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シロクン さんのレビュー一覧 

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/08

    全集として出色。これまで私は全集としては、ケンペ・ミュンヘンPOが最高と思っていたが、録音がいい分だけこちらが上か。ブラームスの音楽の持つくすんだ音色の美学と内燃する情熱が、過不足なく表現されている。ブラームスはあつい(熱い・厚い・篤い)音楽だが、燃えすぎるとそっぽを向くような性格がある。盛り上がらないのは物足りないが、ベートーベンやマーラーで時にバーンスタインが聞かせる灼熱地獄のような演奏は願い下げにしたい。こういう性格が、ケンペとかクレンペラーにはぴったりなのだが、この演奏もその系列と思う。
    もう一つ、協奏曲が本当に素晴らしい。私は1番のP協は正直言って苦手で、CDもほとんど持っていないが、この全集のオピッツの演奏はしっとりとしていて、全く抵抗がなく聞き通した。2番も同系列でもちろん素晴らしい。Vn協もいいが、さすがにベストとは言い難いかな。何せライバル番が目白押しの名曲だから。
    SymNo2、Vn協がそれぞれ2枚にまたがっているが、LPの時代に「英雄」の第2楽章や第9の3楽章を途中で裏返して聞いていた私のような世代には何でもない。文句なく5つ星。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/19

    演奏は歌とともにすばらしい。しかし、DVDにはもう一つ重要な要素がある、ビジュアル的に楽しめるかどうかである。その点、オブラスツォワのカルメンとドミンゴのホセは失格。あのカルメンでは男は狂わない。また、ホセもおじさんの浮気にしか見えない。私はオペラのDVDには満足できないことが多いが、その典型。一番ビジュアル的にかっこいいのはクライバー。「クラさま」ファンにはかけがえのないディスクかも。その点は私も十分に満足できる。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/13

    誰もレビューを書かないのが不思議なくらいの名盤。ともかくこのボストン響の音は素晴らしい。若々しくて豊麗で、巨人にふさわしい。小沢の指揮も全力投球がストライクゾーンにビシビシ決まる快感を味あわせてくれる。どちらかというと水墨画のような枯淡な味わいを聞かせることの多い彼が若いころには困難層をしていたんですね。以前何かの本で「場外ホームラン的な出来栄え」というのを読んだことがありましたが納得。私にとってへ巨人のベスト盤です。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/13

    オーマンディの伴奏がとてもいい、中庸の美学で過不足なく進んでいく。スターンのバイオリンが豊麗だが、ちょっと胃もたれする感じもなくはない。それでも、オイストラッフ並みにもっと評価されていい演奏である。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/13

    スィッチを入れて最初に飛び出してくる豊麗な音に圧倒されて一気に聞きました。オーマンディについていろいろという人がいますが、私はこれまで彼の演奏で失望した経験が少ない。丁寧に仕上げをして行く人で、古典を演奏してもツボを押さえて、きちんとして音楽を聞かせる。
    ただ、こういった音の饗宴のような作品が、彼にとってはやはり十八番であろう。ただ誤解がないように申し添えると、けした外面的な演奏というのではない。作品の持つ美しさをプロポーションを崩すことなく再現するのが彼の持ち味。大汗かいて『感動』を演出する演奏が好きな人とは趣味が合わないことだろう。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2010/03/13

    一番古い録音が1930年、最新(?)のもので1954年、音質には大きな差がある。年代が新しいものは、ベルリンフィルの音を十分に堪能できるものが多い。CD1のレーマン指揮のヘンデルは生き生きとした好演で音も素晴らしい。クナのブラ3はこの指揮者の個性爆発で聞かせる。ブル8は定評あるミュンヘンフィルとのものの方が悠揚としているが、ライブらしい昂揚感のあるこの演奏も素晴らしかった。フルヴェンのブル9は、テンポの揺れが彼らしいのだが、ブルックナーとしてはどうも落ち着かない。同じベルリンフィルを振った盤ならヴァントの最新盤(もちろんこれはこのセットには入っていない)がいい。チェリの演奏は好悪が分かれるだろう。驚いたのは1946年という敗戦間もない時期の「レニングラード」対独戦のソビエト国民の抵抗をヒロイックに謳いあげた作品を、連合軍占領下のベルリンで演奏していたとは・・・演奏は何かちぐはぐな感じがしていい演奏とは思えないが、貴重な記録といえるかもしれない。ベームやカラヤンはあまり期待しないほうがいい。ステレオでもっといい演奏・録音がある。ヨッフムとシューりヒトはいい出来だが、そのために買うというほどではないだろう。価格を考えれば大変に素晴らしい企画で楽しめる演奏が多いが、あれこれ聞き込んで来た人向けで、学生さんが安さにひかれて買うようなセットではない。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/13

