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たんぽぽ茶 さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/12/04

    これまで、小澤、ショルティ、バーンスタイン、インバルあたりで、20数年間マーラーを聴いて来たが、この盤は格が違っていた。俺の20数年は、一体何だったのか?と思った。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/10/18

    全体的にややテンポ早めな演奏が多い気もするが、録音の古さとモノラル感でキンキンした感じが上手く消え、聴きやすい仕上がりには(これでデジタル録音なら、かなりキツいかと)。後に残る、即物的な音響商材としての聴き応え感が良質。

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     2011/02/12

    本当は2枚組。リンデ、レオンハルトから買ってしまったが、リュートのラゴスニヒが圧巻。手持ちのコレクションにこの人の名前を探す事態に。渋いCDで結構録音してる。選曲も演奏も日本人の死角だが、かなりの実力の人かと。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/23

    アーノンクールの指揮の凄みというのは、バッハだろうが、モーツァルト、ベートーベン、ブラームスだろうが、通常の指揮者の録音なら、ぼーっとBGMとして聴き流して、ああ、この作曲家はこういう作品だ、という、聴き手があまり根拠なく何となく持ってる作曲家の作品のイメージを、遠慮なくぶち壊し、音楽の語法から作曲家のキャラクターを際立たせていることだ。すなわち、大真面目に、例えばモーツァルトを聴こうと耳を澄ますと、実際にモーツァルトが聴こえてくるのだ。入念な研究と音楽への愛情、自分自身への要求が徹底してるのだと思う。他の指揮者のようには、軽々しく演奏に甲乙をつけれない、危ない人では。

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     2009/10/31

    純オーディオ的に音響商材と見た場合、55年シェリングは、55年シゲティにも、67年シェリングにも勝てないかと。シゲティは、本当に55年モノラル録音か?と耳を疑う音響的完成度。高音域の艶やかさも、中低音の厚みも素晴らしい。同時期のジャズの隆盛もあり、この頃アメリカは凄かった。55年シェリングはフランス録音だが、大戦後の影響か(いかん文脈がズレつつあるが)、モヤモヤしてて迫真力と伸びに欠ける。67年聴いたシェリング・ファンが買うべきかと。待てよ、大戦後10年の貧困の中での記録と考えると、微妙に愛着が出て来た(笑)。

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     2009/10/24

    迫力がない、と言ってしまうと身もふたもないが、最新の録音が音質の透明感とDレンジでの歪みの拒否を目指してるので。室内でのオーディオセット相手となると、70年代、60年代録音のシュタルケル、フルニエとバックハウス(海賊版)あたりのほうが。音質として独自の鳴りが追求されてるのと、音楽家のキャラクターが現在と違っていてインパクトが。

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     2009/10/18

    書籍や音楽CDなどの文化的著作物の価格や流通と、現実的な文化的活動の華やかさは、まだまだ未解明な関係な気がするが、文化活動に向かう若者はたいがい財産などないハズで、国内海外問わず、洋書屋のワゴンに並ぶ百均本やら廉価CDなど、手垢が付きつつ開放的なお下げというのはかなり文化を底から支えてると思う。この盤は廉価だが、ドイツの音楽文化の厚みを直接に感じさせる凄まじさが。録音は古いにしても、わずかゲーテという詩人一人の作品に、ピラニアのように多数の作曲家が向かい合い、なおかつ多数の歌い手が表現にエネルギーを注いでいる姿は凄い。ドイツ人が自分たち固有の文化として、ゲーテ歌曲に向かい合ってる有り様は、国内レコード会社によるクラシックベスト100などの、お誂え向きのシューベルト歌曲集などをコケにするだけの迫力が。なお、1枚は詩そのものの女声による朗唱(朗読ではない)のCD。

