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STRAD さんのレビュー一覧 

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/08/26

    意思の強さを感じる素晴らしい演奏です。きれいに弾こうとか思いをたっぷり表現しようなどとはあまり考えずに、前へ進もうという推進力があります。もちろん音がきたないとか、激しい演奏などではなく、凛としていて、しっかりした基軸を持っている演奏だと思います。

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     2012/07/29

    私が高校生の頃、NHKでアンディ・ウィリアムスショウという番組があり毎週見ていました。オープニングのムーンリヴァーは本当にいい曲だと思いました。このCDはアンディの実力を余すことなく伝えていると思います。このCDを聴いていると、家人が「心が落ち着く良い歌ね」と言っていました。アンディの歌は、例えばシナトラのスケール、メル・トーメの洒脱さなどにははるかに及ばないと思いますが、男性ヴォーカリストとしてはかなりの実力持ち主であることは間違いないと思います。

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     2012/07/07

    CDが届いたばかりでまだ1枚目しか聴いていませんが、とても気に入りました。いかにもラテン的だというような曲想は思ったより少ないものの、例えば第1番のCanto liricoやMelancoliaには心打たれます。聴いていて静かな感動がゆっくりと心に沈潜していくようです。イギリスのモランやV・ウィリアムスの弦楽四重奏曲に似たような感じもします。これから聴き続けていくのが楽しみです。

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     2012/06/10

    こういう音楽を聴くとヘンデルの素晴らしさ、底力を感じます。バッハとは異なるタイプで、音楽の精神が外へ外へという勢いを感じます。それにしても、ソプラノのPiauの素晴らしさはなんと言ったらいいのだろうか。技術(うまい!!)、表現力、熱い思い、など等、とにかく素晴らしい歌手です。聴いていて心の中にヘンデルの音楽が、どんどん入ってくるという感じです。これはいい!

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     2012/06/09

    これまでカザルスの演奏はGR盤のLP、オーパス蔵の1回目のCDとこのDocumentsだけで、他の復刻CDを聴いていないのであまり比較はできないが、オーパス蔵より、そしてGRのLPよりはるかにいい復刻といえる。ノイズは殆どなく、それでいて高音、低音などチェロの弦の音がしっかりと聴ける(弦のうなり音まで聴こえる)。改めて聴いてみると、カザルスは当時としてはかなりの演奏技術をもっていることがわかる。そしてその気迫、推進力、バッハへの思いなど、やはり歴史的名演奏であると確信します。現在ではカザルスよりはるかに上手で、表現力のあるチェリストはたくさんいますが、我々の心に届く演奏はそんない多くはない。一方、このCDはカザルスが単なる懐古趣味でもなんでもなく、他のチェリストと伍して素晴らしい演奏家であったことを認識させる不滅の演奏であると確信します。

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     2012/06/02

    Document盤についての感想です。新盤は期待が大きかったせいか、今一つ満足度が十分でなかった印象がありますが、この演奏はライブということもあってか早目のテンポによるエネルギッシュで推進力のある演奏です。もちろんしみじみとゆったり、情感豊かに演奏する楽章もあり、全体として評価出来ると思います。ただ他に名演奏が多い曲集なので小生のベスト5には入りません。なお、録音はモノラルとしては鮮明でライブのノイズも少なく(拍手は入っています)聴きづらいところはありません。

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     2012/05/05

    ピアノ三重奏曲と小品集を目的に購入しました。小品集をまとめたCDは意外と少ないので重宝します。聴いてみるとそれ以外の演奏もしっかりしていてこれを購入したのは正解でした。シューマンはピアノ曲と歌曲に尽きるという思いは変わりませんが、この小品集や室内楽も心にしみるメロディが紡ぎだされていて大変心地の良いものです。

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     2012/04/30

    この演奏のCDを購入したのは随分前のことで、今回改めて聴き直しましたが、やはり素晴らしい演奏だと思います。当時このようなシャープな演奏は他にはあまり無く(ジュリアードがあったじゃないか、という声も聞こえてきそうですが、ジュリアードは意外とリリックな演奏だと思っています)、この演奏は私の二十種類を超えるコレクションの中でベスト5に入る演奏です。この演奏は、刺激的でかつ音楽に透明性が感じられます。透明性というのは音楽の形がはっきりわかるということでベートーヴェンが表現したかったことが見えてきます。もちろんこの演奏以外にも、時に応じて私が愛してやまないバリリやズスケといった演奏も聴いています。

