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はぎ太郎 さんのレビュー一覧 

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     2021/03/20

    チャイコフスキーの「眠り」に匹敵するスケールとグラズノフらしい美しいメロディーに溢れた「ライモンダ」は、動きが少ない1時間を超える第1幕をどう乗り切るかが指揮者の腕の見せ所。正確で丁寧だが、経験不足から聴きと通すの苦痛だった。ピット経験豊富なフェドートフ/キーロフ盤、ジュライティス/ボリショイ盤が双璧だが、ともに入手難。スヴェトラーノフ/ボリショイ盤はスケールが大きいが、流石に音が古く、バレエを逸脱している。現役盤ではこのアニシモフ盤一択になってしまうが、動きが出てくる第2幕、壮大なフィナーレに向かう第3幕は楽しめた。

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     2021/03/18

    かつてLP初期60年代以降はバレエを得意または専門とする指揮者たち、アンセルメ、フィストラーリ、アーヴィング、クルツ、ランチベリー、ボニングなどが19世紀作品をメジャーレーベルにレコーディングしてくれたが、時代の流れと需要がないのか近年はさっぱり新録音がない。そこに登場したバレエ指揮者と手兵のピットオケによる19世紀ロマンティックバレエ、ドリーブの傑作2作品。通常20分程度の組曲にすることが多いが、これは全曲の4割を収録した抜粋盤。アメリカのオケらしく金管が充実しており、輝かしい作品にピッタリ。収録順が有名な「コッペリア」より「シルヴィア」を先にしているのは作品に対する自信の表れか。歴戦のつわものたちの演奏に比べると、メリハリのつけ方が弱く、平板に流してしまう部分が気にならなくはないが、新たな録音は大歓迎なので星5つ。

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     2021/03/18

    神話時代の女神と人間の若者の恋を描いた「シルヴィア」は、チャイコフスキーも絶賛したロマンティックバレエらしい華やかで美しいメロディーに満ちている。壮大な前奏曲から瞬く間にギリシャ神話の世界にいざなう。ロマンティックな作品を得意としたマリが、初演された母国パリ・オペラ座のオーケストラを振ったこの盤は、美しいメロディーに溢れた音楽をスケール豊かに表現。ボニング盤とともに「シルヴィア」の代表盤。「コッペリア」とセットで持っていたい。

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     2021/03/16

    母国ではポストに恵まれなかったマリがオペラ座のオケと組んだ「コッペリア」全曲盤は、オケの特徴を生かした華やかで開放的な演奏。比較的ゆっくり演奏している場面があるが(ボニングの旧盤と比較すると全体で7分程長い)、弛緩することはなく、コミカルで楽しい作品にエレガントさを加えている。「コッペリア」と同じく77年に同じオペラ座のオケで録音した「シルヴィア」全曲盤、「シャブリエ管弦楽曲集」とともにこの時代のフランスの香りが立つマリの代表作。バレエ音楽好きはボニング/スイス・ロマンド盤とともに持っていたい。

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     2021/03/16

    ボニングがアンセルメが亡くなる69年にアンセルメの香りがまだ残っているスイス・ロマンド管と組んだ「コッペリア」は、明確なリズムと明晰なハーモニー、力感をDeccaが捉えた見事な演奏。現役のバレエの全曲盤では筆頭に挙げられる名演。これを聴く限りオーケストラとの相性ともよく、一連のバレエ作品はスイス・ロマンドと録音してほしかったが、残されたのはジルベルシュテインとのチェロ協奏曲集のみなのは残念。有名なアンセルメの57年盤はさすがに音が古く、ぼんやりしており(King国内盤の印象)、またアンセルメにしてはキレがなく、もっさりしている。個人的にはボリショイバレエの巨匠ユーリー・ファイエルが最晩年ボリショイ劇場管と69年に録音した演奏(Melodiya)が一番好き。eurodiscが一度だけCD化したが入手難。「コッペリア」が好きな方は気長に中古を探してほしい。

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     2021/03/14

    19世紀バレエ上演の慣習として演出と振付が優先され、音楽はあくまで伴奏という位置づけで手を入れられたため、カットや他の作曲家の曲も挿入された。このことがバレエ音楽作曲家の評価の低さの原因の一つと思われるが、作曲家本人のせいではない。オリジナルにこだわり初演時の姿を再現したボニングの労作は、通常版より第1幕、第2幕とも15分ほど長く約60分。ところどころ聴きなれないフレーズが顔を出す。通常版に慣れているとやや冗長に感じられ、カットもやむなしと思えなくもないが、初演時の姿を知るうえで貴重なことに変わりはない。モンテカルロの劇場オケは、再録のコヴェントガーデン盤と比べるとオケの技量はやや劣るかもしれないが、さすがに舞台の呼吸をよく知っており、雰囲気があって上手い。

