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　2012/02/10

昔洋画雑誌ではホラー映画として紹介されていてずっと観たかった作品ですが、確かに“悪魔に魂を売り渡す”的なストーリーながら恐怖というよりもエロ度の高い一本でした。というかほとんど主演のヘルムート・バーガーのアイドル・ムービーで彼が出ずっぱり。かつ作品紹介文にもある製作当時の風俗が垣間見れたりします。でもラストは予定調和ながらしっかりホラーになっててひと安心です。

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　2012/02/10

元々ＷＯＷＯＷのテレビ・ムービーの一本だった本作。何度かリピート放送されその度観て滅法怖かった中田監督のデビュー作。実は後の『リング』より話がコンパクトにまとまったこちらの方が恐怖度が高かったと思うのですが如何でしょうか。僕は一人で観て真っ暗な廊下を通るのが怖くてトイレに行けなかったです。マジで。今期待大で観るとそう怖いシーンはないですが、全編に漂う雰囲気の異様さは尋常じゃないです。その後『リング』から広がったいわゆるＪホラー・ブームのきっかけとなった現代日本怪談映画の金字塔。

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　2012/02/09

「恋の診断書」のヒットでおなじみ、美貌のディスコ・クイーン、キャロル・ダグラスのベスト盤。ほぼ同じ曲目のUNIDISC盤が存在しますが、あちらが『ミッドナイト・ラブ・アフェア』のメドレーをそのまま再現していたのに対し、この盤はなぜか無理矢理独立させたトラックで収録。盤質も音質もUNIDISCが勝っているのですが、なんと「マイ・シンプル・ハート」がおそらくは再録バージョン。こちらはオリジナルの上、レアなシングル「YOU'RE NOT SO HOT」が入っている！どちらを買うか迷う所ですね。僕は両方入手です。勿論オリジナル・アルバムも揃えて、後はなんとか「マイ〜」収録アルバムと「I GOT THE ANSWER」のアルバムを出して欲しいものです。それはさておき、今作はジョン・デイビスやマイケル・ゼイガーらによるＮＹディスコの魅力が満載の充実盤となっています。

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　2012/02/07

ディスコ・シンガー、クラウディア・バリーの旦那でもあるユルゲンなんとかさんが、「ヴィーナス」のディスコ・カバーで知られるリップスティックというディスコ・ユニットに続いて手掛けた実体のないグループ唯一のアルバム。ルーサー、ラズリー参加もトピックですが、リップスティックに比べ、随分アメリカナイズされた音になっており、前作がど真ん中ミュンヘン・ディスコなら今回はＡＯＲっぽい造りで曲によってはそちらのファンにも充分アピール可の注目盤。

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　2012/02/01

７０年代のレアな歌謡曲を集めたコンピ。カルトというよりトラッシュですな。千昌夫が全編叫ぶだけの「あんたのバラード」や、いくらブームとはいえ何故彼女が？の、千の元嫁シェパードのビージーズ・カバー等、わりと名のある人達の、本当売る気があるのか疑問のナンバーが並びます。そんな中ファン・イーツンの「我愛ニィ」は真のカルト歌謡で、ハマクラによる仄々ラブソング。よくテレビに出てたのでレコードも何もないのに２コーラス空で歌える程印象に残っていた一曲だったのですがようやくＣＤで聴く事ができました。“珍盤集”にもなりきれず“レア名曲掘り起こし”でもない使用意図不明のゴッタ煮盤。

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　2012/01/23

ＵＫディスコ・クイーンのひとりケリー・マリーの、「FEELS LIKE〜」の大ヒットの後鳴かず飛ばずだった頃のシングル集。バッション・レコード時代ものという事で、パキパキのユーロ・ビートばかりですが、結構メロディアスで普通のポップスとしても聴けます。アメリカのディスコ・チャートでロングヒットの「FEELS」は未収ですがそちらは充実のUNIDISC盤で。

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　2012/01/23

７８年ひとり独立したポインター姉妹のボニーのソロ。派手さのない渋めのアルバムですが、アルバムではモータウン調だったオリジナルを、ブームに乗って楽しいディスコ・ナンバーに仕上げたTK10「あなたに首ったけ」を目当てに購入。スキャットを混じえたオリジナルもまたノリが良く、当時この２バージョンをカップリングしたシングルはよく聴きました。このヒットに気をよくした彼女は、次のアルバムでもモータウン・クラシックをディスコにして当てますが、そちらもＣＤ化希望。

