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レインボー さんのレビュー一覧 

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     2023/10/24

    このCDは、ユリ・カーノ指揮、モラヴィア・ウィンド・バンドの演奏で収録されたもの。
    デ・ハスケの2001年の参考演奏集で、タイトル曲のシュワルツの『アステロイド』を含む、全12曲が収録されています。
    収録曲の大半は、新作のオリジナル作品であり、行進曲からポップ作品まで収録されていますがこれといった作品がないのが残念な所です。
    演奏のモラヴィア・ウィンド・バンドは1999年に解散した、チェコ内務省中央音楽隊のメンバーを中心に、チェコの演奏家によって設立されたバンドとの事です。
    指揮のカーノはチェコ内務省中央音楽隊出身で、同音楽隊副隊長を務めました。
    演奏団体はデ・ハスケへの録音は本音源のみのようですが、ルンデル等にも録音はあるようで現在までにいくつかCDを出しているようです。
    本CD音源の演奏は良くも悪くもかもなく不可もなくと言った演奏です。
    録音年や録音場所は不明ですが、十分聴ける音質だと思います。

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     2023/10/23

    セルゲイ・ラフマニノフの交響曲第2番を収録したCDです。
    指揮はアンドレ・チスチャコフ、演奏は新ロシア管弦楽団です。
    指揮のチスチャコフはムーシンに師事し、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を1978年から務めた後、1988年にボリショイ劇場の指揮者になり、1995年にはラフマニノフ交響楽団を設立したようだ。
    だが、残念ながら2000年に亡くなってしまった。
    チスチャコフの録音はそこそこあるのだがこのCDは代表的なアルバムと言えるではないだろうか。
    全体的にはスッキリとした仕上がりにしているがどの楽章も生き生きとした活力ある音楽を聴かせる。
    著名な3楽章では存分にメロディを聴かせており、そのまま4楽章へ続く。
    またロシア・オケらしくブラスもしっかり鳴るが、力任せというより洗練された響き。
    チスチャコフの統率力の高さがわかる一枚だ。
    演奏の新ロシア管弦楽団は、録音用のためにモスクワ放送交響楽団、ボリショイ劇場管弦楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団や、ロシア国立交響楽団等の演奏家を選抜して出来たオケ。
    意外というか、レベルは中々高い。
    尚、ナクソスのロシア・フィルハーモニー管弦楽団とプロフィールは似てるので、案外同一団体かもしれない。
    1996年11月月録音、音質良好。

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     2023/10/22

    近年トッカータ・レーベルで紹介され知られる様になったスコットランドの作曲家、チャールズ・オブライエン。
    今まで管弦楽作品集やピアノ作品集がリリースされていますが今回新しく室内楽作品集がリリースされました。
    いずれも、ピアノ、チェロ、ヴァイオリンによる三重奏作品です。
    ピアノ三重奏ソナタ第1番と、ピアノ三重奏ソナタ第2番は共に1940年に初演された作品。
    スコットランド色は薄めだが、ここでもオブライエンの特徴である美しい旋律が印象的。
    比較的明るいタッチが特徴の第1番とどこか影のある第2番ともになかなかの出来で、知られざる名作としておすすめ。
    ピアノ三重奏のための2つのワルツも旋律の美しさは変わらないが、ピアノ三重奏程の出来ではないと思う。
    演奏は、ピアノをオレグ・ポリャンスキー、ヴァイオリンを、ユーリ・カルニッツ、チェロをアレクサンドル・ヴォルポフが弾いている。
    3名とも名前から分かる様にロシアとウクライナ出身の演奏家で、オブライエンと関係は無さそうな組み合わせであるが、演奏はなかなか共感豊かで素晴らしい。
    世界初録音ということも考えると充分な水準と言えるだろう。
    録音も2017年と最近なので、問題ない。

