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レインボー さんのレビュー一覧 

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     2026/05/20

    アメリカの作曲家、ジェームズ・スウェアリンジェンの作品集です。
    スウェアリンジェンは吹奏楽の作曲家と知られていて、初級、中級向きの作品を多数書いていて、それらは日本でも数多く演奏されており、吹奏楽に関わりのある人物ならその名前は知らないと言う人はまずいないでしょう。
    スウェアリンジェンの吹奏楽作品を集めたアルバムは幾つか出ておりその人気ぶりが伺えますが、このCDは1996年位に発売されたもので、スウェアリンジェンの作品の中でも良く知られた作品を中心に集めた選曲です。
    演奏はエドワード・ピーターセン指揮、ワシントン・ウィンズです。
    演奏団体は名前通り、ワシントン周辺で活躍するフリーのミュージシャンや、軍楽隊の現役、OBメンバー等で構成される録音用団体で、ピーターセンのタクトの下、ウォーキング・フロッグに大量に吹奏楽の音源を残しています。
    少し大味ながらも楽器を良く鳴らして、高い実力を遺憾無く発揮しており、味のある演奏です。
    録音はオメガ・スタジオというスタジオでの収録なので、ホール録音の様な残響はなく、各楽器の音がわかりやすい硬めのサウンドである。
    最後に収録曲目は以下の通り。

    1.センチュリア
    2.子供の子守唄
    3.歓喜の序曲
    4.レガシー
    5.狂詩曲『ノヴェナ』
    6.演奏会用行進曲『シルバークレスト』
    7.イクゾーディアム
    8.語られる栄光
    9.インヴェクタ序曲
    10.コヴィントン広場
    11.ロマネスク
    12.チェスフォードの肖像
    13.マジェスティア

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     2026/05/19

    本CDはアメリカの作曲家、エド・ハックビーの作品集です。
    ハックビーは1948年生まれで、主に吹奏楽作品の作曲家と知られています。
    日本では1990年代にスウェアリンジェン等と共に初級から中級向きの作品が良く演奏されていましたが、近年は一時程は演奏される機会は減った様に思います。
    その作品はアメリカの作曲家らしい明るい曲調の親しみやすいもの。
    本CDはハックビーが日本でも良く演奏されていた1994年に発売されたもので、エドワード・ピーターセン指揮、ワシントン・ウィンズの演奏で収録されたものです。
    演奏団体のワシントン・ウィンズはその名の通り、ワシントン近辺で活躍するトップミュージシャンや、ワシントンD.C.管区の軍楽隊の現役やOBメンバーによって結成された録音用の団体です。
    その録音の殆どをピーターセンと共に録音しています。
    特に本CDの発売元のウォーキング・フロッグ・レーベルに大量の録音があります。
    録音用とは言え個々の実力の高いメンバーが揃っているだけに、音色は美しくやや大味な演奏ながらも、参考用としては充分なもの。
    録音はオメガ・スタジオという所で行われており、残響の少ない硬めの録音です。

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     2026/05/03

    スタンリー・ブラック指揮、ロンドン交響楽団の演奏によるオーケストラの小品集。
    収録されているのはアンダーソンを初めとした3分前後のよく知られた作品で、セミ・クラシックと言われる聴きやすい作品です。
    近年はこの手の作品の録音は少なくなったので貴重な音源です。
    ブラックはジャズやムード音楽、映画音楽と行ったジャンルでの指揮や、作曲家として活躍したが、指揮者としてクラシックの音源も残しており、デッカに残したハチャトゥリアン等が知られています。
    このCDは1985年に収録された物で、全体的に英国紳士勢とした落ち着いた演奏です。
    派手な演奏ではないのですが、じっくり聴くと中々に良い演奏だと思います。
    またロンドン交響楽団が演奏している事もあり技術的な不足も感じません。
    本CDはBOX物の中の一枚のため、解説書は付いておりません。
    録音はデジタルなので、もう40年は前の音源ながら音は問題無く聴けると思います。

