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DP−900で聴いています さんのレビュー一覧 

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     2018/10/29

    1998年の、まだキーロフ歌劇場管弦楽団といわれていた頃のフィリップス盤もそれなりに気に入って聴いていましたが、最近このSACDを手にしてから、ほぼ毎日のようにこちらを聴いています。バレエ音楽としたらこれこそがまさに「バレエ音楽」ではありあせんか。舞台を無視して、指揮者とオケが熱くなってもなんだかなあ・・・ですよ。演奏傾向は好みの問題としても、この録音の良さは二重丸ですね。ピアニッシモとフォルテッシモの何と大きな落差。いわゆるダイナミックレンジが広いとか大きいとかいうのでしょうか。弦楽合奏の背後で、控えめに鳴るトライアングルの何と清らかで明瞭などこまでも天井知らずにのびてゆくハーモニクスにしばしうっとり。第4番の第四楽章での爆発するフォルテッシモは、しかし全く歪まない。グランカッサは、ドーン!と部屋を揺るがします。音楽は、トランジスタラジオでも楽しめると言う人もいますが、限りなく実演に近い優秀録音は、聴いていて本当に楽しいですよ。

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     2017/05/24

     いったい何十年前になるのか。ぼくはこのアルバムのアナログLPを誰かから借りて、カセットテープにダビングした記憶がある。その当時はユーミンや山下達郎や、本業の(?)バッハの作品を買い集めるのに精いっぱいで、おまけにオーディオにも凝りだしていて、大貫妙子の初期LPにまで手を出す経済的余裕がなかったのだ。時は過ぎCD全盛の時代になり、HMVオンラインで本CDを購入。紙ジャケットだったと知ったのは、手許に届いてからだった。驚いたのは、その音である。4曲目の「都会」での、ドラムスのシンバルレガートがシュワアンシュワアンとくっきりと、かつ気持ち良く鳴るのである。4ウェイ・マルチアンプのトゥイーター用のアキュフェーズA20Vは、12500ヘルツ以上を受け持っているのだが、通常の音楽ソースではヒクヒクとしか振れないメーターが、中音域に使っているのかと思うほどビンビン振れるのだ。ビックリ仰天である。もともとはアナログ磁気テープのマスターのはずだが、アナログLP原盤にする際に、カッティング上のF特や、当時のトーンアームやカートリッジの一般的トレース能力などの諸限界を考慮してハイカット・フィルターなどをかけていたことは想像に難くない。それをCDだからまあいいや、とばかりにフィルターをとっぱらってしまったのだろうか?いずれにしても、すばらしい録音である。ちなみに、現在トゥイーター用アンプはアキュフェーズA36であるが、やはりこのCDではメーターはビンビン振れるので、メーターの故障ではないことは確かである。それにしても、クリス・パーカーのドラムスはご機嫌である。

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     2015/11/15

    さすがに世界的名器だけあって、この聖バフォ協会のクリスティアン・ミュラーによるオルガンの録音は少なくないようで、拙宅にも複数のCDがありました。しかしながら、特に縦方向に巨大な楽器と大聖堂の空間ヴォリュームのためか、なかなかくっきりとした対位旋律が明瞭に聴き取れるかと言えば、うかつに合格点をつけられるような録音は少なかったような印象があります。しかしながら、本SACDにおいてはそのような危惧は無用でした。ことにパッサカリアにおいては、塚谷水無子がいかにバッハのポリフォニーを丹念に分析し構築しているかが、オランダはハーレムからこの私のリスニングルームまで、時空を超えて届けられているようで至福のひと時を堪能いたしました。

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     2015/08/20

    同じシュニットガーでも、第1集と第2集のフローニンゲンよりこちらの方が私は好きです。ズヴォレの聖ミヒャエル教会のシュニットガーは、ペダルタワーにファゴット32がありますが、これはおそらくポザウネ系の木製低音パイプであろうかと推察しますが、やっぱりこれがなくちゃね。とくに今回はクラヴィーア練習曲集第3巻ときていますから、なおのこと豊かで深い低音は不可欠と思います。アルプ・シュニットガー最晩年のこの名器を高音質なSACDで楽しめるのは、まことに至福のひと時です。

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     2015/08/20

    40年前といえば、私はまだ学生でした。当時の彼女(=現在の妻)が友達から借りてきたLPが、この「SONGS]でした。最初は「なんじゃこりゃ?!」でしたが、気が付けば自分もこのLPを買っていました。今回のリミックス盤、大成功ですよ。リマスター盤もわるくはないけど、リミックス盤を一度聞いてからはずっとこちらばかり聴いています。特に大貫妙子さんの声が若々しいのと、「すてきなメロディー」でのカズー復活は感涙ものです。CDやSACDをハイクォリティーで再生できるオーディオ・システムをこの歳まで維持してきて、本当によかったと元気づけられるアルバムです。