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     2023/10/20

    イギリスのレーベル、ポリフォニックの出しているグレート・ブリティッシュ・ミュージック・フォー・ウィンド・バンドシリーズ、タイトル通りイギリスの作曲家の吹奏楽作品を紹介していくシリーズで、同社のCDでは人気があり既にシリーズは23枚目もリリースしています。
    このCDは7枚目にあたるもので、ロブ・ウィフィン空軍中佐指揮、イギリス王立空軍中央軍楽隊の演奏で収録されたものです。
    このシリーズ、現在は王立ノーザン音楽大学ウィンド・オーケストラが演奏を担当していますが、初期はイギリス空軍の軍楽隊が担当していました。
    ただ、このCDを最後にイギリス空軍中央軍楽隊は外れてしまっており、これが現在最後の登場となっています。
    収録曲はタイトルのクラーク『ブレイキング・ザ・センチュリー』ダンクワーズ『ヘミング・ウェイ』スパーク『アローサのための音楽』ホロヴィッツ『チューバ協奏曲』エレビー『エヴォケーションズ』の5曲です。
    いずれの曲もプロバンドの録音も少ない作品で、そう言う意味でも貴重なディスクです。
    結構難易度の高い曲が続きますがさすがイギリスのトップに数えられる団体だけあって演奏は大変上手く、ストレートでわかりやすい音楽が特徴です。
    録音は2001年7月、イギリス空軍中央軍楽隊が駐屯していたアクスブリッヂ空軍基地で録音された物で、音質は良好、録音も綺麗に録られています。

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     2023/10/19

    ジョン・ウィリアムズが、ボストン・ポップス・オーケストラとソニーに録音した音源の一つ。
    ウィリアムズと縁の深い映画監督といえばスピルバーグだが、スピルバーグ&ウィリアムズのコンビで制作された映画の音楽を集めた内容です。
    ソニーではこの後も同種のアルバムが制作されますが、これはその1弾目。
    ウィリアムズの映画音楽として古い演奏が多いですが、その分聴き慣れたメロディも多いです。
    ストリングスと金管がバランス良くなったサウンドで、曲調的にもう少し鳴らしても良いと思うのですが、これはこれで良い演奏です。
    録音は古くなってきましたが、デジタルなので良い方です。

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     2023/10/18

    ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮、北ドイツ放送交響楽団による、リムスキー=コルサコフの『シェエラザード』を収録したCDです。
    イッセルシュテットは戦前はテレフンケンの看板指揮者として活躍しましたが、戦後は他の指揮者に押されて地味な印象になった感じがします。
    しかし本盤で振っている北ドイツ放送交響楽団を設立、育て上げた他、デッカにベートーヴェンの交響曲を吹き込むなどの重要な録音も残しました。
    1959年に録音されたこの演奏はイッセルシュテットらしい温和な演奏とドイツのオケらしいガシッとしたサウンドが特徴的な演奏です。
    名演とは言えませんが、好演と言えます。
    録音、復刻は時期相応と言った所。

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     2023/10/15

    スーパーやホームセンターなどのワゴンにCDが売りだされている時があるが、このロイヤル・フィルハーモニック・コレクションのシリーズもそれらの一つ。
    これはロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を起用し、クラシックの名曲を録音していく内容で、本盤はヴァーノン・ハンドリーの指揮で、ラフマニノフの交響曲第2番を収録。
    ハンドリーはイギリスの指揮者で、このロイヤル・フィルハーモニック・コレクションでも幾つかの録音があり、どれもが定評のあるもの。
    このCDでも豪快ながらも程よい温かみのある安定した演奏が聴きどころ。
    録音はデジタルなので良好である。

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     2023/10/12

    リチャード・ボニングが、ロンドン交響楽団を指揮して録音した、バレエ音楽から、バレリーナの見せ場となる楽曲を集めたアルバムです。
    ボニングはオペラの指揮者と同じぐらいバレエにも情熱を注ぎ、知られざる19世紀のバレエ作品を録音し紹介した事でも知られています。
    このCDはボニングの若い頃に録音されたものですが、演奏会用と言うより、正確なバレエが踊れるテンポ設計など、さすがボニングというところでしょう。
    全盛期のボニングだけにタクトが冴えてます。
    録音は良好です。

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     2023/10/11

    このCDはヤッシャ・ホーレンシュタインが、ウィーン交響楽団を振って録音したマーラーの交響曲第1番である。
    オリジナルはVOXレーベル原盤であるが、本CDはスイスの復刻系レーベル、タキシードによる復刻である。
    ホーレンシュタインの演奏はウィーン情緒たっぷりの、引き締まったオケのサウンドが特徴の演奏で、全体的に鄙びた音がするこの演奏は隠れた名演。
    特に3楽章の出来は良い。
    ただ、復刻はイマイチなのが残念。
    本家からもCDになっているので、買うならそちらをお勧めします。

