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カニさん さんのレビュー一覧 

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     2023/12/13

    残念ながら、これは、リマスター版、特有のきれいに整えすぎだ。これは、戦前の録音のモーツァルトの交響曲第39番に顕著だ。確かに、聞きやすくなった。モーツァルトらしくない演奏というのもわかる。しかし、時代の感じが失われた。そして、一番重要な「フルトヴェングラーらしさ」が、失われた。これでは、出来の悪い「ベートーベン的モーツァルトの交響曲第39番」で、「フルトヴェングラー的な魂の燃焼(ロック的な)演奏」で無い。次の戦後のチャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」も、聞きやすく「演奏の特徴」は、わかるが、「フルトヴェングラー的な燃えるところが無い。」この頃、フルトヴェングラーは、既に老いや病気の前兆があったのかと、想像する。確か、この「1951年のエジプト巡業」の時、ベルリンフィルのメンバーのひとりが、難聴の兆候を証言していたと思う。そう想像すると、この「生煮えなチャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」」も、仕方が無いかもしれない。

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     2023/12/11

    面白いアルバムだ。伝説の名演奏のシューマンの交響曲第4番は、このCDも、フルトヴェングラーらしいベートーベン的演奏なのだが、どこか「すがすがしい爽快感が、いまいち物足りない。」納得いくまで、CDを今回も含め9枚も買ったが、珍しく「ワーグナー的おどおどろしさが、隠し味として、感じられる納得いくのは、2枚だけだった。」でも、面白い。特に、ベートーベン交響曲第8番は、すがすかしい名演と組み合わせてあって、面白かった。

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     2023/12/10

     大変満足。ただ欲を言うと。1963年の「1月23日の第9」の振り替え公演なら、ウィーン芸術週間になる「5月31日」の方で無く、前日の「5月30日」の方を、使って欲しかった。このような安定感のある演奏は、心地よい。

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     2023/12/04

    ツッコミどころ満載ですが、一応「ウルトラマン」としては、よくできていました。

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     2023/11/03

     素晴らしい。これぞフルトヴェングラーの名演。リマスター版の特有の「音質の向上」と引き換えの「フルトヴェングラーの名人芸の各楽器の音の揺らぎが失われていない。」のもとくにいい。「フルトヴェングラーの演奏の楽器の音が揃っていない。」と批判するが、それでは、ハーモニーは生まれない。よく、機械には、測れない音がずれて「美しい音」が聞こえる美点がある。

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     2023/11/01

    ついに出た。プライベート(個人蔵)のテープで1954年バイロイトのフルトヴェングラーのベートーベン交響曲第9番「合唱」である。ライナー・ノーツに、正規音源について、述べられていた。実際、以前「オルフェ」のリマスター版を聴いたが、雑音等を除くとここまで味気ない音になるかと、ガッカリした記憶がある。それに比べると、プライベート録音らしいプロでは考えられない録音のミスがあるが、格段に素晴らしい音になっている。その意味で、ファンなら是非、買うべきだ。また、フルトヴェングラーの「リング」をスカラ座公演したときの言葉「バイロイトでは、アリアや台詞が非常に明瞭に聞こえる反面、管弦楽(オーケストラ)効果のデメリットを、バランスを考え合わせる必要があります。」と言うのも理解出来るほど、第4楽章のソリストの歌唱が、大きく収録されているのも、面白い。是非とも、買って聴いてみるべきだ。

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     2023/10/02

     文句なしの時代劇の本流の不条理劇。マキノ監督の「浪人街」につづくものだ。ぜひ、時代劇の持つ現代人の目からすると「おかしい」が、当時は、「当たり前」の矛盾点を描く時代劇の本流を味わってください。

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     2023/09/04

     今まで聴いたマーラーの交響曲第2番「復活」のなかで、一番いい。どこか素朴な音作り。ブルックナーの交響曲やレクイエムを連想させるインテンポで、バランスのよいところに惹かれる。是非、ください。ください。

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     2023/08/20

    タイトル通りの2人の違いを、書いたもの。年齢のせいか、「フルトヴェングラーを、賛美しているようだが。」作者は、間違いなく「カラヤン閥」の人だから、カラヤンの「いい面も、悪い面も」包み隠さず書いている。作者が、結局「フルトヴェングラーを、超える超えることができなかった。」というのは、冷静だが、気の毒な話。カラヤンも気の毒な話だと思うからだ。「フルトヴェングラー大好きな。」私からすれば、カラヤンも気の毒なとも思うからだ。

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     2023/08/17

    あくまで、「抑圧下の芸術」。音楽(偶然、チェリストだったので、)収容所を「生き延びた。」、そして、彼女が「絶対に、ドイツに帰らない。」と誓っていた。数十年後、ドイツに戻り「結局、ナチズム(独裁者)も、芸術は破壊できなかった。」という言葉の意味を「考えてほしい。」、対照的に、扱われる「フルトヴェングラー」の話も、「フルトヴェングラーの遺族」が、「戦後のドイツ占領軍も、「ドイツ芸術の抑圧者」=別の意味でのナチスと同じ「芸術の抑圧者」とみていたところがある。」という証言も、重く考えてほしい。「フルトヴェングラー」の主張した「音楽(芸術)は、政治とは、別の次元のもの」と言うのもわかる気がする。しかしながら、現実は、それを許してくれないのも見ていて悲しい。そして、皮肉な話。このドキュメンタリーで描かれていた「レコード産業が、戦争末期でも優遇されていた映像は、皮肉な話。私は、悲しい気持ちで、ドキュメンタリーを見終わりました。

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     2023/08/17

    ぜひ、買うべきだ。グラモフォンの正規のCDは、評価の割にシューマンの交響曲第4番が、いまいちだった。数多くのリマスター版も、納得できるものは、私には、1枚しかなかった。ところが、この「SHM-CD]のグラモフォンの正規版のシューマンの交響曲第4番は、十分納得できるものです。フルトヴェングラーの名人芸を、是非とも聞いてください。

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     2023/08/16

    素晴らしい音質。しかしながら、リマスタ版の限界なのか、「ハイドンの主題による変奏曲」は、、またもやガッカリさせられた。例えば、トライアングルの音は、会場ではよくきこえるのだが。リマスター番では、フルトヴェングラーの名人芸できこえるこのおとが、失われるのだ。これは、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」の第四楽章の「トルコ行進曲」部分やシューマンの交響曲第1番「春」が、マーラー・エディションをベースにしたための「トライアングル追加」など、キキトリク憎くなる聞き取りにくくなる。「ハイドンの主題による変奏曲」では、オリジナルでは、よくきこえるのだが。

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     2023/07/02

    これが、フルトヴェングラーのブラームスの交響曲第1番では、最高だと私は思う。ブラームスらしい暗さが無く、ベートーヴェン交響曲の延長線上の曲として造形されている。これこそが、フルトヴェングラーの表現したかったブラームスの交響曲第1番だと思います。

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     2023/02/23

    これは、傑作である。読めばわかる。

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     2023/02/06

    やっぱり、フルトヴェングラーのベートーヴェン交響曲第1番と交響曲第5番「運命」の組み合わせは、最高だな!とにかく、ベートーヴェン交響曲第1番は、こういう素直な演奏がいい。某指揮者の様に「ベートーヴェン」だからと、特別扱いする演奏はダメです。やはり、「ハイドン交響曲」の延長線上から、少し上、ぐらいがいい。フルトベングラーの名演もこの辺である。そして、18番のベートーヴェン交響曲「運命」は、文句無し。是非とも、繰り返し聞いて下さい。

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