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座頭 さんのレビュー一覧 

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     2021/04/22

    妻の誕生日に、購入しました。とても素敵な短編で、イラストも上品です。
    村上春樹の短編は、長編とは違ったユーモラスなものが多いのが特徴ですが、この作品は長編同様、謎めいたストーリーなのが魅力的。読んだ人同士で、主人公の「願い事」は何だったのか、語り合うと楽しいですよ。

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     2021/04/22

    この作品の影響で、ヤナーチェク「シンフォニエッタ」のCDがよく売れました。例によって音楽に関するうんちくがたっぷりなのに、にやりとさせられます。青豆は映画「ニキータ」のヒロインを思わせる腕利きの殺し屋で、村上春樹作品に登場する女性では、ユニークな存在。物語はほぼいつも通り、邪悪な存在との戦いですが、最後は微妙な含みを残しつつも力強いハッピエンドで痛快な読後感を得られます。

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     2021/04/18

    堂々たる名演ではあるのだが、セルとしては珍しく、遅めのテンポで大きく構えているのがユニーク。セルらしいきびきびした動きのブルックナーを聴きたい方には、セルの弟子スクロヴァチェフスキーの全集をお薦めします。

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     2021/04/18

    堂々たる名演ではあるのだが、セルとしては珍しく、遅めのテンポで大きく構えているのがユニーク。セルらしいきびきびした動きのブルックナーを聴きたい方には、セルの弟子スクロヴァチェフスキーの全集をお薦めします。

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     2021/04/18

    晩年のベルリンフィルとの録音よりも、はるかに颯爽とした表現には好感を覚えた。

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     2021/04/18

    序曲ばかり有名で、全曲演奏や録音は少ない「泥棒かささぎ」。私自身もこの盤で初めて全曲を聴きましたが、退屈する場面のない楽しい曲でした。ニネッタ役を歌うゾフィー・ベーヴァン(ソプラノ)をはじめ、出演歌手の出来も文句なし。録音がややこじんまりしていますが、鑑賞には十分なレヴェルでした。

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     2021/04/18

    恥ずかしながらデル・マーという指揮者を聴くのは、この盤が初めてでしたが、両曲とも、特に「威風堂々」は、この1枚で十分なくらいの名演です。
    圧倒的な推進力に加え、エルガーの素敵な旋律、巧みなオーケストレーションを知り尽くした演奏は、細部まで揺るぎがなく、説得力があり、こんなにいい曲だったのかと思わせます。
    威風堂々第1番だけならマリナー&コンセルトヘボウの快演がいい勝負ですが、全曲盤では比較の対象はなく、ショルティやプレヴィンを上回っているでしょう。

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     2021/04/09

    二つの話が同時進行していく手法や、戦時の出来事が現代の人物に不思議な影響を与える設定は、村上春樹の他の作品にも繰り返し現れる得意のパターン。登場人物の談話が冗漫なのが、やや惜しまれるが、物語自体はよくできており、おもしろい。これまた恒例の、音楽に関するうんちくもさえわたっていていて、私はこの本を読んでハイフェッツらによる「大公」のCDを買ってしまった。

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     2021/04/09

    村上春樹が尊敬しているフィッツジェラルド「グレート・ギャッツビー」へのトリビュートとして書かれたと思われる作品。謎めいた人物・免色渉の存在が、これまでの村上文学とは一味違う奥行きを与えている。主人公と免色の関係、免色がわざわざ主人公に接近した動機は、正に「グレート・ギャッツビー」のギャッツビーとそっくり。しかし、免色の異様な性格、行動はギャッツビー以上で、井戸に入っていく辺りは、「ねじまき鳥クロニクル」の主人公・岡田亨のようになり、主人公をくってしまいかねない存在感だ。村上ワールドの枠組みは維持しつつ、独特の味わい、大きなスケールを持つ名作。

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     2021/04/09

    村上春樹自身、自分の主戦場は長編であると宣言してはいるが、この短編集は彼の代表作の一つに挙げたいくらい面白い。世界観そのものは長編と同じだが、皮肉やユーモアの部分がさえまくっているのだ。
    特に私が気に入り、繰り返し読んでいるのは「ファミリー・アフェア」。主人公の青年と妹、妹の彼氏「渡辺昇」の微妙な関係をコミカルにかつ味わい深く綴る。著者自身を戯画的に描いたと思われる主人公の「偏狭な性格」が、とにかく面白い。「渡辺昇」は他の収録作品にも現れる。「ねじまき鳥クロニクル」の「綿谷ノボル」とも関係あるようだ。

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     2021/04/08

    音楽を言葉にするプロ中のプロとして、業界では有名な著者。
    この書では、日本の音楽評論史最大の事件ともいえる「ひびの入った骨董」の件を、徹底的に検証し、実際に起きたことと、評論が与えた影響、吉田秀和とホロヴィッツの心の交流という、奇跡的なドラマに」ついても紹介しており、感動的だ。

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     2021/04/08

    村上春樹の創作のピークに当たる作品だと思います。
    村上文学に繰り返し登場する要素―大切な女性の喪失、学校に行かない魅力的な少女、井戸の底、異世界間の行き来、音楽に関するマニアックな情報など―が、ほとんど登場。どのキャラクターも強烈で、物語の語り口は、奔流のように勢いが感じられます。最近の作品にもそれぞれに良さはありますが、この物語の完成度があまりに素晴らしいため、どこか焼き直しのように感じられるほどです。

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     2021/03/16

    あまた名演ひしめく、2大ヴァイオリン協奏曲のカップリング。オークレールの切れ味鋭く、さっそうとした弾きっぷりとみずみずしい感性が魅力的だ。LP時代の1975年頃、フォンタナの廉価版シリーズを購入。当時の評論家はあまり勧めていなかったが、聞けば聞くほどすばらしく、CDで買い直し、今も愛聴している。音質やオケに厳しい評価をする人もいるが、可もなく不可もないレベルで、個人的には気にならない。

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     2021/03/13

    高校の吹奏楽部時代に少しオーボエを吹いたことがあり、このCDは当時、あこがれだった名奏者の演奏を一網打尽にしたような企画。中でも、最高の名手でありながらソロの音源が少ないコッホによるR.シュトラウスの協奏曲は聴きもの。カラヤンと協演したモーツァルトの協奏曲(今回、収録されず)はオケの響きに違和感があり、好きではないが、このR.シュトラウスはカラヤン&ベルリン・フィルの演奏も精妙を極め、文句なし。他の奏者もみんな素晴らしい。

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     2021/03/11

    LPがリリースされた当初、レコ芸で絶賛されたのを読んで興味を持っていたが、入手困難な時期が長く、ようやく購入できた。序曲の初めの1秒から、素晴らしい緊張感に満ちており、通俗的なイメージとは遠い、感動的な響きだ。最後まで、全てが完璧に近い。問題は、時間が長いだけ。シャイーのデビュー盤として印象深いのはVPOを振ったチャイコフスキーの交響曲第5番だが、そちらの録音は1980年となっており、このロッシーニはさらにさかのぼることになる。若き日のシャイーが、輝かしい才能に恵まれていたことに驚く。

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