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     2009/09/27

    あまり期待せずに聴いたが、集中力、音色、テンポ、雰囲気でブラームスの世界を過不足なく実現してる気が。聴き疲れがない。特に中声部ビオラの動きがしっかりはっきり聴けて、手持ちの盤を全部聴き直したくなるインパクトがある。演奏終えて早く家に帰りたそうなアルバンベルク、ブラームスさえも美しくしてしまうイタリアSQ、残念ながら高音域がキンキンするブダペストなどあるが、この盤はベストでは。

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     2009/09/13

    贅沢な悩みとは分かってるが、あと少しの豪放ささえあれば完璧なんすが。無いものねだりと分かってるが、繊細さでなく、あと少しの破滅感があれば最高なんすが。

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     2009/09/13

    アラを見つけるのが難しい。バックハウスのアナログ盤と比較すると、各楽器の分離の良さで、聴き応えはあるが、どうしてもピアノのカリスマ性が。努力賞として扱うのは残念だが、バックハウスが凄過ぎた。

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     2009/09/13

    俺は好きだ!近年、ブラームスの速めの演奏が主流で、アーノンクールのブラームスも、あまり人気がないようだが、この盤は凄いと思う。伊福部ゴジラが出現か?と錯覚する、重厚に圧倒的な出だし、遠く朝焼けに鳥が飛んでくような管楽器の差し込み、このテンポで音楽が停止してないのは、アーノンクールがブラームスの本質を理解してるから、としか言いようがない。短調の第一主題が重みや厚みを持って聴こえる分だけ、転調後の長調主題は逆に軽やかさを増す。ブッフビンダーに過剰な力強さはないが、バックハウスのピアノ協奏曲1番を超えた盤では。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/08/16

    あるいは未開封のまま、生活に困って売り払う、軽い気持ちで買ったが、この枚数では文句ない編集かと。どうしてもメンデルスゾーンは、ドイツ3Bに隠れて、世間的な軽薄で捉えどころない作曲家以上の印象を持ち難いが、まとまった全体像を捉えるのに好適なボックス。個人的には弦楽五重奏曲2曲でラルキブデッリ、スポット的にジュリアン・ブリームの小曲2曲に驚いた。交響曲には、メンデルスゾーンゆかりのゲバントハウスでクルト・マズア。解説も128頁。在庫があるうちに!

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     2009/07/20

    現在、真っ正面から聴いてみると、音色、コンセプト、表現全てで、どこからどうみても70年代のプログレ、との印象が。最近とは若い人たちの鬱屈や屈折の内容も質も変化してるかも。野暮ったい音の厚みというか、誰か俺を助けてくれ、という叫びのようなくぐもった生真面目さは、すでにフロイドの近作にもなく、懐かしい感じが。

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     2009/07/11

    ネット社会で、ほとんどファシストのような血気盛んなCDレビューも見るし、若い人たちには読み違いされかねないが、吉田の音楽観の背後には、戦中戦後の支配的教養の押し付けがましさへの反発、個人の自由な音楽への関わりを確保する、単なる好き嫌い以上の精神の伸びやかさがたしかにある。日々の生活費稼ぎに余裕のないフリーターなどが、通販サイトの無秩序なレビューやら、急加速してどんどん増える自分のCDコレクションに自分を見失わないための良薬とは言える。時代として、もはやこの人のような、余裕のある高等遊民な音楽批評家は現れえないと思う。

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     2009/07/11

    ソニーは国内盤の値段下げないし、ハズレ盤掴まされたらヤだし、ジャズクラシックも聴きたいし、フロイドのコレクションまではちょっと、という貧乏な人間にはかなり美味しい盤。ライブを前提にしても、ウォーターズはあまり音色やリズムをいじりたくない人のようで、サンプリング音の挿入なども原盤とほとんど変わりなく、かつてのフロイドのベスト盤として聴ける。ライブの観客の様子など聴くと、日本国内ではこういう人はキモいジジイ扱いされかねず、西欧社会のキャパの広さを感じるです。

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