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　2012/01/19

シックのお買い得なオリジナル・アルバム紙ジャケ５枚セット。レアなヴァージョンは皆無でも、ヒット・ナンバーは初期に集中しているので主要曲は聴けるし、これがあればベスト盤は不要です。シックならではの斬新さがあったのは３枚目までで、あとの２枚はおまけとして聴くべきかも。

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　2012/01/19

ソーラー・レコードがまだソウル・トレイン・レコードだった頃のキャリーのデビュー・アルバム。何と言ってもシングル・ヒットした「キャリーとダンス」が最高。後にリミックスされ「キープ・スマイリン」としてお馴染みになりましたが、無駄に音を被せて引きのばしたそれより、パーカッシブでタイトなオリジナルの方が数段良くて、僕はこちらがお気に入りでした。ヴォーカルが弱いし他に魅力的な曲がなく、アルバムとしては後年のものの方がまとまっていますが、「キャリーと〜」一曲だけで満足の一枚。

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　2012/01/17

フィル・スペクターのかなりのファン向けコレクター・アイテム。僕は随分昔にビクターから出たコンピとロネッツのベストくらいしか持ってないですが、８０年代に買ったディスク６のアナログ盤（日本編集のベスト盤シリーズの一枚として他のアーティストのものに紛れて発売）は愛聴していたので、馴染みのあるその曲順で聴きたくて購入しました。なので他の６枚はボーナス・ディスクと思っていますが、価格も手頃だし、どっぷり“ウォール・オブ・サウンド”に浸りたい人にオススメ。

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　2012/01/17

この人については全く知識は無いのですが、ディスク・ガイド本で初めて存在を知り、制作年とその美貌からジャケ買いしたら大当り！エムトゥーメ＆ルーカス・プロデュースというセールス・ポイントもありますが、ダンス曲はどれも四つ打ちのバス・ドラから始まり途中ドラム・ブレイクのある、当時自分が一番好きだったタイプのディスコ・チューンが並び、粘っこいヴォーカルもイイ感じ。当時日本盤が出ていたら（出てたかどうか不明）間違いなく買って愛聴盤になっていた筈。ソウル、ディスコ両ファンに絶対お勧めの隠れ名盤。

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　2012/01/07

発売からだいぶ経ってますが、なかなかオリジナル・アルバムがＣＤ化されないポップ・アイドルのベスト。当時アンディ・ギブ、ショーン・キャシディとともに“ポップス御三家”と呼ばれていた（個人的に勝手に呼んでいた？）レイフですが、「ダンスに夢中」はこの年、ここ日本ではアバやアラベスクや「ＹＭＣＡ」を押さえ、年間洋楽売上No.1シングルとなる大ヒットとなりました。トシちゃんデビュー曲の元歌「ニューヨーク・シティ・ナイト」も人気のディスコ曲で、他にも米でヒットとなったオールディーズ・カバー等、堅実なプロダクションでファンでなくとも充分楽しめるアイドル曲が詰まった好盤だと思います。

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　2012/01/07

ずっと前に買ったＣＤですが、年越しのＴＶで見る影もない彼等の姿を観てからずっと聴いてます。彼等が最高に輝いていた時期のヒット曲たち。今聴いてもワクワクします。ほとんどが筒美京平先生によるもので、「仮面舞踏会」はアイドル・グループのデビュー作としては完璧な曲だと思います。好き嫌いは別として当時のテレビ・パフォーマンスは掛け値なしにカッコよかったので、ＤＶＤにしてリリース熱望します。各シングルのカップリング曲も名曲揃いなので全てのポップス・ファンに聴いてもらいたい名盤と言っておきましょう。因みにボートラでは少年隊とのバーチャル・デートが楽しめますよ（笑）。

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　2012/01/07

待望の初ＤＶＤ化ながらおどろおどろしいストーリーのわりに何とも安い雰囲気で、当時流行りの横溝系の怖いミステリーを期待するとガックリな作品かと。しかしそれを補って余りあるのが志麻ちゃんの怪演！。同時期の『悪霊島（の、ひとりＨシーン）』に匹敵する暴れ様で、冒頭の岸田今日子嬢とともに、ラストでは「通りゃんせ」のフルコーラスを聴かせてくれます。おー恐。中身は古臭い「火サス」ながら画面（えづら）はトラウマものの怪作。

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　2012/01/05

ＰＷＬの要人フィル・ハーディングのリミックス・ワークス集。多分目玉であろうジャクソン５やダイアナの曲ははっきり言ってイマイチですが、注目はリック・アストリーの初出し曲。「ギブ・ユー・アップ」も未発表リミックスらしいですし、８０年代ＰＷＬサウンドがたっぷり楽しめる作品。CHERRY RED(CHERRY POP)さん、イイ仕事してます。