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　2009/08/30

舌の根も渇かぬ内…とはまさにこの事(笑)
通常紙ｼﾞｬｹからHQCD紙ｼﾞｬｹに買い替えた人には全く気の毒な話だが、国内盤は案の定HQ仕様になり高いのか安いのかよくわからん価格設定も相まって、HQ紙ｼﾞｬｹをｽﾙｰした者にとっては好機となったかもしれない。

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　2009/08/30

やれ、ﾘﾏｽﾀｰやら紙ｼﾞｬｹやらSHMやら…と何度も何度も再発され市場に在庫が溢れまくってる作品がある一方、長年ﾘﾆｭｰｱﾙされる事なく(国内盤に至ってはとっくに廃盤状態)放置され続ける作品もある。もはやﾌｧﾝの要望とは無関係なﾋﾞｼﾞﾈｽ上の問題(版権がもう切れたかな？)が絡んでいるから下世話な話だまったく！こういう素晴らしい作品は時代に則した最先端のｻｳﾝﾄﾞで次世代へ継承していって欲しいものだ。

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　2009/08/28

ｼﾝｾを大幅に導入したｱﾌﾟﾛｰﾁについて…『血まみれの安息日』の時はｺﾝｾﾌﾟﾁｭｱﾙに纏め上げる為に必然性があったし、実際に幻想的なｲﾏｼﾞﾈｰｼｮﾝを膨らませるのに効果的に機能していたと思う。
しかしここでは方向性が定まらず迷走ぶりが露呈していて、良く言えばﾊﾞﾗｴﾃｨ豊か、悪く言えば散漫…という事になる。初の紙ｼﾞｬｹ化とﾘﾏｽﾀｰ化は初回限定の稀少性でﾏﾆｱには歓迎されるだろうが、ﾊｯｷﾘ言ってやりすぎ(笑)興味ある人はどうぞ！って気もするが過度な期待はしない事。

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　2009/08/28

作品としては最高評価なのだが…ﾃﾞﾗｯｸｽ･ｴﾃﾞｨｼｮﾝの商品としては実に微妙だな。杓子定規的に二枚組はこの価格って事ならちょっと高い気もする。しかし、輸入盤も三千円弱と然して安くは無いので通常盤を持っている者としてはﾀﾞﾌﾞるの覚悟で紙ｼﾞｬｹSHMの方を買うか…ｲｴｽの例もあり、最新ﾘﾏｽﾀｰが意外とｲｲ感じに仕上がってたりもするから考えﾓﾉだ…ついついｱｳﾄ･ﾃｲｸにも手を出したくなる程の魅力的な作品である事は認めよう。まさにｻﾊﾞｽの代名詞の様な傑作！！

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　2009/08/19

過去のﾚﾋﾞｭｰに関しては間違った情報を鵜呑みにして書いたみたいなので訂正したい。どうやらこのHQCDの使用音源は2004年のﾌｧｲﾅﾙ･ｳﾞｧｰｼﾞｮﾝで間違いなく、既存の通常盤紙ｼﾞｬｹと同一ﾏｽﾀｰの使用という事。だからといって…相変わらず割高なのは否めないけどね。

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　2009/08/19

ｲｴｽをｸﾗｼｯｸと比較して芸術性云々を語るのもｱﾘだが…いくら能書きを垂れても所詮ﾛｯｸって大衆音楽なんだよな。これはｸﾗｼｯｸや映画のｻﾝﾄﾗみたいな感覚で捉える事が出来れば高評価出来る作品なんだけどねぇ…でも実際一時間半でたった4曲っていうのはやり過ぎだし、究極の退屈って意見があっても仕方ない。この作品が万人が認める傑作になり得ない理由は好き嫌いがﾊｯｷﾘ分かれるからだな。

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　2009/08/13

このｱﾙﾊﾞﾑを認められなきゃﾌｧﾝとして頭が堅いかというとそんな事は無い。年を取る事によって物事の判断の価値基準が変わったりする事も往々にしてあるからな。実際、20年前頃は頻繁に聴いていたのに最近じゃすっかりご無沙汰だった。自分にとってはﾘｱﾙﾀｲﾑで体験出来た本作が『流行り物』にしかなり得ず、後追い体験した『こわれもの』や『危機』の方が遥かに素晴らしく思える…何でも最高評価にするのは安っぽいし、相対的な評価だとこの程度。

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　2009/08/10

最近、十数年ぶりに入手する機会を得て久しぶりに聴いたが…当時は凄いと思えた作品も時を経て今聴くとやけにﾁｰﾌﾟに思える。ｷﾞﾀｰ･ﾌﾟﾚｲは当然の如く文句無しに素晴らしいのだが、彼が弾くﾍﾞｰｽの凡庸なﾌﾚｰｽﾞに安っぽい打ち込みﾄﾞﾗﾑの音質…ｽﾎﾟｰﾂ･ﾆｭｰｽ御用達のBGMは実にｲﾝｽﾀﾝﾄな味わい。