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     2026/05/02

    ジョン・ジョージアディス指揮、ロンドン交響楽団の演奏で収録されたCD。
    オーケストラのよく知られた小品を集めたもの。
    表題にもなったペルシャの市場にてや、グリーンスリーヴスによる幻想曲等、5分前後の作品を中心に収録している。
    ジョージアディスはヴァイオリン奏者として音楽活動をスタートさせたのち、指揮者に転向した人物。
    ヨハン・シュトラウスの演奏で知られ、本CDではシュトラウスこそ無いが周辺の作曲家、レハール、イヴァノヴィッチ、ワルトトイフェルの代表曲を収録している。
    ジョージアディスはロンドン交響楽団でヴァイオリンを弾いていた事もあってか、オケとも相性が良く、スタンダードな解釈にもしっかりと味付けされた演奏で、小品ながら聴かせてくれます。
    ソニーが出したクラシックのBOX物の一枚らしく、CDには解説書も付いておらず、裏ジャケットに曲目が書いてあるだけの簡素な作り。
    録音は1985年頃の様で、音質自体は普通に良い。

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     2026/04/29

    ジークフリート・ソンマ指揮、チロル・オリジナルカイザー・イェーガー・ムジークの演奏で収録されたCDで、オーストリアの行進曲を集めたアルバム。
    オーストリアはドイツと並ぶ行進曲大国であり、その歴史から長調と短調を上手く取り入れたり、多彩で民族色豊かな華やかな曲調だったりと、重厚でシンフォニックなドイツ行進曲とはまた違った作品が多い。
    本CDは有名な曲からそれほど知られていない作品まで、全12曲を収録している。
    演奏のチロル・オリジナルカイザー・イェーガー・ムジークは、1972年に本CD指揮者のソンマによって設立され、以後現在まで同国を代表する吹奏楽団の1つとして知られています。
    ソンマ時代から録音も多く、このCDでもオーストリアらしい金管楽器の充実した響き、時に大胆にブレーキをかけた、メリハリの付いたテンポとキレの良いオーストリアならではの行進曲演奏を聴かせてくれます。
    CDには楽曲解説などもなく、発売年の記載もありませんが、調べると同内容のLPがありそちらは1984年発売であり、録音もその頃と思われます。
    ADD録音でちょっと古さを感じますが、聴けない音質という事はないでしょう。
    収録曲目は以下の通りです。

    1.皇帝フランツ・ヨーゼフ行進曲(ピヒラー arrホルノフ)
    2.ペルシャ行進曲(シュトラウス2世 arrリチャードソン)
    3.懐かしいシュターレンベルク(シュナイダー)
    4.航空兵行進曲(ドスタル arrマンネッケ)
    5.カスタロド行進曲(ノヴァーチェク arrザルバ)
    6.オーストリアからカルフォルニアへの挨拶(ソンマ)
    7.チロル万歳(マール arrハルトマン)
    8.連隊の父(ツィーラー arrソンマ)
    9.サイフェルティツ行進曲(アシュレイトナー)
    10.力を合わせて(シュトリッツル)
    11.デフレッガー行進曲(リンハルト)
    12.イン川の岸辺にて(フランク)

    ※12のみ、ヤーコブ・シュタイナー・コーラス・アブサムも演奏に参加

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     2026/04/22

    エイドリアン・リーパー指揮、ポーランド国立放送交響楽団の演奏によるチャイコフスキーの交響曲第2番と第4番を収録したアルバム。
    ナクソスが1990年代にポーランド国立放送交響楽団を起用して制作された最初のチャイコフスキー交響曲全集はマンフレッド交響曲を除く6曲の交響曲といくつかの管弦楽作品が選曲され、指揮者もポーランド国立放送交響楽団の当時の音楽監督、アントニ・ヴィッドと、エイドリアン・リーパーが担当した。
    リーパーは2枚振っており、これはそのうちの一枚。
    リーパーはロイヤル・フィルともナクソスにチャイコフスキーの管弦楽曲作品を録音し、ダイナミックに演奏で評判が良いが、この2番も中々の出来。
    やはりダイナミックなスケールの音楽と、オケの機能的なサウンドを見事に駆使して、情感豊かにそれでいて優しく柔らかな演奏を聴かせてくれます。
    廉価盤価格で2番は中々見かけないと思いますが、これはその中でおすすめです。
    4番は言われているほど悪い演奏には感じませんでした。
    オケのカラーか、パワーが必要な所ではやや力不足なのは否めないですが、こちらもダイナミックな中に優しさもありで、第2楽章の歌心は悪くなく、作品を知るには問題ない演奏だと思います。
    また両曲とも弦楽が全面に出てきており、リーパーならではの解釈となっています。
    録音は1991年3月23日から29日、ポーランド放送コンサート・ホールで収録されたもの。
    録音は豊かなホールトーンが感じられ、オケの響きが柔らかに聴こえます。

