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haru さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/06/11

    グルベローヴァの声質が低音から高音まで気持ち良いくらいにまっすぐに伸び、圧倒的な技巧をお持ちであることはそのとおりだとおもいます。
    しかしこの人の映像についていけません。こじんまりした顔つき。強い<i>の発音のとき、上の歯が出て、深刻な場面でも笑ったような顔になります。AIロボットのようなギクシャクした動きにも抵抗を感じます。レガートな動きができないようです。なので観ていて感情を移入できません。
    オペラ歌手は容姿よりも歌で評価すべき、という説はその通りなのですが、この人の演技、表情だけはついていけません。
    というわけで、この人は、私的には、最高のコンサート歌手だと思っています。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/05/07

    ブラームス特有のロマンの香りをことさら強調しないで、マンゼの突き放したような冷静なアプローチが気に入っています。しかし冷たい演奏では決してなく、淡々と運ぶなかに、さり気なく、しっとりとしたロマンがにじみ出てくる演奏です。なんど聽いても飽きません。また録音の色彩感がすばらしい。とくに5chレイヤーで聞くと、その色彩にくわえて、目の前に原音オーケストラが鳴り響いているような距離感、臨場感を感じます。自分の持っているいくつかのブラームス交響曲全集の中で、演奏・録音含めてこれがベストワンです。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/11

    悪いロットに当たったのかもしれませんが、エンコードレベルが高すぎて、普通のこの手の録音のCDより、ボリゥムを20dBくらい落として聴かないといけません。おかげでピアノの音はスカスカ、強打のときは音が割れまくりです。ジャケットにはSteinwayを弾いているイリアーヌが写っていますが、Steinwayとは程遠い、おもちゃのピアノみたいな音です。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/09/14

    第5番を聴いてみたが、極めて優秀な録音である。SACDのマルチチャンネルで聴いたが、金管楽器の怒涛のような響きが、アーヘンの教会大広間という残響の多い環境の中で、その音源位置・大きさをピンポイントに保ちつつも、輪のように何重にも広がり、無限に尾を引きながら耳に押し寄せてくる。最後は拍手が入っているが、これも教会の中での独特の雰囲気の中でリアルに聞こえてくる。M・ボッシュのフレッシュな演奏と教会録音の醍醐味を味わうことができるSACDである。金管楽器奏者をはじめとするアーヘン交響楽団のメンバーの健闘も讃えたい。素晴らしい全集が完成した。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/06/30

    音の広がりが素晴らしく、臨場感にあふれる。拍手が会場いっぱいに広がるのを聴くだけでも、ホールの良さ、ワイドレンジな録音方針がわかる。歌声はやや遠目の収録であり、それだけに臨場感は高い。このワイドレンジを充分に生かせる再生装置で聴かれることが望ましいと思う。また、マルチチャンネル再生では驚いたことに、歌声の直接音がセンタースピーカーのみから聴こえ、左右フロントスピーカーからは歌声の残響音しか聞こえない。ただしピットに入ったオーケストラの音は左右フロントマイクとセンターマイクでとらえており、左右スピーカーとセンタースピーカーから普通に聴こえる。つまり、舞台の音に関してはほとんどセンターのマイクのみで拾っているようである。このため、歌声の定位が完璧にピンポイントとなり、ホールの中程の席で実際の生演奏で聴く感じに近い。歌手の質はおしなべて高いと思うが、特にブリュンヒルデのL・ワトソンは力強くて素晴らしい。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/06/19

    ウ゛ェルディのバレエ音楽という、アイーダ以外あまり有名でない曲を集めたディスクですが、聴いてみるとオペラティックな雰囲気がムンムンしていて、良い意味で期待を裏切ってくれました。舞台で踊っているかのような躍動的なリズムの饗宴をオーディオ・ルーム(シアタールーム)で独り占めできます。録音は広い帯域を欲張らず、帯域内を厚くした感じの録音で、5chで聴けば、それに空間的な分離と、立体感が加わり,音響の良いオペラハウスで聴いているようで、完全に合格点です。NAXOSさん、SACDをやめたのかと思えば、こちらの方で頑張っているのですね。

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     2012/05/26

    パルジファルはワーグナーの最後のオペラであり、枯れたと言っては良くないが、このオペラの巨匠の最晩年の落ち着いた境地と奥深さを味わうことができる。この盤は聴きどころをオーケストラピースに編曲したものであり、その雰囲気を見事にとらえている。