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　2009/08/08

ついに待望の紙ｼﾞｬｹ&ﾘﾏｽﾀｰ企画の第二弾で80年代の彼の活躍の象徴の様な作品が再発される！！今ある我が家のCDは二度ぐらい買い替えたのだが…聴く頻度もかなり多かった為か、光に透かすと虫食い劣化して無惨な姿になっている。ｱﾅﾛｸﾞ時代によくﾚｺｰﾄﾞ盤が擦り切れる程…なんて表現を耳にしたが、自分にとってこの作品はその表現がﾋﾟｯﾀﾘだ！！

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　2009/08/06

ﾚﾋﾞｭｰが全く無いので書かせてもらうが…本作はｵﾌｨｼｬﾙでのﾗｲﾌﾞ盤がほとんど無い彼らの、しかも絶頂期の白熱したｽﾃｰｼﾞが存分に堪能出来る最高の逸品！！名盤『ｽﾀﾝﾄﾞ！』の5割増しぐらいの迫力に圧倒される。ｵﾘｼﾞﾅﾙの8ﾄﾗｯｸのﾏﾙﾁﾃｰﾌﾟをｼﾞﾐﾍﾝ御用達でもあり、ﾛｯｸ界の生き証人ｴﾃﾞｨ･ｸﾚｲﾏｰが丁寧にﾐｯｸｽ･ﾀﾞｳﾝ。最高の仕事ぶりで魅せてくれる！それにしても凄まじいｴﾈﾙｷﾞｰだ…

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　2009/08/06

何か得体の知れない威圧的な無秩序の音の放射を浴びる様な感覚に襲われる作品ではある。しかしこのﾏｽﾀｰﾃｰﾌﾟ、仮に高音質で音源が残されていたらどうだろ？？これほど強烈な印象を与える作品となり得たかは甚だ疑問。傑作ﾗｲﾌﾞというのは演奏も音質も共に良くなければ駄目だというのが持論である自分にとって、偶然の産物的な極めて雑でいい加減な音処理による傑作誕生などは認められない。それはﾗｲﾌﾞ･ｱﾙﾊﾞﾑとしての価値評価の根本的な部分として…

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　2009/08/04

今回ようやくﾘﾏｽﾀｰされて嬉しいのだが、SHMのﾎﾞｯﾀぶりには呆れてしまう。紙ｼﾞｬｹでどうしても欲しくなる様なﾃﾞｻﾞｲﾝでも無いから別によかったが…(笑)内容は悪くないが、かなりの粗製ぶりは否めない。慌ただしいｽｹｼﾞｭｰﾙだったのかもしれないが、もし、じっくり腰を据えて制作されていればこのﾒﾝﾊﾞｰでの演奏なら歴史的名盤になり得たかもしれないと思う。ちょっと残念…

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　2009/08/04

究極のﾚｺｰﾃﾞｨﾝｸﾞ直前からﾄｰﾏﾄに至るまでの非常に音楽的変化の激しかった時期でもあり、収録音源の元になったﾂｱｰのｲﾝﾀｰﾊﾞﾙが最大二年以上ある事から、全体的な雰囲気としてはかなり散漫な印象を与える。要するに演奏の良し悪しの差が音のﾀﾞｲﾅﾐｸｽも含めてかなり大きいという事。それでも70年代後半のﾗｲﾌﾞ音源が正式に聴ける貴重な作品として手元に置いておく価値はある！！

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　2009/08/02

ｻｳﾝﾄﾞや曲調があまりにもﾌﾞﾗｯｸ･ｻﾊﾞｽし過ぎている点(�Cのﾊｰﾓﾆｶの使い方なんかﾓﾛ…笑)を除けば大いに評価出来る作品。東洋的なﾒﾛﾃﾞｨ(�Dは秀逸！！)を主軸にﾎﾞｰｶﾙを一つの楽器と捉え、ｷﾞﾀｰｿﾛを含めたｲﾝｽﾄﾊﾟｰﾄを充実させて『演奏』を聴かせるという方法論は当時の日本のﾊﾞﾝﾄﾞでは異色の存在だったのではないだろうか？！ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝ･ｶｯﾌﾟｽとかもやってるけどGSの域を出てないからね…

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　2009/08/02

粗悪な録音状態で市販のｶｾｯﾄﾃｰﾌﾟに落とした音源を今更、人気が出たからといって高音質CDとやらでついでに出すのは本末転倒だよな。