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     2026/03/13

    ジョン・ジョージアディス指揮、ロンドン交響楽団の演奏で収録されたCDで、ウィンナ・ライト・ミュージックを集めたものです。
    ジョージアディスは最初はヴァイオリン奏者として活躍、ロンドン交響楽団ではコンサートマスターとして活躍し、後に指揮をふる様になった人物です。
    シュトラウス親子を初めとしたウィンナ・ライト・ミュージックのイギリスでの重鎮の1人として知られており、録音も多いです。
    このCDは1988年に収録された音源で、ヨーゼフ・シュトラウスが1曲、ツィーラーが1曲、残り8曲はヨハン2世の作品が選曲されています。
    有名な作品から無名な作品までバランス良く選曲されたアルバムです。
    演奏はやや渋い響きで、地味な仕上がりですが悪くはないと思います。
    ロンドン交響楽団の実力の高さが存分に味わえる一枚。
    録音はデジタル初期特有の金属さは残っていますが、普通に聴けます。

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     2026/03/10

    2011年4月にウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式は当日のライヴ録音がロイヤル・ウェディングとしてリリースされた他、関連のアルバムが幾つか発売され、本CDもその一つである。
    スティーヴン・バーンウェル少佐指揮、イギリス王立近衛兵ウェルシュ・ガーズ軍楽隊の演奏で収録されたもの。
    アルバムはライフ・ガーズ軍楽隊の元隊長、ワルター・ジャクソン少佐が作曲したファンファーレ『ロイヤル』で華やかに幕を開けます。
    次にスーザの行進曲『忠誠』、ジョン・ハモンド軍曹のトランペットをフィーチャーしたクラークのトランペット・ヴォランタリーと続きます。
    その後もウェールズに関連した愛国歌や民謡等が選曲された内容で、最後は威風堂々第1番から、我が父の国、イギリス国歌で締めます。
    ウェルシュ・ガーズ軍楽隊は5つある近衛歩兵軍楽隊の一つで録音も多くあります。
    指揮者のバーンウェル少佐は、2008年にアイリッシュ・ガーズ軍楽隊からウェルシュ・ガーズ軍楽隊の音楽監督に転任した人物です。
    バーンウェル少佐の録音は多くないですが、本CDは軍楽隊が得意とする国歌や行進曲と言った作品が多数含まれている事もあり、演奏はどれも水準が高いです。
    また、曲によってはトレオルキー男声合唱団や、ウィン・エヴァンズ、グワー・エドワーズらが歌手としか参加しており、より豪華に輝かしくしています。
    録音は2011年エア・リンドハースト・ホールにて。
    ライノ・レコードと言う所から出ていますが、ここワーナー・ミュージックのグループのレーベルらしく、録音も良く音質は良好です。
    収録曲は以下の通り。

    1.ファンファーレ『ロイヤル』(ジャクソン)
    2.行進曲『忠誠』(スーザ)
    3.デンマーク王子の行進よりトランペット・ヴォランタリー(クラーク)
    4.神よウェールズ公に加護を与えたまえ(リチャード arrキンバリー)
    5.ハーレフの男(伝統曲)
    6.ウェールズ狂詩曲(グルドマン)
    7.ミルク入れの下に/1夜中(トーマス)
    8.ソーガン(伝統曲)
    9.ライフ・ミー・アップ(arrチェグイン・パトリック)
    10.軍隊行進曲メドレー(arrパトリック、コトル)
    11.ロイヤル・クラウン(arrパトリック、コトル)
    12.天なる喜び(ズンデル)
    13.プリンセスの愛のために(ホーナー)
    14.威風堂々第1番(エルガー)
    15.我が父の国(arrテイラー)
    16.ロイヤル・サリュート『英国国歌』(arrブラウン)

