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saitaman さんのレビュー一覧 

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     2023/12/02

    20世紀の名バイオリニストの1人シゲティの録音集。全てステレオ録音のみ。オリジナルテープのノイズもあるが録音された年代を考えると音質は悪くない。シゲティはプロコフィエフやバルトークとも親交があり、コンサートで彼らの協奏曲を弾くときにはリハーサルのときに指揮者にアドバイスをすることもあったという。このボックスでもベートーヴェンやブラームスはあるが、個人的にはDisc5のストラビンスキー、プロコフィエフ、Disc6のオネゲルやバルトークなどの近代作品を集めた小品集の方が印象に残った。

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     2023/11/24

    フィラデルフィアサウンドを活かした美しいシェエラザード。それほどエキゾチックな感じはないものの、ムーティはこういう物語性のある曲はとてもうまくまとめる。

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     2023/11/23

    フィラデルフィアサウンドを活かしたムーティの張りのあるキビキビして劇的な音作りが楽しい。この曲はこのくらいやってくれた方がいい、というようなサービス精神に溢れる。録音も良い。

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     2023/11/19

    美しい。天上にいるような錯覚さえ覚える。ウクライナ出身の現代作曲家Silvestrovの合唱曲集。シンプルに徹しながらけして単純ではなく現代的作曲技法を凝らしてあり退屈しない。極上のハーモニーが響き渡る。

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     2023/11/18

    ウクライナのキーウ出身の現代作曲家Silvestrovのアカペラの合唱曲集。透明で、しかし現代的で、穏やかな、静寂を追い求めるハーモニーがしんしんと響き渡る。

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     2023/11/11

    ウクライナのキーウ出身の現代作曲家シルヴェストロフの無伴奏チェロ向け作品と2台のチェロの作品で構成されている。静寂と響きを巧みに操り、一見穏やかでシンプルな作風ながら、けして閉じない、対話のある、独自の世界を築いている。

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     2023/10/29

    少しおっとりとした感じでウィーンフィルを響かせながら歌い上げる。何より、4人のソロと合唱の出来と一体感が見事過ぎる。1970年の録音なのに、無数にあるこの曲の録音の中で今でも屈指の名演であると思われる。

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     2023/10/29

    ベームとウィーンフィルらしい少しノーブルな響きのする「英雄」。無数にあるこの曲の録音の中でもカラヤン&ベルリンフィルとならんでリマスタリングを繰り返して生き残っている定番と言えるもの。序曲の方も悪くない。ピリオドスタイルが流行ったり、デジタル録音に変わったりいろいろあったが、現代の明瞭&くっきりでキビキビした演奏から離れて改めて聴いて思うことは、時代が変り人が変わり主流となるスタイルや周辺技術に変化が生じてもウィーンフィルそのものはやはりウィーンフィルであるということだ。

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     2023/10/28

    ロトがSWR交響楽団の首席指揮者だった頃に録音したリヒャルト・シュトラウスの交響詩全集。非常に丁寧に丁寧に徹底して作り込んだことがよくわかる良質な演奏である。忙しい現代の一流オーケストラにおいてここまで細部に渡ってこだわってじっくりと取り組んだ仕事ができるのは借り物の指揮者ではなかなか難しい。解釈そのものに特別なものは無いのだが、楽団と指揮者の双方が高い意思を保ってしっかり仕事をしたのが伝わってくる。また、ロトの録音はどれもそうだが、一つ一つの楽器がクリアに明快に的確に正確にバランスよく響き、オーケストラはソロの名手達が集まった集団なのだということを実感する。正直、カラヤン&ベルリン・フィルを始めとする屈指の名演があるリヒャルト・シュトラウスの交響詩において今さら新しい録音を聴く必要はそれほどないかなと思って、お得なまとめ買いの数合わせのついでに一緒に買って放置しておいたボックスだったのだが、なかなか良かった。録音も秀逸。

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     2023/10/22

    メンデルスゾーンの交響曲全集、協奏曲集、「真夏の夜の夢」、「歌の翼に」等歌曲のオーケストラ編曲版、序曲集、カンタータ「最初のワルプルギスの夜」と、これだけ全てが同じ指揮者とオーケストラの演奏で1つのボックスに廉価版でまとまっている。演奏はいずれもドイツの伝統あるオーケストラらしい重厚感をベースに作品の豊かな叙情性を引き出した見事なもの。1人の作曲家にじっくり取り組んだ成果がはっきり出ている。ソリストも粒ぞろいの好演。有名なバイオリン協奏曲及び弦楽オーケストラとバイオリンのための協奏曲は日本の竹澤恭子が繊細な演奏を見せている。2つのピアノ協奏曲とカプリッチョはエデルマンの憂いを滲ませた演奏が良い。今さらながらメンデルスゾーンの協奏曲は全部短調だと気づいた。交響曲第2番と6枚目の歌手陣も詩情あふれる歌声を披露している。音質も良好。オススメ。

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     2023/10/22

    伝説のピアニスト、リパッティのボックス・セット。特に、最後のコンサートはクラシック音楽のファンであれば、一度は聴くべき。ただ、かなり昔の録音であるため音は良くは無い。何とか聴けるというレベルのものも含まれている。逆説的になるが、1970年位以降からピアノ演奏の技術も録音技術も大きく進歩していることを改めて実感した。一昔前の叙情的なピアニズムの片鱗を味わうことはできるし、この演奏を懐かしく思う人たちに気持ちも理解するが、正直、現代の演奏と録音に慣れた耳にはちょっと古いかなあという風には聴こえる。

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     2023/10/15

    9枚のうち7枚がモーツァルトのピアノ協奏曲。いかにも老境のピアニストの演奏という感じで、優しく、ゆっくりめで、穏やかな演奏である。35歳の若さで亡くなっている作曲家の作品の演奏がこれでいいのかという疑問は多少あるような気はするが、これはこれで個性的である。特筆すべきは、アバドとロンドン交響楽団の素晴らしいサポート力である。ゼルキンのスタイルにしっかり合わせてソリストを引き立てながら、確かな合奏力で立体的な演奏に仕上げている。このピアノ協奏曲の録音は間違いなく指揮者とオーケストラで2段階くらい引き上げられている。ベートーヴェンのピアノソナタはライブ録音だが、晩年のソナタにふさわしい演奏で、曲と演奏スタイルとの合致ということでいくとモーツァルトよりこちらの方がしっくりくる。ブラームスはどちらかというとチェロのロストロポーヴィチが主役でロマン派の渋い名曲にふさわしい演奏である。録音はいずれも良好。

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     2023/10/07

    ウクライナ出身の作曲家によるポスト・モダンの作品集。美しく、静かで、シンプルで、閉じず、優しく、研ぎ澄まされた中に、揺らぎと、切なさと、希望と、救いが織り込まれ、波のように、移りゆく。

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     2023/10/01

    キーウ出身の現代作曲家シルヴェストロフの室内楽集。平明で柔らかく穏やかな曲が多い。一部瞑想的な雰囲気もある。シンプルでありながら個性的。2016年の録音で音質は良好。

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     2023/10/01

    リトアニアの作曲家Arvydas Malcysの室内オーケストラ作品集。一番古いものでも1995年の作。ネオ・クラシック的な要素も一部見られる現代音楽集である。Milky Way以外は初めて聴いたが、クラリネット、ビオラ、オーケストラのみ、フルートと叫び声?と、それぞれ個性的な作品が収められていて斬新さはある。録音は鮮明。

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