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     2023/10/09

    オランダの指揮者、ウィレム・ヴァン・オッテルローが、永らく音楽監督を務めたハーグ・レジデンティ管弦楽団を振ったラヴェルの作品集です。
    オッテルローのレパートリーとしては珍しいラヴェルの録音ですが、全体的に地味でそれほどよい演奏とは言えません。
    フランス音楽ではベルリオーズの幻想交響曲の様に名盤もあるので、決して苦手ではないと思うのですが。
    収録曲は他にも録音があるので、ファンでもなければわざわざこのアルバムを手に取る必要はないでしょう。
    録音は時期相応です。

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     2023/10/08

    ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団による、エルガーのオラトリオ『ゲロンディアスの夢』を収録したアルバムです。
    エルガーと言えば威風堂々を初めとする行進曲の分野で抜きん出て有名ですが、交響曲や協奏曲、小品の他にも、声楽曲にも名作を残しており、この作品もその一つ。
    録音も幾つかありますが、このバルビローリ盤は名盤として知られるもの。
    全編にわたり集中力のある演奏で、合唱も良く、バルビローリが熱意を持って、録音に取り組んだのがよくわかる出来となっています。
    録音もEMIの録音では良好な音質と言えるでしょう。

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     2023/10/07

    ヤッシャ・ホーレンシュタインがVOXにいれた録音を復刻した2枚組。
    1枚目はリストのファウスト交響曲とワーグナーのファウスト序曲を収録。
    演奏はバーデンバーデン南西ドイツ放送交響楽団である。
    ファウストは交響曲はコッホが歌っている。
    ホーレンシュタインらしく濃厚壮大な演奏である。
    一方のファウスト序曲は珍しい曲で、こちらはやや不調。
    2枚目はブルックナーの第8番を、ウィーン・プロ・ムジカ管弦楽団によって演奏されており、これもなかなか壮大な演奏である
    オケに関してはバーデンバーデンの方が上手い。
    録音はちょっと古さを感じる。

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     2023/10/05

    クレメンス・クラウスが振ったリヒャルト・シュトラウスの音源を復刻したもの。
    いずれもSP時代のに録音されたもの。
    ティルオイレンはクラウスの録音では珍しく、ミラノスカラ座管弦楽団を振っている。
    クラウスのティルは他にウィーン・フィルとの録音があるのでわざわざ聴く必要はないが、嬉しい復刻だろう。
    死と変容は上記のティルと同じ1947年にロンドン・フィルハーモニー管弦楽団を振って録音したもので、これも貴重な復刻。
    町人貴族は後年に録音を残しているが、往年のウィーン・フィル・サウンドが残ったこの演奏も捨てがたい。
    復刻はヒストリカル録音に慣れていれば大丈夫だろう。

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     2023/10/04

    リチャード・ボニングが、ロンドン交響楽団を指揮したアルバムで、フランスの歌劇から序曲や間奏曲、バレエ作品を集めたというアルバムです。
    本CDの売りはやはりそのマニアックな選曲にあるでしょう。
    殆どの曲が、実演はもちろん録音も多くない作品ばかりで、とりあえず耳に出来るというだけで貴重です。
    知られざる作品でもなかなか親しみやすい曲もあって、お気に入りが見つかるかもしれません。
    ボニングの録音ではかなり古い録音ですが、全盛期の頃の録音なのでロンドン交響楽団の上手さも手伝い、メリハリのある演奏となっています。
    デッカ録音なので、年代の割に音は聴きやすいと思います。

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     2023/10/02

    スペイン出身の指揮者、アタウルフォ・アルヘンタが、パリ音楽院管弦楽団を振って録音した音源です。
    アルヘンタの出身地、スペインの作曲家の管弦楽作品を収録しています。
    アルヘンタはベートーヴェンなどの定番レパートリーでも名演を残していますが、自国の作曲家、特にサルスエラなどのは出来が素晴らしい事で知られています。
    この音源も名オーケストラとして知られていたパリ音楽院管弦楽団を巧みに操って、色彩豊かな生き生きとした演奏を聴かせてくれます。
    また録音も年代を考えると目が覚める様な録音で良いです。

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