ればものすごく興奮したかもしれません。第五楽章の鐘の音色額浮上の問題では、マルティノン指揮フランス国立放送管弦楽の第二楽章にコルネットを取り入れた初稿の版を好みます。ミュンシュ氏の演奏はライブ録音よりセッション録音に優れたものが多いようです。

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     2009/12/13

    SACDによる新録音ライブ録音ということで期待して購入しました。LSOとのべートーヴェン全集の演奏と録音の優秀さはSACD盤であることから容易に推察され期待どうりでした。1989年録音のベルリンフィルとの録音を愛聴していましたが、あらたな愛聴盤登場です。ベルリンフィルとの録音に比べて、8分20秒ほど演奏時間が長くテンポも遅めかと思ったのですが、マーラーが細かく楽譜に注意している演奏上の指示をかなり忠実に守った演奏のように思えます。マーラーの指示はドイツ語によるものでかなり細かいので、ドイツ語圏の指揮者に優れた演奏が多いと思います。、アメリカのオーケストラの演奏も多聞に漏れずドイツ語圏の指揮者あるいは、ドイツ語圏の大学等で学んだ指揮者に優れた演奏が多いのは気のせいでしょうか。この演奏の表記に‘TraJic’“悲劇的”と記載がないのは不思議でしたが、表記にとらわれない新しい解釈とも理解できるような新鮮な演奏とも言えるかもっ知れません。この演奏からは、厭世観といったマーラーについてよく言われているような感覚はあまり感じられません究めて純音楽的解釈として受け止められます。繰り返し聴いても飽きない演奏だと思います。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/09

    EMI録音クレンペラー指揮ニューフィルハモニー管弦楽団の演奏が、究めてドイツ的伝統的名演奏として記憶に残っている録音(1967年)であるにもかかわらず、約半世紀ぶりの新録音。正直期待に胸がときめきました。バレンボイム氏が若い頃フルトヴェングラーにあこがれ、研究していたのをご存じの方は意外に少ないのではないでしょうか?現代のマエストロのピアノソナタ全曲演奏(DG録音)は、知的かつ情熱的演奏です。この引き振りによる協奏曲全曲新録音。実に奥の深い味わいのある演奏だと思います。繰り返し聴くうちに引き込まれてしまうそんな演奏です。個性的では無いものの、各曲の解釈の緻密さが感じられます。録音も優秀・映像も素晴らしいブルーレイの良さが十二分にでています。音の質の高さを求めるなら再生機もフラッグシップ機にしたいものです。

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     2009/12/02

    2004年6月London Barbican centerでの録音。1970年代の全集に比べ解釈に枯淡の境地を感じます。音楽をじっくり聴きながら、一つ一つの動機・フレーズを有機的に関連付けそれでいて流れを止めることなくしかも説得力のある演奏をしていると思います。新天地シカゴ交響楽団と、もう一度ブラームスの管弦楽曲全集を録音して欲しいものです。特にハンガリアンラプソディー・声楽を含む作品も録音して欲しいです。録音の音作りについては最近それぞれのオーケストラのお国柄というか民族性・気質といった要素でずいぶん違う様に感じます。また指揮者とレコーディングエンジニアの考え方が必ずしも一致してい無いと感じる演奏も少なく無いと思います。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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