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     2021/03/13

    知らない指揮者とオケでどうかと思ったが、「心地よい演奏」というのが第一印象。コンサート指揮者の構成感を重視した構えた演奏とは違い、良い意味で手慣れた演奏。テンポ、リズム、タメ、しなやかさとも申し分なく、劇性も充分。指揮者は英米のバレエカンパニーの音楽監督を歴任したバレエファンには知られた存在。ロンドン・フェスティバル・バレエオーケストラはDeccaの録音用オケ(ロンドン・フェスティバル・オーケストラ)かと思ったら、英国5大バレエ団のひとつで現在のイングリッシュ・ナショナル・バレエの専属オーケストラだった。どうりで慣れた演奏をすると納得。現行の全曲盤はボニング盤と双璧だが、好みはカーン盤。ファーストチョイスにおすすめしたい。また併録のミンクスの「ラ・バヤデール」からの「影の王国」がまたいい。人気のバレエ作品でDVDは多く出ているが、CD全曲盤はランチベリーがABTのマカロフ版用に編曲したボニング盤しかない。ランチベリーが晩年新国に客演した時、改めて編曲しなおした牧版が全く違った印象だったというので正規レコーディングしてほしかった。

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     2021/03/12

    バレエ音楽好きは必携、オケ好きも必聴のセット。フランスでアダンらから始まるロマンティックバレエ。クラシックバレエに移行し、ロシアにわたり花開きチャイコフスキーを頂点とする19世紀のバレエ史集と言ってよい。バレエのピット経験はないボニングだが、バレエの音楽に必要なテンポ、リズム、呼吸を備えている。残念なのは「ジゼル」と並ぶロマンティックバレエの代表作「ラ・シルフィード」と「ラ・フィユ・マルガルデ」、人気演目でミンクスの代表作「ドン・キホーテ」、チャイコフスキーの3大バレエに匹敵するグラズノフの「ライモンダ」を録音しなかったこと。「ジゼル」と「コッペリア」は2度も録音しているのに。しかし今では上演されない演目やオペラからのバレエ音楽など珍しい作品、楽しいオペラ序曲集など残してくれたことに感謝。

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     2021/03/12

    良い意味でルーティンな演奏。80年代からジュライティスとともにボリショイバレエを支えたコピロフの普段の劇場での上演に即した演奏。バレエ指揮者だけあって無理のないテンポとリズム、柔らかな表現力。好みはより劇性に優れたジュライティスの90年ライブだが、70年セッション録音ともに入手難。ファーストチョイスにはならないかもしれないが、ボリショイの演奏を聴きたければ、手に入りやすさを考え買って損はない。

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     2021/03/11

    スパソフ盤の8年後の録音で同じ劇場オケを録音当時28歳の若手指揮者トドロフを起用した2002年録音。ナクソスとしては若さ溢れる弾けるような指揮を期待したのだろうが、初レコーディングの緊張からか慎重で丁寧な演奏になった。悪くはないがこのバレエの楽しさを十分表したとは言えない。しかし現在手に入れやすい全曲盤として貴重。ファーストチョイスはスパソフ盤。入手の手間をいとわなければフェドートフ盤がさらに上を行く。

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     2021/03/11

    バレエファンにはお馴染みの人気演目だが、音楽ファンにはスルーされているミンクスの楽しい音楽。世界初録音(1994年! 遅っ)でブルガリアの指揮者と地元の劇場オケを起用。録音当時41歳の気力が充実したスパソフの元、バレエを知り尽くしたオケがバレエの雰囲気と音楽を過不足なく表現。8年後NAXOSが同じオケで28歳の若手指揮者トドロフを起用した盤は悪くはないが、キャリア不足かゆっくりした場面だと緊張感が切れ弛緩した部分ががあるので、ファーストチョイスにはスパソフ盤がオススメ。更なるオススメはたびたびの来日でバレエファンにはお馴染みのフェドートフ/マリインスキー劇場(1986年録音当時はキーロフ劇場)の重厚で豪華な演奏(なぜか第2幕からライブに変わる不思議なCD)。中古でもほとんど出回らず入手困難だが、ロシアの発売元(Classical Records)に頼めば送ってもらえるので、興味があれば取り寄せて聴いていただきたい。併録のグラズノフの「コンサートワルツ第1番、第2番」がまたうっとりする素晴らしい演奏です。

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     2018/05/23

    ドラティの「くるみ割り」目当てに購入しましたが、余白扱いのフィストラーリの「眠り」が群を抜く素晴らしさです。バレエ曲らしいエレガントさと切れ味の良さ、力強さが同居する理想の名演です。ロンドン響もキレキレです。LP1枚分の抜粋なのが惜しい。Decca録音なので音の古さもありません。フィストラーリは「白鳥」と「眠り」の全曲盤はモノラルでありますがさすがに古く、絶好調のロンドン響とそのまま全曲をステレオで録音してほしかったです。オランダ放送管との「白鳥」は微妙です。★5はフィストラーリに対してです。ヘボウの「くるみ割り」は私には重く、シンフォニック過ぎました。

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     2016/12/18

    ナクソスさん1枚お忘れではないですか。「蜘蛛の饗宴」と珍しい「パドマーヴァティ」組曲の1枚が入っていません。5枚組で出せばよいものをなぜ4枚組で出したのか謎。演奏も録音も価格もよいので本来は5点ですが、減点1点。これから買われる方はご注意ください。

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