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Hide さんのレビュー一覧 

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/12/05

    現代的なセンスでまとめられた瑞々しい演奏です。歯切れが良く,軽快で,各奏者の高い技術・個性が味わえる演奏で,それらをとらえた録音の素晴らしさは見事です。フォーレは年を重ねるにつれて,その作風を変えていった作曲家ですが,とりわけ室内楽作品はどの時期のものも香り高い佳品ぞろいです。室内楽の録音ではジャン・ユボーを中心としたエラートの録音がよく知られていますが,ル・サージュらの演奏はそれとはかなり違った印象を与えるでしょう。ユボーらの演奏はフォーレ特有の息の長い旋律を活かした遅めのテンポをとり,各奏者は互いに融け合うように響き,落ち着きの中に緊張感と厳しさを感じさせるものですが,対照的にル・サージュらの演奏はリズミカルで速めのテンポをとり,各奏者が独立しながらも息のあったコンビネーションを展開しています。とりわけル・サージュの粒立ちの良いピアノは伴奏に留まらず,弦楽器と同じレベルで音楽を構成します。ピアノ三重奏曲やピアノ五重奏曲第2番といった晩年の作品群において,弦楽器の背後で不気味に動きまわるピアノが,フォーレの独創性や弟子であるラヴェルとの類似性を示しています。ちなみにCD1にはピアノ三重奏曲のヴァイオリンをクラリネットに置き換えた別バージョンが収録されていますが,ヴァイオリンに慣れた耳にはクラリネットの音色は違和感,皮肉にさえも響き,まるで別の曲のような仕上がりになっています。
    フォーレの室内楽の後期作品の圧倒的ともいえる深い精神性をより良く表現しているのはユボーらの演奏かもしれませんが,直截的かつ大胆にフォーレの作品の独創性を表現しているのはル・サージュらの演奏だと思います。欲を言えば,ピアノは伴っていませんが,弦楽四重奏曲も収録して欲しかった。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/09/30

    ショスタコーヴィチ自身の演奏目当てで購入しましたが,他の演奏を含め,とても満足しています。この価格が信じられないくらいです。ピアノ協奏曲はどっちもいい演奏ですね。弦楽四重奏曲はほんとはもっといい曲だということだけは言いたいです。そこだけは残念。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2012/02/26

    上のレビューについてですが,この盤は1994年に録音されたもので,ピアノはスタインウェイでした。

    レビューにあるものはこちらです。やはり,どこのピアノか分かりません。
    https://www.hmv.co.jp/product/detail/3675727

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/08

    オルガン曲については、競合するものとしてDGのラトリーの録音がありますが、どちらも優れた演奏だと思います。音響面で言うと、より緻密な響きをもつラトリーの録音に比べると、こちらのタンケの演奏は残響が多めで、低音をより強く感じるのが特徴だと思います。ピアノ曲はピーター・ヒルによる演奏ですが、こちらも十分にお勧めできる水準にあります。テンポはかなりゆっくりで、響きを聴かせる演奏になっています。音色はかなり柔らかめで、こう言っては失礼ですが、「まなざし」の第5曲・第11曲・第15曲などゆっくりめの曲は癒し系な雰囲気をもっています。同じ全集であれば少し値は張りますが、個人的にはロジェ・ミュラロの演奏がお勧めです。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/24

    ベヒシュタインの柔らかく透明感のある音色を最初から最後に至るまで堪能できる名演です。チッコリーニには同じく名器ファツィオーリによるショパンやドビュッシーの録音もありますが、また違った味わいを楽しむことができます。
    テンポはゆっくりめで、細部に至るまでじっくりとモーツァルトの魅力を伝えてくれます。それでいて、それを支える抜群のリズム感と軽やかなタッチのおかげで退屈させることがありません。
    奇跡という誇張表現には非常に大きな抵抗がありますが、それぞれのソナタの個性を描き分けながらも、全く作為や衒いというものを感じさせないすばらしい演奏であることに変わりはありません。
    録音もすばらしく、K.333などはまるで夢の中にいるような気持ちにしてくれます。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/24

    自分はほとんどECMしか聴かないのですが、これはとても良かったです。すぐに美しいメロディと大人っぽい雰囲気の虜になりました。録音も艶のあるベースや冷たく粒だったピアノの音色、繊細なドラムスの音を良くとらえてくれています。リヴァーサイド四部作がしっくりこなかった方に、ぜひ聴いてもらいたいです。

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     2011/05/03

    早めのテンポ、いきいきとしたリズム、軽やかな音色で、荘重というよりは華麗な印象を受ける演奏です。ヘンデルをじっくり聴くのは初めてだったのですが、とても気に入りました。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/05/03

    とてもいい演奏だと思います。グールドやアファナシエフのものと比較すると、どうしても「普通」の演奏に聞こえてしまうのですが、とても聴きやすくて飽きのこない演奏で、長く大切に聴いていきたい名盤だと思います。どうしてもポリーニに期待してしまうあの先鋭さが後退してしまったせいか、ショパンのノクターンではちょっとがっかりさせられましたが、持ち前の涼しくて明るくて美しいピアノの音色に、柔らかさが加わった、ここ最近のポリーニはとても好きです。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2011/03/19

    歌曲を原曲とする曲が多く、メロディアスでロマンティックなアルバムです。とても聴きやすい。カツァリスらしく声部の弾き分けが上手いですが、「ネル」については珍しく若干響きが雑然としている印象が残ります。「アルハンブラの思い出」でのギターを模した単音連打はテクニック的に面白い演奏を披露してくれます。エンターテイメントとしては非常にいい出来でしょう。ただ10年後にまた聴きたいかと聴かれるとどうかなという感じです。以上。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/09

    最高の全集です。旧録音に聴かれた華やかな煌めきやスピード感、テクニックの抜群の冴えは影をひそめ、音色の透明感はいっそう美しさを増し、抑制されたタッチと絶妙のペダリングがドビュッシーに新しい響きを与えています。フランソワの演奏を油絵、ミケランジェリを水彩画とするなら、ベロフの新録音は水墨画と言ったところでしょうか。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/09

    とても端正な演奏です。技術的完成度が高く、タッチの質がテンポに左右されず、非常に均質で、いつも明るく輝くような音色を聴かせてくれます。表現があっさりめで癖もあまりありませんので、ずっと聴いていても疲れません。しかしそのために、人によってはもの足りなく感じることがあるかもしれません。ファツィオーリのピアノを使用している2010年録音の30番から32番については、繊細で柔らかな音色が印象的です。好みが分かれるところでしょうが、私は最晩年の作品はもっと硬質な響きの方が好きです。録音はとてもきれいです。個人的には音色やテンポにメリハリがあるPommierの全集の方が好きです。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2010/12/26

    このコレクションの魅力は@収録曲の膨大さ(フィールド、アルカン、メトネルらの曲も入っている)A特典DVDの楽譜(498曲収録)B一部、超一流の演奏家(リヒテルやギレリス、ブレンデルら)の録音も含んでいること、だと思います。

    気になる無名ピアニストの演奏ですが、一部の方の演奏を除き、やはり面白みに欠けていますし、録音も新しい割にそれほど良くありません。したがって、このコレクションを通じてクラシックのピアノ音楽に初めて触れてみようという方には、原曲の良さが十分に伝わらないと思うので、あまりお勧めしません。まずは良い演奏家の良質の録音を味わう方が良いと思います。また、もうほとんどのピアノ曲をコレクションしおえてしまっている上級者の方にとってもあまり買う価値はないものと思います。それでも前述の魅力に限定的に注目するならば、価格からしても、十分満足できるものです。

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