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mid-massa さんのレビュー一覧 

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/06/01

    こういう珍しい録音が残っていたこと自体に感謝。演奏についてうんぬんするのはどうでも良い。個性のない、無国籍のただ録音が素晴らしいだけの音(音楽ではない!ただの音の羅列でしかない!)に慣らされた諸君には「ただのへたくそな演奏」でしかないだろう。確かに現代ではアマチュア楽団でもこの程度の音は出せるかも知れない。しかし50年近くも前に(小生の中学時代だ)これだけの音が残せたのだ。それも80越えた老人の指揮で、だ。今の音響効果満点のホールでやっていたら、昨今のティンパニだけがやたら強調された例の何とか版の軽〜い演奏なぞ吹っ飛んでいるに違いない!しかしシューリヒトはフランスのオケを結構振っていたんだなあ、と思った。このシューリヒトのシリーズはみなフランスのオケである。合奏力には問題があるかも知れんが、けっこうやってくれてますやんか?他のもぜひ聴きたい。それともう他にフランスオケ物やシューリヒトの他の未CD化録音はないんでしょうか?アルトゥスさん!

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/17

    LP時代、1000円盤でエロイカ、グレイト、ブラ1等と並んでそれこそ盤が擦り切れるほど聴いた名演。ひとことで言えば皆さんご存知の通り、超ラテン的「第九」。ドイツ系の指揮者ではこんな演奏は不可能だろう。第1楽章、速いが熱情にあふれていて、再現部のティンパニなど特に凄いが、昨今のベーレン何とか版のティンパニをただ叩かせるだけの演奏なんぞくそくらえって感じの、いわゆる「爆演」だ。第4楽章、ソリストの歌いっぷりはバラバラだが、テノールの歌い方が面白く、好んで聴いている。ミュンシュならもっと激しい演奏かと思って購入したのだが、意外に淡々と流れる部分もあって、一筋縄ではいかないのがこの指揮者の特徴だと感じさせられる。もっともっと芝居っ気があっても良かったのかな、と思うが当時としてはこれが限界だったのだのかも知れない。甘めの満点。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/17

    ずっと以前、大阪でもっと安く入手した。その時は「何や?グレイトだけしか入ってないのか?もったいないなあ!」と思ったものだが、聴いてみて納得!これは素晴らしい演奏だった。数あるグレイトの中でも、ベスト3に入れたい名演だ。ヴァントにしては珍しい(?)圧倒的迫力!いや、ヴァントはブル8でも、ブル5でもベルリンフィルを振った時は迫力がいっぱいだった。迫力といっても力任せのゴリ押しでもない。歌がある。粋がある。意地がある。まさしく後世に残す価値のある1枚と言っても言い過ぎではないだろう!もちろん、満点!

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/08

    このセットの音源は多分数年前までカナダの会社から出ていた例の「缶入り」のCDですわね?こんな形で再発されるとは・・・。内容はもう「缶入り」の方で幾多の諸兄の評価を受けたもので文句はありません。正直言って迫力はないが、どの曲もまじめに振っている内容に納得された方も多かったのでは?小生など、あの「缶入り」が欲しくて合計3組もHMVさんで購入したものです。それぞれ友人に差し上げたり、結婚祝いにあげたり、と今では「1缶」しか残っていませんが、今でもこの「缶入り」は小生の宝物です。でも最後の時期にはたしか1000円を切っていたんじゃなかったかなあ?今となっては懐かしさでいっぱいです。このセット自体は持っておりませんが中身の同じものを持っているというだけで強引に投稿させていただきました。「持っていますか?」のところも「持っている」にチェック入れさせてもらいました。内容は古き良き時代のウイーンとロンドンSOのいかにもイギリスそのものという感じのミックスされた「大人のベートーヴェン」と思います。ただ音はもともとあまり良くなかったのですが、メモリーズでどうなったかは定かではありません。そんなわけで、これから買おうとされる方の参考にはとてもなりませんが、思い出を込めてのレヴューです。その意味では、どうも、失礼しました。

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     2013/05/08

    5枚組みなので交響曲4曲が各1枚づつ入っているのかと思いきや、3+1、2+4、それにPC2番、VC等、最後がドイツレクイエムである。シューリヒトはブルックナーで高評価を与えられているが、小生はブルックナーより、このブラームスこそシューリヒト向きのような気がする。突然のテンポの変化等、なかなか面白い演奏だ。ライブあり、スタジオあり、オーケストラもバラバラの、メモリーズお得意のいわば「寄せ集め」ではあるが、けっこう楽しい!値段が元々1500円位だったのが今回1000円ちょっとに値下がりしたらしく、この機会にぜひ買っておいて損はない、と言えましょう。このレヴューが載る頃は売り切れかも知れませんが・・・。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/08