    一緒に収録されているタンホイザー序曲は、ネーメヤルウ゛ィらしく速めの畳み掛けるような確たるテンポで怒涛のように襲ってくる。シャンドスの広がりのある自然なDSD録音! 大音量で聴いても耳が痛くならないし、かといって、一つ一つの音の力が弱いわけではなく、強奏時は金管楽器などすごい迫力で迫ってくる。何度聴いても飽きずに楽しめる。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/10

    録音面を述べると、各楽器がはっきり前に出てきて、よく聴き取れる。楽器間の分離が良い。前後関係・定位もまあまあ崩れていない。中型のコンサートホールの最前列の席で聴くような明解な音。しかしホールトーンはほとんど聴こえない。空間とか、臨場感とか言い出したらやや不満に感じるかもしれない。しかし音質自体に不満はない、この価格でこれだけポリシーのはっきりした録音だから、その長所を認めて聴いていくしかない。七海耀さんが「チープな装置でも鳴る」と言われたがその通りだと思う。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2011/08/04

    この指揮者の容姿が、という人がいたが演奏は極めて正統、「ローマの松」の弱音部の繊細さと最後の盛り上げ方はすごい。これに録音のよさが加わり、Multi層て聴けば、コンサートホールで聴いているような臨場感。このレーベル専売の2+2+2方式でも聴いたが、今まで天井が低かったのが、それが抜けて上方向に解放されたような感じになり、オケのスケールが一段と広がり、ほとんど生演奏と思うくらいの臨場感になった。拍手はない。このブルーニエという指揮者は今後注目したい。

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     2011/08/02

    このレーべルにしては、第15番の鮮明な録音に驚く。演奏は推進力あって最後まで面白く聴ける。特に打楽器の扱いなど、録音効果もプラスして鮮明。

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     2011/08/02

    MDGの2+2+2方式を聴こうと、センター信号をフロントハイトSP左に、サブウーファ信号をフロントハイトSP右に突っ込んでみました。するとピアノの音像の位置が上にあがり、コンサート小ホールの一階の席に座って聴こえるのと同じ状況になりました。これを「臨場感」と言うのなら、臨場感が圧倒的に上がりました。今までピアノを見下ろすように聴いていたことに初めて気が付きました。みなさんも可能なら試されることをお勧めします。オーディオの世界が広がります。しかしセンタースピーカが無音になることに少し違和感を感じたので、センター信号をフロントハイトSP左とセンタースピーカの両方に、並列に入れると、この違和感もなくなりました。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/05/14

    グラモフォン専属から新しいレーベルmyriosに移っての録音。「新興レーベルは音が良い」のジンクスどおり、素晴らしい録音である。コンサートホールでなく、Siemens-Villaという美術館のような天井の高い場所で録音している。写真を見ると音響パネルのようなものは使っていないようだ。聴いてみると、残響が少ないので、各パートの表情が良く分かる。特にSACDのマルチチャンネル層では、4人の演奏が目に浮かぶようにリアルに聴こえる。円熟味を増した演奏は「凄い」の一言に尽きる。ベートーヴェンの中期の弦楽四重奏曲であるが、あまりにも表情が深いので、後期の作品のように聞こえた。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/11

    ひろととろさんへの反論になりますが、高音質録音に聴かせるために演奏スタイルを変えるような指揮者はいないでしょう。実際に音響のよいコンサートホールへ行かれて最弱音と最強音との対比がどんなものか、自分の耳で納得されるとよいと思います。このSACDの録音は癖がなさすぎて、生演奏そのままのバランス・空間再現です。何も言うことありません、素晴らしいです。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/10

    いずみホールで渡辺玲子さんのカルメン・・を聴いたが、目の覚めるようなテクニックであっと言う間に弾き終えた。じっくりCDで聴くと、細部が明瞭に聴こえ新しい発見が。。。軽井沢大賀ホールでの収録で、ヴァイオリンの音は明瞭だし定位もしっかり決まっているが、ホールの響きは割と付いてくる。マルチチャンネルレイヤーで、ホールトーンに囲まれて、大賀ホールを再現して聴くのも、贅沢な時間といえる。

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  • 16人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/12

    J.O.さん、クラシックの最新録音のダイナミックレンジを落としたら、クラシック録音レーベルとしては品質を否定することになり自殺行為です。JPOP録音とは違います。再生装置が小規模で対応できないなら、ロッシーなフォーマットに変換し直すとかして、個別に対応していただくしかないです。

    16人の方が、このレビューに「共感」しています。

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