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     2012/04/21

    バッハの丁度100年前に生まれたシュッツは、未だ一般的には聴かれる機会が甚だ少ない作曲家ですが、その生み出した数多くの作品は一体なんと言ったら良いのか。ムダや過剰なものを削ぎ落とし、精神の核心そのものを余すところなく表現している。わずかな人数のアカペラ演奏から宇宙を感じるといったら言い過ぎか?いや、そんなことはないだろう。現在のわれわれよりはるかに不便で、病気、いくさなどで日常的に「死」がずっと身近であったに違いない当時の人々はどんな思いでシュッツを聴いていたのだろうか。
    マウエルスベルガーとドレスデナーの演奏は定盤といえるもので、少年合唱の独特の唄い回しは素朴でほっとさせられる。個人的には大人の合唱演奏のほうが技術面、表現面で安定感があり好ましいと思うこともあるが、この演奏はそういう次元を超えたものでると思う。まさに私の一生の宝ものです。

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     2012/04/14

    これまでクープランやラモーなどのフランス系統の鍵盤演奏は、装飾音が多くてあまり聴いてきませんでしたが、格安だったので購入しました。ところが結果は大正解でした。個人的にはバッハのようなカチッとした曲のほうが好みですが、このボーモンの演奏は間然するところがない素晴らしいもので、聴いているとお能によく出てくる女性の「情念」の青白い炎のようなものを感じることがあります。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/04/14

    バッハ以前のバロック時代の三巨人(あとの2人はシュッツとモンテヴェルディ)の一人であるフレスコバルディの全集です。当然三者三様ということですが、合唱曲が中心の二人と比べて鍵盤楽器を主に作曲したフレスコバルディの曲は、当然のことながらクープランやラモーのように華麗という雰囲気のものではなく、むしろ素朴さを感じます。一方、シュッツのような北ドイツ(当時はドイツという国はありませんが)の厳しい自然や30年戦争のような日常的に死と向かいあった緊張感とはまた違った精神性を感じます。ロレッジャンの演奏は若干アゴーギクやルバートが勝っているところも散見されますがが、雰囲気は素晴らしいものがあります。録音も良いしバロックファンならば必携の曲集だと思います。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/20

    これまでヘンデルはメサイアや室内楽をちょっと聴いた程度で殆ど知らないと言っていい中でこのチェンバロ曲をたまたま聴きました。陳腐な表現になってしまうが、やはりヘンデルはバッハと比べると大らかさを感じる。バッハはより深く沈潜するがヘンデルはもっと表に出ようとするということか。もちろんどちらが優れているかという次元のことではない。個人的にはバッハの、例えばパルティータなどの鍵盤曲のほうが好きだが、このヘンデルの組曲も聴いていて心が元気になる。ヘンデルは付き合っていて楽しくなりそうな(一緒に酒を飲んで盛り上がるタイプか)人間であることがよくわかる。でも私はバッハとゆっくり語りあって飲み明かすことが多い。ボルグステーデの演奏も間然するところがない。まさに至福の時だ。

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     2012/03/18

    リストは今まで殆ど聴いてきませんでしたが、「巡礼の年」を聴いて以来、単なる技巧だけではないその抒情性に惹かれてこの曲集も購入しました。これまでのレビューで述べられているとおりピサロの演奏はあまりハンガリー色を出していませんが、却ってそれがリストの音楽性を表現できているように思います。これはいいですね。

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     2012/03/17

    グリーグの抒情小曲集はメンデルスゾーンの無言歌と並んで私の好きな曲集ですが、このアウストボーの演奏は心が穏やかになれるいい演奏だと思います。私がこれを聴いていると家族が、「これはなんという曲?いいね」と言ってきます。そうです、いい曲集なんです。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/11

    ブクステフーデはオルガンが有名ですが、チェンバロ曲もしっかり書いています。クープランやラモーのように流麗な曲は多くなく、曲自体は割とシンプルな構成です。またバッハと比べると音楽の密度はいまひとつと言わざるを得ません。しかし、ブクステフーデらしく朴訥で、一途なものを感じることができいい曲集だと思います。ステラの演奏も一音一音確かめるような真摯な演奏で味わいがあります。

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