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STRAD さんのレビュー一覧 

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     2023/01/10

    評価が分かれています。
    それにしてもちょっと変なリマスターではないかと思います。
    曲によって低音部を弱めたり、管楽器を押さえたりと、どうも意図的にちょこちょこと調整しているようで全体が同じポリシーでやっていないように感じます。
    例えば第1曲目の合唱は、コントラバスの動きや弦の響きがこれまでのCDに比べてはっきり聴こえる。また全体的に合唱やオーケストラの各パートが明瞭に聴こえます。その結果透明感が出てきて私は好きなのですが、一方ではどうも腰が軽い、雰囲気がないとの印象を持つ方も多いでしょう。
    また、ペテロの否認の直後の有名なアルトのアリア「我を憐れみ給え」では、コントラバスがピチカートで印象的な音形を奏でるのですが、このリマスターではそれがあまり聴こえない。意図的に弱くしているとしか考えられない。ここではピチカートは重要な役割があるのであって、何故弱くしているのか理由がわかりません。第1曲目の合唱であれだけ低音部をクリアーにできているのだからここも当然もっと響かせられるはずなのにそうしていない。どうもよくわからない。しかし、これまでのCDは全体として音が塊として聴こえてきて、低音部も必要以上に強調されていると感じていました。1958年の録音だから致し方ないのかと思っていましたが、このリマスターでは全体としてはその点はある程度解消されているように思います。こういう響きが好きな聴き手も多いと思います。

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     2022/04/07

    知・情・意がバランスよく整っていて、まさに規範と言うべき素晴らしい演奏だと思う。録音も自然で好ましい。

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     2022/01/11

    ARTS盤は聴いていないので比較できないが、大きなコンサートホールではなく小さめの会場でライブを聴いているような感じがする。録音のせいもあるのか(若干デッド気味)、ふくよかな響きは期待できない。オーケストラが小編成のためか、弦楽器と比べて管楽器(特に金管)が前面に出てくる(目立ちすぎる)ところが散見される。一方、小編成ということもあってか、内声が良く聴こえてくるし、他のCDではあまり気が付かない(聴こえてこない)音の動きがわかって面白い。
    演奏は瑞々しく躍動感があって大変好ましく思う。もちろん、これまでの数多名演奏がある中で最高ランクとはいかないが非常に善戦していると思う。オケ自体は一流オケと比べればあまり雰囲気はないが結構上手な団体だと思う。

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     2022/01/10

    なんとも躍動感があり生命力を感じさせる演奏だ。抒情的な表現も十分で30年前の録音だが、現在でも最右翼の演奏だと思う。ソリストもマクネアーを始め皆良いが、特にモンテヴェルディ合唱団はいつもながら素晴らしい。

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     2022/01/10

    確かにいい曲ですね。いかにもメンデルスゾーンらしい、まっすぐで一図な精神を表現していると思う。あちこちにバッハを感じさせる曲調がでてきて、思わず「なるほど」と納得してしまう。
    ソリストはヤノヴィッツを始め皆素晴らしいが、合唱がまた出色の出来だ。宗教曲の歌い方を熟知していて、技術的にも音楽的にも素晴らしい。そして、LGOのちょっとくすんだ音色が曲にぴったりと合っている。マズアも落ち着いた安定感のある指揮をしている。

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     2021/12/10

    クルト・マズアは日本では一般的にあまり高い評価は受けていない。
    確かにどちらかというと、一本調子でメリハリもなくインパクトも感じられない演奏が多いような気がする。
    でも、じっくり聴き込んてみるとそのようなネガティブな点も逆にポジティブに思えてくる。
    外連味がなく、受けを狙った演奏でもなく、落ち着いて、音楽それ自体に語らせるというような大人の演奏という感じがして私は好ましく思っている。
    特にこのブラームスはいい。ブラームスはあまり小手先でいろいろやるよりも、淡々と、しかし、地に足がしっかりとついた演奏の方がブラームスらしい気がする。
    それにしてもゲヴァントハウスの音はいいですね。ベルリンフィルのような機能性抜群のオケではないけれど(ゲヴァントハウスが下手だという意味ではない)、少しくすんだ音がして私の好きなチェコフィルと似たところもあり、私とは相性がいいようだ。

