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TOMO さんのレビュー一覧 

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     2024/01/28

    『詩人と農夫』や『ウィーンの朝・昼・晩』といった通俗名曲で有名なスッペだが、作曲家として時代の寵児となったことを窺わせる1枚です。興味深いのは『ファンタジア・シンフォニカ(交響的幻想曲)』で、指揮者のオーラ・ルードナーがオーストリア国立図書館などで手稿から研究し、スッペの「失われた交響曲」であったことがわかり、それを録音sjひています。重々しくはなく、ワルツを散りばめた魅力的な作品となっています。演奏ですが、ルードナーはこの種のオペレッタの演奏に手慣れており、ツボを心得た演奏で見事です。作曲家としてのスッペのイメージが変わる1枚で、録音もとても良く、お勧めです。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/08/31

    星5つというのが理解できない。よほどのリスト好きならともかく、演奏も録音も平凡。値段がこれなら許せるが、購入する価値はない。

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     2014/11/09

    このヤルヴィの演奏には、「くるみ割り人形」のもつ幻想性や詩情、表情の豊かさがほとんど感じられない。舞台で繰り広げられるファンタジー溢れる様子をこの演奏から少しでも想像するのは難しい。日本のChandos代理店がCDに付した解説には、指揮者が「約85分の快速テンポ」で演奏し、「1枚のディスクに収録」されたとコメントがある。しかし、そんなことがこのCDのメリットになるのだろうか。コンパクトに1枚に収録することを目指したがゆえに、曲の持つ豊かさをじゅうぶんに引き出すことがおざなりになっている。ベルゲン・フィルも、本来優れた機能性をもつオケで、指揮者が良ければ見事な演奏を繰り広げる団体だが、ここではそれがない。凡庸な表現で魅力に欠ける。

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     2013/12/09

    ベルゲン・フィルの演奏水準の高さにまず驚く。ノルウェーのオケで、知名度は若干落ちるが、アンサンブルの統一性や各パート演奏技術の上手さなどは、超一流のオケと言っても過言ではない。音は透明でシャープ、集中力のある演奏を繰りひろげている。フランス系のオケ、例えはパリ管やモントリオール響のような軽やかさや色彩感の華やかさは控えめだが、ベルリオーズのオーケストレーションのもつシンフォニックでパワフルな響きを、実に見事に表現しており、目の覚める思いがする。デュトワとモントリオール響のコンビより、このディビスとベルゲン・フィルの方が緊張感と緊密な構成感がよりじゅうぶんに表現されており、印象的なベルリオーズとなっている。ベルリオーズに関心をを抱くファンにはぜひお薦めしたい。

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     2013/09/09

    セイソンは、グザヴィエ・ド・メストル(日本語の表記は誤っていて、「メストレ」ではなく「メストル」がフランス語の原音に近い)に継ぐ、フランス・ハープ界のホープだ。技術面では申し分ない。パリ・オペラ座専属のハーピストだけあって、このアルバムには彼のオペラへの情熱が溢れ、歌心に溢れている。アルヴァース、ツァーベル、ダマーズなどのいわばハープの専門家が作曲した曲が、この楽器の特性を十分に生かした演奏となっていて特に楽しめる。ダマーズの『ホフマン物語』による「ファンタジア」などが良い。また、セイソン自身が「カルメン」からアレンジした曲も技巧的に超高度でありながら、オペラの本質を浮きだたせた曲で興味深い。ただ、趣味の問題もあるが、若干残響が長めで、ロマン的雰囲気を出し過ぎのきらいもないではない。しかし、全体として、充実した演奏が楽しめる1枚でお勧めできる。

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     2012/10/07

    メンデスルゾーンの交響曲のなかでは演奏される機会が少なくて残念だが、合唱をしている人にとってはポピュラーな曲。準・メルクルらしくスピード感のある若々しい演奏だが、この曲のもつ雄大さ・崇高さは伝わってこない。全体として印象の薄い、平凡な演奏だ。アバドとロンドン交響楽団の壮大な演奏や、シャイイーとロンドン・フィルのシャープで雄々しい演奏が好みなので、メルクル盤にはいささか失望。

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     2012/09/06

    ヴェルディの『マクベス』のCDで最も優れた演奏のひとつ。コソット,ミルンズ,ライモンディ,カレーラスという布陣で,ムーティーが緊張感と,時には荒々しさと暗さをもってまとめ上げている。ヴェルディのオペラのなかにあっては,あまり舞台にかからないのは残念だが,全編に漂う緊迫感は素晴らしい。ヴェルディのオペラ・ファンにはお勧めしたい。

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     2011/08/23

    演奏には出来不出来があってすべてがベストではないが,資料的価値は十分にある。これまで耳にしたことがない曲も聴けて,シュトラウス愛好家にはそれなりに楽しめる。枚数から考えても,お値打ちか。

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     2010/11/15

    モレッティのハープは見事の一言につきる。ロマンティックに歌うところは歌うし,技巧的なパッセージもまったく破綻がない。ツァ−ベル,パリッシュ=アルヴァース,ゴッドフロワのハープ独奏曲はハープの多彩な音色と饒舌な表現力で聴く者の心を捉える。臨場感があり残響も豊かに捉えられている録音も,このCDの価値を高めている。ロットとの共演も魅力的だ。ハープの癒し系の音がお好きな方には文句なしにお勧めできる。

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