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久保田 山月 さんのレビュー一覧 

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     2018/05/03

    晩年のバーンスタインによるシベリウス4曲。当初は3枚で出ていたが、1曲1枚だった1番に5番を、2番に7番を合せることで2枚に収まった。このような理にかなった再編成は大歓迎である。演奏にはバーンスタインの個性が色濃く出ており、悠然たるテンポで堂々と進んで行く。高く聳え立つ大聖堂を仰ぎ見るような印象だ。この調子で残りの3曲も録音してほしかった。

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     2018/04/17

    今まで主に聴いてきたスーク・トリオの素朴な演奏に比べ、かなりこってりした味わいだ。3人の個性が強く出ており、意欲的な表現を楽しむことができる。これを聴いたり、端正なスークを聴いたり、CD聴き比べの興味は尽きない。

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     2018/04/17

    素朴で端正な演奏である。余計なことはしていない。それでも物足りなさを感じないのは、曲自体が素晴らしいからだ。第1番冒頭、晴れ渡った大空を自在に飛行するかのような名旋律を聴くだけで、すでにブラームスの魅力の虜である。

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     2018/03/29

    いずれ劣らぬ名作2曲、ブラームスの神髄をたっぷりと味わえる。現代的な鋭さを持った演奏ではない。古老の昔話を聞くような、じんわりと、しかし深く心に刻まれる表現である。艶のある弦の音をよく捉えた録音も、曲と演奏に適したものだ。

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     2018/03/26

    バイエルン放送響の充実した弦の響きを満喫する1枚。デイヴィスの指揮は格調が高く、羽目を外さない。気品ある美しさだ。

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     2018/03/15

    カラヤン晩年の名演。枯れた演奏ではなく、ウィーンフィルが力強い音で鳴っているのが印象的だ。CDが世に出た当初、1枚に入る時間は74分余りと言われたが、このCDは何と82分58秒。どんな技術改革があったのかはよく分らないが、2枚組だったものが1枚になれば全曲を通して聴けるようになり、値段も下がる。いいことだ。

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     2018/03/14

    何種かあるプライのレーヴェのうち最初のもの。録音時33歳という若い声が聴ける。この力強さは貴重だ。特にトラック6「アーチボルト・ダグラス」での激しくほとばしり出るような表現には心を動かされる。プライが終り、トラック11でクヴァストホフが歌い始めると、うーん、普通の歌手だなあ、と思ってしまう。私としてはプライの10曲で満足だ。

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     2018/03/11

    全曲録音から31曲を選んでCD化したというわけではなく、この31曲でCD1枚のオリジナル・アルバム。65分収録。8曲をプライ、4曲をコバーン、19曲を2人で歌っている。主役はやはりプライだ。素朴で親しみやすい民謡の味わいを生き生きと表現して余すところがない。これに対しコバーンはやや生真面目で、頑張って歌っている感じがする。大先輩プライとの共演で緊張したというところだろうか。プライ・ファンの私にとっては星5つ。

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     2018/03/09

    べらぼうに上手い。世界最高水準の合唱とは?と尋ねられたら、これです、と答えればよい。とげとげしいところが全くない美しい響きが、洪水のように押し寄せてくる。それをテラークの超優秀録音で聴けるのだから、鬼に金棒だ。

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     2018/03/07

    オーケストラ曲のCDを買って聴いてみたらオーケストラが下手だった、ということはほとんどない(全くないとは言わない)。一方、下手な合唱団による合唱曲のCDは案外ある。私自身が昔、合唱団に所属していて合唱を聴く機会が多く、求めるレベルが高いからそう思うのかもしれない。そんな中、このCDの合唱は上手だ。団員個人の声が目立ってしまうことがなく、パート全体としてまとまりのある柔らかな音が空間を満たす。粗雑な絶叫になりがちなテノールの高音も美しさを保っている。見事な合唱がこの名曲に一層の輝きを加えた。アレンの声には威厳があり、プライスの澄んだ声も美しい。これらを統率するサヴァリッシュが全体を明るめのトーンでまとめ、重すぎない演奏を達成している。

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     2018/02/26

    97年12月、このCDと同じ曲、同じ演奏者の実演を東京オペラシティで聴いた。プライの声は張りと艶を保ち、充実した歌唱であった。終了後のサイン会を楽しみにしていたのだが、プライさんが疲れてしまったので取りやめますと言われてがっかりしたのを覚えている。結果的にこれがプライ最後の来日となり、翌年7月に69歳でこの世を去ってしまった。残念極まりない。このCDは東京の2ヶ月前、ミュンヘンでのライヴ。プライの「冬の旅」としては若い頃のエンゲル盤やサヴァリッシュ盤のほうがよいことは確かだが、当盤は歳を重ねたプライが醸し出す味わいと、オーケストラ版という珍しさで存在価値を持っている。改めて言う。プライの死は早すぎる。あの声をもっと聴きたかった。

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     2018/02/25

    プライ唯一の「第9」録音。あまり重々しくない、爽やかな歌いぶりだ。ライヴ録音だが、部分的に修正して差し替えてあるらしく、プライの声が不自然に移動するところがある。もう少しうまく編集してほしかった。マイナス1点。

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     2018/02/21

    LPレコードの時代から長く愛聴している録音。国内盤CDも持っているが、表紙のプライの横顔に惹かれて買い直してしまった。さまざまな役柄を見事に歌い分け、しかも、どれも皆まぎれもなくプライである。すばらしい個性だ。芯がありながら表面は柔らかなプライ独自の美声をたっぷりと味わうことができる。

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     2018/02/11

    「音楽の冗談」を除く声楽曲は1990年に一度だけ国内盤CDで出ているが、その時はなぜかトラック8のカノン1曲のみは含まれていなかった。モーツァルトのユーモラスな曲を、プライらの大歌手や合唱団が真剣に、しかも楽しんで歌っており、聴いていて思わず笑いがこぼれる内容だ。トラック17のアリアをはじめ、ベリーの芸達者ぶりが光る。「音楽の冗談」でのホルンのマヌケな音、曲の終りのヘンテコな和音にも吹き出してしまった。

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     2018/02/11

    このコンビらしい剛直で筋肉質な表現を聴かせる一方、2楽章では豊かな情感が伝わってくる。録音も優秀だし、何も言うことはない。ただ、あと30分くらいスペースがあるので、オマケがついていてもよかった。(ショルティのドヴォルザークやチェコ関係の録音は少ないから、組み合せるものがなかったのかもしれない)

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