トップ > My ページ > ドンナー さんのレビュー一覧

ドンナー さんのレビュー一覧 

検索結果:109件中31件から45件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/03/05

    フルトヴェングラーのリングを聴くなら、この50年のスカラ座を採りたい。さてこのディスクだが、私は今回発売のSACD盤は所有しておらず、所有しているのはキングからの2回目のCD化のものである。これはチェトラのLPに比べても音がこもり気味で不満だった。今まで聴いたCDでは私はチェトラのLPの盤起こしのフランス協会盤か、アルトゥスの「ラインの黄金」の音が良かった。このSACD盤がそれらを上回る音質なら是非、大枚をはたいて買ってみたい。しかし、メーカーの宣伝文句からはそれがうかがわれない。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/02/25

    このグランドスラムのオープンリールテープからの復刻盤は驚異的に音質が生々しく、グラモフォンの既出盤を凌駕しています。ムラヴィンスキーの演奏を鑑賞する上で、録音が良いことはとても重要だと思います。在庫のあるうちに購入をお勧めしたいと思います。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/01/30

    フルトヴェングラーがスタジオ録音した代表的録音として名高いもので、LP初発売時のゴールデン・カップリング。今更、演奏について言及するまでもない。平林氏によるオープンリール・テープによるフルトヴェングラーの復刻としては、最高の出来映えだと思う。両曲の決定盤として今後、愛聴していきたい。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/01/30

    平林氏によるオープンリール・テープを使った復刻盤は、素晴らしい出来栄えです。オーケストラの編成のせいか分厚い響きは期待できませんが、実に瑞々しい演奏で、また、ワルター流のバスを効かせたところも生々しく響きます。演奏、音質ともに新鮮です。この復刻盤の発売を待った甲斐がありました。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/11/01

    両録音ともにメロディアのLPやDG、オーパス蔵などのCDでよく知られた名演。オープンリール・テープを使った復刻で定評のある本レーベルのCDに俄然、期待は高まる。まず「第4」は、多少のヒスノイズはあるものの、良好な音質であり、時には陶酔的な演奏で、時には猛烈なスピードで聴く者の心を大いに揺さぶる。この演奏を前にしては、ムラヴィンスキーもカルロス・クライバーも忘れてしまう。一方、「第5」だが、これは高音がややきつく、これまでの当レーベルのオープンリール・テープを使った復刻ほどの音質改善はなく、個人的にはがっかり。この録音に関しては、今後もオーパス蔵、デルタ、ターラのCDやメロディアのLPにお世話になりそう。ところで、ライナーノートは、GS−7016の採録であり、すでにそのCDを持っている者としては、まだ我が国に知られていないフルトヴェングラーに関する論考やエッセイを翻訳掲載か、あるいは制作者によるテープ入手の経緯や復刻の理由、既出盤との音の違いなどについて忌憚なく記したテクニカル・レポートでも収録して欲しかった。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/10/03

    フルトヴェングラーが北西ドイツ放送交響楽団に客演した際の名演として知られる録音。このグランドスラムの復刻盤は、相当状態の良いオープンリールを使ったのだろう。ターラやEMI、仏協会の復刻盤よりはるかに音が良い。決定盤としてお勧めしたい。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/08/07

    クナッパーツブッシュを我が国に積極的に紹介した宇野功芳氏が先日亡くなったこともあり、氏を偲びながら本盤を聴く。基本テンポは遅いのだが、奇異な感じは全くなく、むしろ丁寧に演奏されている感じ。ベートーヴェンの7番の2楽章やエロイカの第2楽章は実に感動的。楽章のインターバルはカットされているが、前後の拍手が入っており、拍手が鳴り止まないうちから指揮を始めるクナ流儀が微笑ましい。音は聴衆ノイズを抑え聴きやすく整音されているようだが、62年録音の方が54年録音より音が良い。ライナーノートによると、Artisitic Supervisonは、Gottfried Kraus、Remasteringは、Ton Eichinger / Harald Huber、Sound Designは、Othmar Eichingerと表記されている。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/07/20

    いずれもクナッパーツブッシュの個性がにじみ出た演奏である。ブルックナーはスタジオ録音とスタイルは同じだが、味は濃い。またシューベルトやシュトラウスも独特な演奏ながら説得力がある。音質はフルトヴェングラーのセット同様、適度に整音されており、またノイズ処理も施されているようだ。個人的には多少の瑕があっても野太い音の方がクナらしいとは思うが、より聴き易くしたのだろう。特典のクリスタル製のスタビライザーというのも、アナログ・ファンを意識したものだろう。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/06/15