    このCDはHMVの紹介欄でも4番以外はノヴァーク版となっていたのでその意味では大きな期待はしていなかった。また、年代の割に音が悪い、ということも聞いていたのであまり期待せずに聴き始めた。しかし、音の悪に部分は確かに、特に9番のアダージョの始まり部分等、かなりひどい部分もあるが、全体にゆったりしたテンポで聴きやすい。84年〜89年までの録音ではあるが、当時のルーマニアの政治情勢等を考えるとデジタルなど考えにくく、仕方ないとも思える。それでも音は悪いが9番のアダージョなど30分超えであり、また4番も70分を超えており、満足できる内容だ。しかしこの指揮者はブラームスでもそうだったがけっこうクセがある表現をすることがあり、油断できない部分もあって聴きごたえがある。小生の気にいったのは、やはり4番、そして音は悪いが9番、8番もハース版だったら・・・と思わせる名演、3番もラストが面白いし、この値段ならまずまずではないだろうか?時代背景を考えると、たしかによく完成したものだなあ、と思わせる。その功績を考慮して、また音の悪さを割り引いても、★4個は差し上げたい。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/03/02

    ベト5についてのみ書かせていただきます。解説書を読むとものものしい感じがするが、実際聴いてみると意外にまともな演奏だった。フィナーレの入りは確かに素晴らしい!こんな演奏もできるんだなぁ、という感じ!思わず、メンゲルベルクのベト5(1937年の方)を想い出した。これを会場で実際に聴けた人は良かったなあ、とつくづく思う。ついでに、と言っては悪いが『アリア』も素晴らしい。これがベト6+エグモントのと2枚で990円とは!とても満足です!ちなみにやっぱりケーゲルはライブでないといけませんなあ!マーラーの1+2でも、まあ賛否はあるでしょうが、恐ろしいほどの迫力だった。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/03/02

    「幻想」以外は興味がないので「幻想」だけ書かせてもらいます。はっきり言ってやや失望です。悪く言えば、ただ荒っぽい演奏(これを爆演というのかどうか知らないが)にしか聴こえない。速いのは大変結構であるが、ミュンシュもパリ管もデビュー戦とあって緊張しすぎたのかな?同オケとのブラ1が素晴らしい(個人的には同曲のベスト3に入る名演!)ので、そんなのを期待していたので、また皆さんのレヴューを見てから購入したのに、ちょっと肩すかしを喰った感じです。もうちょっと情熱があふれているのかと思っていたので、もちろん昨今の指揮者のように冷静というよりクールを通り越してただの楽譜通りの機械的なつまらない演奏に比べれば、例えばヤマカズの第九と同じような一期一会の素晴らしさはあるものの、ミュンシュなら、もっとやれたはずだ、もうちょっとやれたはずだ、という気がしてならない。彼の日本Poを振ったブラ1(BSフジでやっていたもの)のビデオを録画したのを持っているが、あれは素晴らしい迫力だった。まあ、今回のCDも画像がないからそう思ってしまうのかも知れない。しかし、無駄な動きも何もない、音楽にすべてを賭けた彼の面目躍如たる演奏であることには間違いないので、ここは敢えて★4つ献上しますわ!

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/01/24

    みんなあまり注目しないがメニューインは良い録音を残したと思う。特にこの第九など、実況盤であることの良さを端的に表している。オケがへた?指揮者の素人っぽさ?大いに結構ですよ!独奏者としては名を残し、指揮者としても「偉大なるアマチュア」であることを逆に「売り」にしていたような気がする。フィナーレの最後の部分など「師匠」のフルヴェンを意識したかのようでもある。これがかのベーレンライター版使用らしいようなことが書いてあった気がするが、ジンマンのつまらない演奏と比べて何と感動的な演奏だろう!小生はこのシリーズをベト全集で持っているがどれも満足出来る演奏である。「偉大なるアマチュア」に敬意を表して満点です!

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     2013/01/16

    このセットを買う気になったのは3番がエーザー版とほぼ同じなのと、7番がハース版だったから。8番は別に持っていたが、残りの3曲を2190円で買えるとは思わなかったことも理由の一つ。さて演奏は全部ライブということだが、あまりライブという感じはしなかった。つまり1発勝負ではなくて何回かの演奏の中でええとこ取りして作ってあるからだろう。最近はこういう作り方をする「ライブ盤」が増えましたなぁ。昔の、バレンボイムのサンサーンス3番のようにパリとシカゴでオケとオルガンの合わせ録りなんていうのもあったことを考えれば、まあ、一概に悪いとも言えないのだが、やはりフルヴェンのような緊張感に包まれた演奏にはなりにくい気がする。各曲については、7番はハース版でけっこう良かった。3番はノヴァーク版第2稿だったか?1877年版でエーザー版とは少し違っている気がするが、まあ、よろしい。4番は普通のノヴァーク版だが、やや忙しい感じの演奏、ゆとりがないような気がする。8番は前から持っていたが、速さはいいのだがやや音がうるさい感じがする。総合的にはまあ、甘めの★4つにしときますか?