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     2026/03/09

    レーザーライト・レーベルが発売したCDで、ブラス音楽の祭典と題されたアルバム。
    オーストリアとスイスの楽団による演奏で収録されたもので、向こうでは知られている団体かもしれないが日本ではマイナーな団体ばかり。
    ブラスムジークとCDタイトルにあるが編成は木管も入った吹奏楽編成で、ただ日本のアメリカに影響を受けた柔らかなサウンドのウィンド・オーケストラ的と言うより、ヨーロッパの団体らしく金管の充実した華やかな響きと、ローカル色豊かなサウンドがどの演奏団体にも共通しており、技量は各団体でまちまちだが、基本的には悪くない。
    収録団体の殆どはアマチュアではないかと思われるが、ピンからキリが多い海外のアマチュア団体の中ではどれもレベルが高い方と言えるでしょう。
    選曲面はクラシックの名作を吹奏楽アレンジしたものが大半ですが、中には録音が少ないマイナーな作品もあり、イタリアの作曲家、コンラード・プレイトナーのアルプス組曲や、ドイツからスイスに移住して、行進曲『連隊の挨拶』で著名なハインリッヒ・シュタインベックの狂詩曲『ツィンガレスカ』等の知られざる作品が収録されているのが売りです。
    録音年は不明ですが、ADDとなっているためそれなりに古い録音と思われます。
    音質はまぁまぁと言った所でしょうか。
    レーザーライトのCDは解説がないものが多いですが、本CDもそうです。
    最後に収録曲と演奏者は以下の通りです。

    1.アルプス組曲(プレイトナー)
    2.ワルツ『女学生』(ワルトトイフェル)
    3.恋愛禁制(ワーグナー)
    4.狂詩曲『ツィンガレスカ』(シュタインベック)
    5.ワルツ『南国のばら』(シュトラウス2世)
    6.序曲『詩人と農夫』(スッペ)
    7.アンネン・ポルカ(シュトラウス2世)
    8.黒い森の伝説(シュプリンガー)
    9.剣の舞(ハチャトゥリアン)

    演奏
    コンラード・プレイトナー吹奏楽団 1
    南チロル州立吹奏楽団 2、3、4、7
    アドルフ・ニーダーライムバッハー指揮、キルヒビッヒル連邦吹奏楽団 5
    クローベンシュタイン音楽隊 6
    H・シュレーダー指揮、ヴァイトリング連邦吹奏楽団 8
    ウンターマイス市民吹奏楽団 9

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     2026/02/24

    このCDはミハエル・アンドロボス指揮、ノルウェー王立海軍軍楽隊の演奏で収録されたCD。
    中身は行進曲集で、一曲を除いて世界中の行進曲から定番とも言える行進曲と北欧諸国の著名な行進曲を選曲したもの。
    タイトルはミリタリー・マーチとなっているが、軍楽行進曲に限らずクラシック・マーチや、演奏会用の作品を収録している。
    演奏はどの曲も安定した堅実な演奏と言った所。
    北欧の軍楽隊らしい見通しの良いサウンドが特徴で、星条旗よ永遠なれを除けばテンポは比較的遅め。
    行進曲のアルバムとしては癖も少ないですが、これと言ったものもなく行進曲ファン向きの一枚です。
    録音は1994年で、音質は良好です。
    収録曲は以下の通り。

    1.ロシア貴族の入場(ハルヴォルセン)
    2.フローレンティナー(フチーク)
    3.旧友(タイケ)
    4.星条旗よ永遠なれ(スーザ)
    5.軍隊行進曲第1番(シューベルト)
    6.ロレーヌ行進曲(ガンヌ)
    7.ヴァルドレス(ハンセン)
    8.ラコッツィ行進曲(ベルリオーズ)
    9.ボギー大佐(アルフォード)
    10.アイテル・フリードリヒ皇太子(ブランケンブルク)
    11.青と黄色の旗のもとに(ヴィードクヴィスト)
    12.ラデツキー行進曲(シュトラウス)
    13.フランス軍隊行進曲(サン=サーンス)
    14.国王ホーコン7世名誉行進曲(ボルグ)