    グランドスラム・レーベルによるオープン・リールからの復刻盤。確かに平林氏が記すように、このベートーヴェンの1番と6番のブライトクランク・ステレオは、もともと録音が良く、また、曲の性格、オーケストラがウィーン・フィルであること、晩年の巨匠のスタジオ録音で造形的に整っていること等を踏まえて、かなり素晴らしい音でこの名演を堪能することが出来た。弦楽器や管楽器が実に惚れ惚れする音色を響かせており、6番の終楽章など、非常に感動的である。かねがね、私は平林氏にはオリジナル・モノの英EMIオープン・リールからベートーヴェンを復刻してほしいと思っていたのだが、ブライトクランクの素晴らしさを聴くにつけ、その気持ちも失せてしまった。なお、解説書がエルヴィン・ミッタークなる人物によるフルトヴェングラーに関する短いエッセイで、貴重である。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/05/17

    先日、N響定期におけるパーヴォ・ヤルヴィ指揮のマーラーの1番の演奏に感動したばかりだが、このワルター盤はそれを上回る。大感動した。本当に凄い演奏だ。おそらく、それは2トラック38センチオープンリールを使用して復刻したグランドスラム盤の鮮明な音のせいもあるだろう。ソニー盤とは次元が違う。そしてさらに嬉しいことは、米コロムビア盤のLPにあったこの曲についてのワルターのエッセイが完全邦訳で読めることだ。マーラーとの出会いから、1番についてのワルターの率直な思いが伝わる貴重な文章である。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/03/07

    これまでのCDとは比べものにならないくらい素晴らしい音質です。楽章間のインターバル、終演後の万雷の拍手、オーディエンスノイズの有無にさほど興味があるわけではありませんが、このような歴史的名演ともなると、意外と聴き手の印象に大きな影響を与えるものですね。管楽器の味わい深い音色、分厚い弦の響き、兎に角、最高の音質で復刻され、感動を新たに出来たことはこの上ない喜びです。星を10個与えたいくらいです。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/02/28

    再プレスされたのを機にようやく購入することが出来ました。テープのヒスノイズがやや気になるものの、モノクロ画像がカラーになったような感じで蘇りました。スタジオ録音に比べ、バイロイト盤のブライトクランク・ステレオ化は、成功していないといった批評もありましたが、この平林氏による復刻は、大成功だと思います。フルトヴェングラーが正規ステレオ録音を残さなかったため、後年、それを実現させようとした独エレクトローラ社の技術陣の心意気に思いを馳せながら聴いてみるのも良いでしょう。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/02/14

    フルトヴェングラーの第9として、バイロイト盤しか知らない人には是非聴いてほしい。3ヶ月後の死を前に、疲れて生気がない、抑制が効いた、とも評す評論家もいるが、とんでもない。当時は精力的に指揮活動を行っており、さらに表現の深化を目指して模索していたに違いない。フィルハーモニア管弦楽団とは「トリスタン」の大名演を残しており、わかりやすい劇的な表現はやや後退したが、一音一音が充実しており、生気にみなぎっている。凡百の演奏家とは次元が違う。音質はこれまでのターラ盤、オタケン盤よりも良くなっているが、私の機器ではその差はわずかだと思った。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/01/17

    カパポチさんにまったく同感。音質の点を考えてこの名演を堪能するならば、EMI盤の方を採るべきだ。アナウンスやフィナーレの六重奏のシーンがオリジナル通り54年演奏である、といった資料的価値しかない。没後60年記念ということで、市販化されたのだろうが、発売関係者は、よくよく考えていただきたい。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/08/27

    カルロス・クライバーが亡くなってから10年経つとは早いものだが、ここに聴く録音が30年以上前のものだと思えば、もう歴史的録音と言うべきか。4枚がオリジナル・ジャケットに入っており、180グラムの重量盤ということで、アナログ・ファン必聴のアルバム。「オリジナルス」のマスターを使ったものではないかとも思ったが、宣伝どおりオリジナルからあらためてリマスターしたものと思って間違いないだろう。CDやSACDに比べて、繊細な音の仕上がりとなっており、クライバーらしい躍動感と流れるテンポは、実に素晴らしい。外箱にはシリアル・ナンバーが付されており、分母が2800となっていることから、本当に2800セット限定ならば、早く購入されることをお勧めしたい。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:109件中31件から45件まで表示