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オオボラ吹き さんのレビュー一覧 

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/13

    没後10年目にして漸くProf. Lothar Kochの幻とも言える演奏が日の目を見ようとは! 同じくソリストと登場しているBPO絶頂期の木管セクションの名を見るだけでも、大いに期待が膨らむ。
    本日届いたので早速拝聴した。ピュヒナー(今は無き往年のオーボエメーカー)をあの体格で縦横無尽に吹きこなす姿が目に浮かぶ。細やかなニュアンス、フレージング、敢えて付けると言われたビブラート等々・・・
    高い集中力と音楽性によってのみ到達し得る最高の藝術だ。
    「コッホの前にコッホ無し。コッホの後にコッホ無し。」現在も尚言われ続けている名言である。
    モーツァルト同様、リヒャルトも絶頂期のKarajan/BPO。スコアが透けて見えてくるような秀逸さで崇高な演奏である。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2012/04/06

    先ず演奏論から言えば、カラヤンのチャイコの中ではEMIの4&6番がベストであり、5番に関しては後のDGのBPO盤がベストであることは、議論の余地がない所。但し、百家争鳴の音質に於いては、録音時の不手際というより、マスターの保管の問題orリマスターの不手際と言うのが妥当だろう。又、最近待望のSACDの登場により、音質論争も終息かと思いきや、何度聴いてもこのEMI GEMINI盤を上位規格のSACD化で再販したとしか思えない音質だ。結果としてEMIのカラヤン/BPOによる後期交響曲集は、HMVで運良く手に入れる事の出来たKOREA盤か、80年代後期〜90年代初期の東芝EMIの国内盤が今日でも尚音質的にはベスト盤である。非常に残念なことだ。

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