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     2021/10/10

    ビエロフラーヴェクの他の演奏は聴いたことはないが、この演奏を聴く限りはあまり個性を前面に出す指揮者ではないようだ。しかし、ブラームスの場合はその方がかえって曲そのものと向き合えるような気がする。昔からチェコフィルは大好きなオーケストラの一つでいろいろと聴いているが、ベルリンフィルやシカゴ響などの機能性抜群のオーケストラとは異なり、暖かく、ちょっとくすんだ音色が何とも言えない独特のカラーが味わえる。最近はどのオーケストラもインターナショナルライズされて独特のカラーが減少してきているように感じるが、チェコフィルも例外ではないようで、その意味でこの演奏におけるチェコフィルの音は大切に思う。

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     2020/09/07

    バリオスという作曲家&ギタリストは寡聞にして知らなかったが、このCDで初めてその全曲集を聴いて大変素晴らしいと思った。まず、曲想が親しみやすい。そして、民族色が表われている曲もあり楽しめる。ボルケッドゥの演奏は録音とともに十分満足できる。

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     2020/06/05

    小生が持っている全集は以前発売されていたETERNAのCDなのでそちらについてのレビューです。今日それこそ何年ぶりかにエロイカを聴いて改めてこの演奏のすばらしさを確認しました。昨今は一般的にもっとしなやかでスマートな演奏が多い中、”ベートーヴェンの交響曲は、こういう音で、こういう風に演奏するのだ!”と言っているかのような、何事にも動じない彼らの自信、矜持のようなものを感じます。流麗ではないけれど、音楽はしっかりと流れていて、別に古臭いわけでもなくまさに風格を感じます。旧東ドイツの演奏家には、ズスケやレーゼルなどこういうタイプの演奏家が多いですね。加えて録音が60年前のものとは思えないほどいいですね。

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     2020/06/03

    ATSのトスカニーニ協会「未通針LP」からの復刻ということで大いに期待しましたが、ちょっと期待外れでした。オリジナルLPは聴いたことがないので比較はできませんが、こんな音ではないはずです。この復刻は音がこもりがちで鮮明さに欠けます。たしかに音がこもりがちの結果、他の多くのCDに見られるようなトスカニーニのあまりにも鋭角で鋭すぎる音にはなっていません。でもそれをもってアナログ的な音というにはちょっと無理があるように思います。

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     2020/05/16

    これまで名前は知っていたが聴くのは初めて。まだベートーヴェンの初期しか聴いていないが、実力のあるいいカルテットだと思う。ゆっくりしたテンポで悠然と進んでいく。昨今多いスピード感のある颯爽とした演奏とはかなり趣を異にするが、思い入れたっぷりの纏綿たる粘っこい演奏でもない。録音も問題ない。

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     2020/05/15

    まだモーツァルトの一部しか聴いていないが、演奏は言うまでもなく素晴らしい。余計な派手さなどはみじんもなく、落ち着いて、しっかりとした演奏を繰り広げている。こういう地味な四重奏団は、昨今では全く見られないが、その実力たるやビッグネームの四重奏団に勝るとも劣らない。復刻の出来が心配だったがまずは合格点だと思う。古い録音なのでどうしても音が硬くなり、特に高音域が若干耳障りだが(元々のVoxの録音がそうだった)、トーンコントロールでうまく調整すれば問題ない。

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     2020/05/14

    DOCUMENTの10枚組CDの感想です。パスカル四重奏団のベートーヴェンは初めて聴きますが、1音、1音、1フレーズ、1フレーズ丁寧に演奏しています。そのせいか全体として流れが若干重いような感じがします。フランスの団体というと一般的に軽妙・洒脱な演奏というイメージがありますが、パスカルはちょっと違う。また同時期のバリリの方がよほど流麗で軽やかな演奏だ。しかし、これはパスカル四重奏団のカラーなのだろうし、別段ネガティブなことではない。録音は、復刻としてはまあまあでトーンコントロールを適宜使えば鑑賞に問題はない。

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     2017/02/23

    数ある「ヴェルレク」の中で恐らく最高といっても過言ではない演奏だと思います。これ程の緊張感、高揚感、迫力はそうそう表現できるものではありません。それもモノラル録音で。またソリストがいいですね。特に男声陣は素晴らしい。ステファノもシェピも歴戦練磨の強者でとにかくうまい。声だけならもっといい歌手はいますが、聴いていてこれほどツボにはまって納得できる歌手は滅多にいません。

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     2016/01/14

    素晴らしいの一言です。声、表現力、技術の全てにおいて圧倒されます。特に#20、VivaldiのSposa son disprezzataは、いつ聴いても目頭が熱くなります(You Tubeでも見ることが出来ます)。屈指のメゾソプラノだと思います。

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