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     2014/07/12

    3月にオーディオ誌「ステレオ サウンド」に、付録のSACDと本作の特集記事が載っており、とうとうこうなったかとしばし溜息・・・。私も他のご同輩同様、55巻目のSACDを購入したばかり。3月末には定年退職で、もうこれからは今までのように欲しいと思ったディスクを片っ端から買い漁るなんてできないなと観念していた矢先のことでした。でも結局4月には予約注文していました。全曲をSACDで聴きたいとの想いは、経済的な危機をも乗り越えてしまったのです。さてその内容ですが、対価の支払いに充分答えるものと言えるでしょう。1巻の第4番冒頭、弦合奏でのヴァイオリンが実に美しい。CDでは少しチャラチャラした安っぽいハーモニックスが、SACDではなるほどガット弦のハーモニックスの豊かさが教会の残響によって高い空間に散りばめられてゆくのが良くわかります。合唱も濁らず耳障りな音同志のぶつかり合いが無く、声を張り上げた時のきつい響きも程よく抑えられています。そもそも、演奏開始直前の暗騒音が聴こえるほんの一瞬で、CDを遥かに凌ぐ空間の広さが聴き取れるのが素晴らしい。特に拙宅のように、中音域と高音域に金属製振動版を使ったスコーカーやトゥイーターをご使用の方は、是非一聴されることをお勧めいたします。

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     2014/01/05

     小菅優のベートーヴェンは、ソナタ全集第1巻に続いて2度目の購入とあいなりました。演奏はかっちりと安定しているけれども、窮屈ではなく、若い感性が高く飛翔するフォルテと、それを支える漆黒の静寂にほんのりと浮かぶピアニッシモの対比はまことに美しいの一語に尽きます。ここでもやはり、演奏の素晴らしさを背後からサプライズしているのは、なんといっても録音の優秀さでしょう。SACDの音はこうでなくっちゃと、思わず膝をたたいてしまいました。

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     2013/12/29

     なんとまあ素晴らしい録音でしょうか。フォルテッシモでも音の伸びが頭打ちになることも歪を伴うことも無く、高く天に舞い上がるかの如き光彩を放ちながら消え去ってゆく様は、まさにSACDならではのダイナミックレンジを存分に活かし切ったレコーディングと言えます。演奏も確かに表面的な華やかさを避け、一音一音の隈取に配慮した懐の深い曲の運びに好感が持てます。冒頭の超有名曲、バラード第1番については、どうしてもポリーニの1999年盤CDの息を飲むような深く美しい和声から、華麗でゴージャスな終結部へと至るスマートな構成感には及んでいないと思います。録音がいいだけに、今後の川村さんの研鑽に期待します。

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     2013/12/22

     私もまた御多聞に漏れず、村上春樹氏の「色彩を持たない・・・」を読んでこのディスクを買った者の一人です。結論から申し上げれば、あの小説のなかで流れる「ル・マル・デュ・ペイ」はこのベルマンの演奏以外には考えられないですね。読み終えてから、どうしてもこの演奏が聴きたくなり、3枚組のこのセットを買ったのですが、無駄ではないどころか、この演奏を聴いてはじめてこの小説を読み終えたと実感しました。
     レコーディングもなかなかいいですね。アナログLP全盛期の、自信に満ちた安定感のある音です。DGのピアノ録音のなかでも特にこれ見よがしの高音質を狙いました的な方向性は無いですね。でもクォリティーはしっかり確保されていて、そこが聴き手に安定感をもたらすのでしょう。
     いやあ、それにしても村上春樹氏の音楽通ぶりには脱帽です。

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     2013/02/06

     有名な最初の前奏曲集はLP,CDともに持っていますが、当時はスゲーッて感心した演奏も、今となっては楽譜どおりに高速で演奏するキカイが弾いてるのか?と思うほど今回の録音は美しいですね。若き日のポリーニの録音は、スタインウェイとノイマンのマイクロフォンによって意図的に硬質でクールな音質に持って行ったような気がします。それが今回のレコーディングのようなバランスになったのは、バラードとスケルツォを録音した1990年代からのようです。ミュンヘンのヘルクレス・ザールというこの古いホールのせいかもしれませんが・・・。いずれにしても、この新録音のほうがずっと自然です。録音がいいだけに、SACDで聴きたかったなあ。