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     2026/02/22

    このCDはクラシック音楽から祝典の場で演奏される作品を集めたアルバムです。
    内容的にその殆どがクラシック・マーチと言われる分野の作品で、それを吹奏楽で編曲したものが大半です。
    この手のアルバムは探せば幾つかあり選曲面でも有名所が収録されていますが、本CDは團伊玖磨の祝典行進曲と新・祝典行進曲が収録されているのが特徴で、意外とこの2曲が同時収録されたアルバムは多くないため貴重です。
    演奏は船山紘良2等陸佐指揮、陸上自衛隊中央音楽隊。
    1992年から1995年まで中央音楽隊長を務めた船山隊長は、クラシックのアレンジ物に関してはピカイチの演奏を残しており日本クラウンから出た吹奏楽によるクラシック・シリーズは高い評価を得ましたが、このCDでもそのスケールの大きく、音楽性豊かな演奏は中々に良く名演と言えるのではないでしょうか。
    ウィーン市祝典舞曲のファンファーレでは中央音楽隊の金管の実力の高さが伺えますし、新・祝典行進曲の吹奏楽演奏はいまだにこれが1番です。
    1993年4月、入間市民会館ホールで収録されたもので録音も良好。
    最後に収録曲を書いておきます。


    1.ウィーン市祝典舞曲よりファンファーレ(R.シュトラウス arrバンクス)
    2.新・祝典行進曲(團伊玖磨)
    3.祝典行進曲(團伊玖磨)
    4.威風堂々第1番(エルガー)
    5.戴冠式行進曲(マイアベーア arrレイク)
    6.戴冠式行進曲(チャイコフスキー arrニーレンバーグ)
    7.皇帝行進曲(ワーグナー arrゴトフリー)
    8.戴冠式行進曲(サン=サーンス arr田野均)
    9.戴冠式行進曲『王冠』(ウォルトン arrデュソイト)

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     2026/02/19

    エリック・バンクス中佐指揮、イギリス王立空軍中央軍楽隊の演奏で収録されたアルバムで、世界の行進曲を集めたアルバムです。
    録音スタッフの名前を見るに企画は日本からと思われ、選曲的には日本の行進曲ファンには非常によく知られた行進曲ばかりで、純粋な軍楽行進曲からクラシック・マーチまでを収録、海外の軍楽隊の演奏では珍しく軍艦行進曲とオリンピック・マーチが収録されているのが特徴となっています。
    この点は数多い空軍中央軍楽隊の録音歴でも本アルバムはかなり異色だったのではないでしょうか。
    演奏ですが、まさに現代の吹奏楽に通づるウィンドバンド的なもの。
    紳士の国英国らしい上品さをどの曲からも感じさせ、ウィンドバンドらしく音楽的でいてメリハリがあり、それでいて軍楽隊の持つパワーが上手く調和された名盤だと思います。
    いわゆる軍楽系の行進曲は格調高く仕上げられていますし、後半のクラシック・マーチではオケの様な多彩な表現力で、特にダム・バスターズや王冠、威風堂々はイギリスの軍楽隊の誇りを感じさせるもの。
    録音は1989年1月19日に収録されており、バンクス中佐が退役する直前の録音で、もしかしたら空軍中央軍楽隊との最後の録音かもしれません。
    デジタル録音なので、40年程前の録音ながら音質は良いです。
    最後に収録曲を書いておきます。

    1.ボギー大佐(アルフォード)
    2.双頭の鷲の旗の下に(J.F.ワーグナー)
    3.旧友(タイケ)
    4.ロレーヌ行進曲(ガンヌ)
    5.星条旗よ永遠なれ(スーザ)
    6.ワシントン・ポスト(スーザ)
    7.国民の象徴(バグリー)
    8.錨を上げて(ツィンマーマン ニュートン編曲)
    9.フローレンティナー(フチーク)
    10.軍艦行進曲(瀬戸口藤吉)
    11.オリンピック・マーチ(古関裕而)
    12.スラヴ行進曲(チャイコフスキー D.ゴトフリー編曲)
    13.ラコッツィー行進曲(ベルリオーズ C.ゴトフリー編曲)
    14.ダム・バスターズ(コーツ デュソイト編曲)
    15.戴冠式行進曲『王冠』(ウォルトン デュソイト編曲)
    16.威風堂々第1番(エルガー エヴァンズ編曲)