    録音のせいか、弦の音が軽く聞こえる。演奏は熱もこもり、曲想を忠実に再現し推進力にも欠けることがない。ベートーベンらしい演奏で、よくできた幕の内弁当のように、細部まできちんと丁寧に音楽が作られている。巨大性とか高い精神性とか、ベートーベンにありがちなものを求める人には受けないかもしれないが、とてもいい演奏です。トップを取るタイプではないだろうが、何を注文して丁寧な仕事ぶりで通を喜ばせる職人的な指揮者のように思います。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/12

    私はとりあえずコリン・ディヴィスが振ったオーソドックスな演奏が今のところ一番好きですが、スィトナーという人、かなりテンポを動かしてロマンティックな表現をするんですね。ドボ8としてはかなり個性的な演奏だと思います。オケの音は弦がなんとなく軽い印象です。ここのところあちこちで取り上げられる指揮者なので、買って早速聞いてみましたが、私はもう少しオーソドックスなインテンポ系の指揮者が好きかな。8番は曲想が意外と軽いのでこれはという名演になかなか出合えない。星は3つか4つか迷ったけど、悪い演奏ではなくて楽しめる部分も多く(緩徐楽章はかなりよく歌うし、華やかなところなど快速テンポでよくオケが鳴っている)気分で聞きわけるといいかなと思って4つにしました。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/12

    解説を見てワイセンベルクはフランスのピアニストだったのか、と再認識。この人はカラヤンと組んで大ヴィルトウオーゾで鳴らした人と記憶している。さてショパンは?と期待したらかなりのもの。大体ショパンの曲は非常によく書けているので、きちんと演奏すればよくなるに決まっていて、そんな意味で私はルビンシュタインがひくショパンが好きです。それをもう少しさらっと軽くおしゃれにしたような演奏です。ただルビンシュタインは録音がひどい。粘っこいロマンティックな演奏が好きな人には勧めませんが、ショパンのピアノ曲を味わうには価格といい申し分ない。ただこの傾向で、もっと素晴らしい演奏がありそうなので星は4つにしておきます。1967年の録音なので、よほどのマニアでなければ問題は感じない音質でショパンが楽しめる。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/06/21

    購入してさっそくブレインのモーツアルトを聞く。モノラルだが音質問題なし。演奏は最高。中庸というか王道というか,ホルンでモーツアルトを聞くというのはこういうことか,という味わい。これが常に同曲のベスト演奏とされるのがよくわかった。
    次に,タシュナー・ショルティ組のベートーベンのコンチェルト。これが予想以上の出来。ショルティの伴奏がややそっけないが,バイオリンはきりっと引き締まっていて,ベートーベンを聞いた,という実感が残る。なよなよと女性的なところがたまらないズスケ・マズア,歌が美しいパールマン・ジュリーニ,やや気まぐれなチョンキョンファ・コンドラシンなどと並べても遜色がない。
    ほかにリヒテルのラフマニノフは,ステレオのロビツキとの不健康で憂鬱な(それがこの曲なんだとは思う)演奏とは別人のような硬質の演奏。伴奏のザンデルリンクが重厚だが暗すぎないで素晴らしい。ホロビッツ・トスカニーニ組は,早めのテンポでバリバリといく。昔流行った言葉でいうところの「アポロ的な明晰な演奏」の典型か。
    その他,フルニエ,カザルスと大御所のそろい踏みのチェロなど,個別に購入してもいいくらいの名演奏。他の管楽器の協奏曲は私には比べる対象がないので,なんとも言えないが楽しめる。
    モノラル盤ばかりなので★一つ減点したが,演奏のクオリティは高い。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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