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2013/01/11

    これまでこの指揮者で3〜7,9番を聴いてきた。どれもみな、軽かったのでけっこうけなしてレヴューを書いてきた。この第8もそうなるかと思ったが意外や意外、けっこう聴けた。期待が低かった分、けっこう聴けたのかも知れない。ヴァント・朝比奈などの名演とはオケの規模等を考慮しても比べるべくもないが、他の曲でもこうした演奏をしてくれていたらもう少し、評価は変わっていたかも知れない。名演とは言い難いがけっこう聴ける演奏ではあった。文句があるなら買わなければ良いではないか、と言われるかもしれないが、ブルファンとしては出ているCDはほとんど持っていたいという悲しさ、判ってもらえますかなあ?

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/01/11

    変な見方かもしれないが、何か第5楽章を筆頭に不自然なテンポの変化が多い様な気がする。無理やりCD1枚に何とかおさめようという制作者の意図が見えるような気がする。フィナーレの最後近くの「甦るだろう、そう、甦るだろう」という小生の大好きなソロ+合唱の部分がやたら速すぎるかと思うと、すぐまた遅くなったり、どうも、これまでブルックナーで聴かせてくれた名演奏と違う気がする。皆さんの言われるように次作に期待しようか?ただ、小生の購入したCDには2012年版のカタログが付いていて何か得した気分にさせられたのはご愛敬。

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     2013/01/11

    5番と9番を単品で持っていた。第8番が聴きたかったので購入。4番+7番は30年ほど前にLPの2枚組で持っていたので聴いたことはあったがCDでは持っていなかった。そんなわけでバラの5番と9番は友人に譲ってこのセットを購入。5番と9番はもともと素晴らしい名演だった。特に9番の遅さは絶品。多少、演奏に乱れはあるが最晩年の録音であることを考えれば許せる。5番も(クナのあの超名演を除いて)発売当時の最高の演奏ではなかったのか?今回聴いた8番は、特にフィナーレのカットは何ともいただけないが、遅いテンポで始まり、終わり方も素晴らしい。どうしてあんなカットをしたんだろう?ノヴァーク版でも許せる演奏なのに、そこだけが残念。4番は若々しい演奏。7番もノヴァーク版だがけっこう聴ける演奏だった。CDになっても音があまり変わらなかったのは嬉しい。この内容でこの価格、即「買い」でしょう!

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/01/11

    30年近く前、LPで4番のみ持っていたことがある。その時は何かうすっぺらな感じがしたような気がする。しかし、今回さっそく購入して、聴き直してみてやっぱり、クレンぺラーは凄かったんだなあ、と、つくづく、納得させられた。1950年代の、まだ、老成していないクレンぺラーは迫力もあって、特に真っ先に聴き直した4番は、やっぱり素晴らしかった。小生も若かったのだろう、そんなクレンぺラーを聴き逃していたのだった。しかし今だに、言い訳になるかも知れないが、レコードの録音も確かに軽かった気がしている。今回聴いた中では2番も良かった。1番も若々しくてけっこう聴けそうだ。他の曲もソリストがシュワルツコップ、ルートヴィッヒ、F.ディースカウと当時の世界一のレベルの歌手が起用されて(シュワルツコップはレッグの妻だから仕方ないか?)いて聴く気にさせてくれる。こんな全集ならいくら出してもらっても大歓迎ですわ!コストパフォーマンスも素晴らしい。文句なしの★5個

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     2013/01/08

    30年以上前に1000円盤のLPで出ていたような気がします。当時はカラヤン全盛で、リンデンバーグもカイルベルトも「安いLPを振るような指揮者=2〜3流指揮者」といったイメージしかありませんでした。その当時はクリュィタンスやミュンシュ、コンヴィチュニーでさえ1000円盤に出ていたのですが、彼らより知名度の低いリンデンバーグなどはドイツの3流指揮者としか思えず、無視していたものでした。それが今聴いてこれほど感激させられるとは・・・。ああ、残念、こうなったらこの指揮者のCDは全部集めてやろう、と思ってしまったほどです。特にブラームスはかなりのものです。またドヴォもチェロコン+新世界でもったいないくらいです。この際カイルベルトのも出ている古いCDは集めてみようかなとも思っています。さてこの2曲、男らしい、勇気のある演奏でした。ガンガンやりまくるのではなく、いかにもドイツの頑固親爺(あ、この人実はルーマニアの人でしたっけね?)、そう、、カイルベルトやコンヴィチュニーとダブってきますわ。伝統的な率直な良い演奏ですよ!

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