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     2026/02/18

    このCDはいわゆるクラシック・マーチを集めた内容のアルバムですがその中でも戴冠式や何かの記念のために書かれた機会作品を集めた内容となっています。
    ジョン・ウォーレス指揮、ウォーレス・コレクションの演奏で収録されています。
    この団体、ブラスのみで構成されていますが、編成は柔軟であり、このCDでは吹奏楽編成による演奏です。
    おおよそ40名前後の中規模編成で、木管はヘルプですが十分な水準、金管の鳴りの良さはさすがと言うべきで、吹奏楽らしい勢いのある演奏で悪くありません。
    解釈はスタンダードなものもありますが、ウォルトンの2つの戴冠式行進曲は流石イギリスと思わせますし、イギリス行進曲ではテンポを揺らして緩急を付け、マイアベーアの戴冠式行進曲では快速テンポで演奏しており、ウォーレスならではの演奏と言えるでしょう。
    この手のマーチ・アルバムは近年録音が稀になってきたので貴重と言えます。
    録音は1991年1月にアビーロード第1スタジオにて収録されたもので、音質は良好です。
    最後に収録曲は下記の通りです。

    1.戴冠式行進曲『王冠』(ウォルトン)
    2.皇帝行進曲(ワーグナー)
    3.戴冠式行進曲(チャイコフスキー)
    4.イギリス行進曲(エルガー)
    5.戴冠式行進曲(サン=サーンス)
    6.戴冠式行進曲(マイアベーア)
    7.戴冠式行進曲『宝玉と王の杖』
    8.シバの女王(グノー)
    9.聖杯守護騎士の行進(ワーグナー)

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     2026/02/15

    ジョゼッペ・シノーポリ指揮、フィルハーモニア管弦楽団の演奏で収録されたエルガーの作品集です。
    シノーポリはフィルハーモニアとエルガーの作品を何曲か録音していますが本CDは『交響曲第1番』『交響曲第2番』『南国にて』『威風堂々第1番』『威風堂々第4番』を収録しています。
    未完の3番を除いた交響曲全てに人気の管弦楽小品という選曲です。
    シノーポリのエルガーはイギリス風と言うよりイタリア的なカラッとした明るい響きを持ちながらも、しっかりとした構成による明快な演奏。
    これはシノーポリしかできない個性的な演奏だ。
    加えてフィルハーモニア管弦楽団とも息がピッタリと合っている。
    どれも名演と言えるが一つあげるなら、威風堂々第1番。
    明快かつ濃厚なその演奏は聴くと虜になる。
    ちゃんとオルガンを入れているのも良い。
    イギリスの指揮者が振った時とは違う異色なエルガーだが、この2枚組は名盤と言えるでしょう。
    デジタル録音なので、音質は良好だ。

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     2026/02/12

    エイドリアン・ボールト指揮で収録されたエルガーの作品集です。
    創作主題による変奏曲と威風堂々というエルガーの二大管弦楽名曲を集めた内容となっています。
    創作主題による変奏曲は、ロンドン交響楽団と録音した物で、1970年に収録されたもの。
    各変奏毎に緩急の付いたテンポと、濃厚な音楽が特徴な演奏で、雄大なスケールの大きな演奏。
    派手ではないが、よく作りこまれた演奏で良い。
    威風堂々は全曲収録で、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団を振り1976年に録音されたもので、晩年に差し掛かった頃の演奏ですが、こちらも生き生きとした音楽が特徴です。
    海外のオケや指揮者が振った威風堂々はお祭り騒ぎになることもありますが、このボールトの演奏は一定の品格を保っており、威風堂々の名盤の一つと言えると思います。
    録音はリマスタされている様で、思っていたよりは良い録音です。

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