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     2013/01/12

     これは素晴らしいですね。40年も前から聴きもし知ってもいたのに、何故かLPもCDも買わなかったのは、自分も弱視というハンディを背負っているという意識から、あえて長谷川きよしという人との距離を置こうという無意識の選択をしてきたのでしょう。でももうこの歳になって、そういう肉体的な負の条件も自己意識のうちに同化したのかもしれません。このCDを聴いて、いままで人生を投げ捨てずにここまで来て、やはりよかったと想いました。ここに歌われている数々の曲に、この人の生き様の積み重ねを感じます。あと、録音についてですが、ヨーロッパ・ツアーのライブ・レコーディングでは、必ずしも電源事情や音響空間特性その他諸々の条件が厳しかったであろうと推察されますが、ライブならではの臨場感とレコーディング・クォリティーを絶妙なバランスで保たれていて、エンジニアの方その他スタッフの方たちにご苦労様そしてありがとうございましたと申し上げます。

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     2012/07/12

    アーレント・オルガンといえば、現存する名だたるシュニットガー・オルガンの修復で有名ですが、ユルゲン・アーレントのオリジナルとしては、カザルス・ホールのオルガンが真っ先に想い起こされます。そのSACDも手元にありますが、このヘルツォーゲンアウラハのアーレント・オルガンと比べると、カザルス・ホールのそれは随分と直接音の比率が高いように聴こえます。プリンツィパル系のパイプは、ボリュームを下げないときびしいな、と感じる部分もいくつかあります。ヘルツォーゲンアウラハのオルガンはまだ建造されてからそれほどの年月を経ていないようですが、響きはなかなかに熟成されたかのようなまろやかさがあります。ペダルの16フィート管も、プリンツィパルバス、ズプバス、ポザウネンバスといった陣容で、カザルスホールのペダルパイプ群とそっくりなのに、ディスク冒頭のブクステフーデのプレリュードでは、一瞬32フィート管があるのかと錯覚したほどの豊かな低音域に、すこぶる安定感とダイナミズムを堪能しました。この、聖オットー教会の空間容量が大きく、かつ適度な残響時間を確保しているのでしょう。特に低音域の豊かさは、天井方向への空間が高く得られているのではないかと思われます。
     この名器と優れた音響特性に助けられているためか、演奏もなかなかの出来栄えだと評価しておきます。

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     2012/07/11

    メジューエワのCDはいつも素晴らしいのですが、このボックスセットは、買ってよかったの一語につきます。ベートーヴェンのピアノソナタ全集は3セットほど持っていますが、このメジューエワの録音を前にして、そのすべてが色あせてしまったと思えるほど、演奏・録音の双方に関して今のところ何の不満もありません。富山県の魚津で、こういうパッケージメディアが製作されているなんて、日本もまだまだ捨てたもんじゃないっ!!

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     2012/05/06

    鈴木雅明さんのオルガンは、いつも中庸を行くおだやかな表情が魅力的ですが、そこには音楽に対する畏敬の念と愛情が込められているからこそたんなる事無かれ主義ではない、人の心を振るわせる浸透力に溢れている何かを感じ取ることができます。アルテンブルッフのクラップメイヤーもリューディングボルトのシュニットガーも、ともに32フィート管を持たない比較的小ぶりなオルガンではありますが、ブクステフーデのこれらの曲をよく描き出しており、なかなかいい楽器ですね。北ドイツ系の隈取りのくっきりしたプリンツィパル管が、意外なほどやかましくないのはBISの録音が良いのかオルガンそのものが良いのか判りませんが、こんなに素敵な音色なら、もっといろいろなオルガンでブクステフーデやバッハのオルガン作品をSACDで出して欲しいものです。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/05/03

     本当に良い演奏ですね。強い打鍵も力任せではなく、ささやくピアニッシモもフニャフニャの腰砕けにならず、楽曲ごとに全体のバランスを見通した上でコントロールしています。でも、その制御は見事に自然で、堅さや表面的な生真面目さは美しく排除されています。それにしても若林工房の録音は素晴らしいですね。メジューエワの録音は、いつも同じ魚津市の新川文化ホールで、ピアノも同じ個体のようですが、毎回微妙に音の響きが違います。調律もそうかもしれませんが、作曲家や作品ごとに少しづつマイクセッティングや録音機材のチューニングを変えているようにも聴き取れます。手間暇を惜しまない製作姿勢が、CDの音質にも現れているように思います。となると、これがSACDだったらどんな高音質の再生になるのか、興味が尽きません。SACD、出してください!!

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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