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ブラームス(1833-1897)

CD 【中古:盤質A】 ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番(シェーンベルク編曲管弦楽版)、シェーンベルク:室内交響曲第1番、他 ラトル&ベルリン・フィル

【中古:盤質A】 ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番(シェーンベルク編曲管弦楽版)、シェーンベルク:室内交響曲第1番、他 ラトル&ベルリン・フィル

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検索結果:9件中1件から9件まで表示

  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2013年10月22日

    ラトルは、野心的で広いレパートリを持つ。バッハ、ハイドンもやっちまうし、ベートーヴェンもウィーンとやった。モーツァルト、ブラームス、マーラー、ラヴェル、ビゼー、ブリテン、ストラヴィンスキー、ショスタコーヴィッチ、ブルックナーも、ブーレーズも、ガーシュインだって、使命感持って、演じている。クラシック界を背負って立つ立場だから、優秀なベルリンフィルと、重厚、柔軟、先鋭の技量も見せつけつつ。この演奏では、過去録音の小編成によるものでなく、オーケストラ拡大版を、使用しているのも、仕方ない処。謙虚で、強引でなく、自らの求める音楽を、実現させ、このシェーンベルグの様な、渋く、先進だった音楽、披露、録音するのは、流石。ベルリンフィルの客演も、新しい人、大家、今が旬の人、しっかり選んで、選曲演奏しているのも、中々出来る事でない。自らと、ベルリンフィルの将来、見据えるなか、間もなく、来日公演。一般人には、法外の値、招待者。一方、若い人にも、触れ、接する機会、もう少し、設けて欲しい。

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  • ★★★★★ 

    おかぽん  |  島根県  |  不明  |  2012年03月19日

    ベルリン・フィルの魅力を余すところなく引き出した、非常に重厚感のある名演。ところどころ、テンポを引きずるようなとことがある。例えば、1楽章の終わり。これも嫌味になっていない。この演奏を聴くと、ブラームスの音楽性の高さ、シェーンベルクのオーケストレーションの巧みさを感じる。 室内交響曲もスケールの大きい演奏。

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  • ★★★☆☆ 

    meji  |  神奈川県  |  不明  |  2012年02月18日

    ラトル&BPOという現代最高ブランドのSACDということで購入したが、なんとも抜けの悪い録音に失望した。個々の楽器に肉付き感と立体感が全く感じられずよくできたシンセサイザー演奏を聴いているようだ。確かに最新のマルチマイクで丁寧に音を拾ってはいるし、Fレンジも超低域から超高域まで良く伸びてはいるが、いかにも「整えましたよ」といったサウンドには実在感が全く感じられない。尤もDGのカラヤンサウンドもこれに似ており、これがフィルハーモニーホールの正しい音響なのかもしれない。演奏も問題だ。暗くくすんだ、いかにもブラームス調のトーンは、第5交響曲として捉えるのであればそれもありかもしれないが、何といってもこの曲はシェーンベルク編曲なのだから、もっとパワフルに原色感を打ち出した前衛性を期待したいところだ。

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  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2012年02月02日

    ラトル&BPOは日々進化(深化)を遂げている、と思います。それはDCHを聴けばよく分かります。また幸運にも生で聴けた昨年のジルヴェスターは本拠ということもあり壮絶な演奏でした。賛否両論のブラームス全集(私は賛)から当盤までの間にまた進化を遂げたと思います。シェーンベルクのある意味色彩溢れるオーケストレーションを最大限に生かしたこの曲は、元来ラトルの肌にマッチしているものであります。BPOの底力を引き出し、稀有の演奏を繰り広げております。併録の緻密この上ない室内交響曲にもそれが言えると思います。アバド時代のレベルを越え、カラヤン時代にはなかったであろうインティマシーをベースにしたラトル時代が長く続かんことを祈ります。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年11月03日

    近代音楽を得意としているラトルは本盤シェーンベルク関連の作品を以前にも録音しております。決してまだまだポピュラーとは思われない作品への彼の姿勢たるや大したものでこの辺りがBPOメンバーを引っ張っていく力ともなっているのでは・・・。収録曲の内ブラームス/シェーンベルク編曲のピアノ四重奏曲第1番をFMで聴きましたのでその感想、関係情報をメモする次第です。BPOを振っての2009年ラトル54歳の時のライブ録音て゜演奏タイムは@14’04A8’37B10’35C9’05と前回録音分・・・1984年バーミンガムSOを振った演奏のトータルタイム42’22と殆ど同じでブレはありませんが四半世紀の経過とオーケストラの違いは歴然らしいです。周知の様にこの曲はあの大指揮者クレンペラーがシェーンベルクに編曲をすすめたものでまだ数としては多くない録音盤ででも初演者クレンペラー自身指揮LAPOの1938年?録音分が以前は販売されていました。それだけまだ演奏開発途上のこの曲だからこそラトルは慣例や常道に縛られずノビノビとその冴えた腕で聴かせ上手を発揮しております。若き頃のブラームスのやや屈託感ある音楽の魅力とシェーンベルクのオーケストレーションとの融合はブラームスの交響曲が一つ増えた様な充実した世界を繰り広げております。第1楽章、何か始まるぞといった雰囲気で次々様々な楽器が参加して行きピアノのパートを弦中心に代わって動き初めは若干勝手違いというかピアノの打楽器的「キレ」要素が無い処に曲として戸惑いを覚えたのも事実ですがこの楽章が沈うつの内に締まり楽章が進むにつれ管弦楽の醍醐味発揮が分かりかけると一応室内楽で覚え知っている展開の変化球が楽しみになって来ます。ピアノ版とオーケストラ版のハンガリー舞曲的な対比的な処も味わえます。第3楽章中ほどのマーチに続いて後段の高揚もオーケストレーションの妙味が発揮されております。最終楽章の中ほどややセンチメンタルなテーマな処は私などはこの哀愁ある楽章をBGMに使っていた仏映画 ミシェル・ブラン, サンドリーヌ・ ボネール出演「仕立て屋の恋」を思い出し本盤演奏の弦での運びは更に情感的になった次第です。この編曲ではブラームスの曲では余り聴けない第2楽章におけるチェレスタ?、第3楽章でのシンバルや最終楽章のシロフォン?も効果的に扱われています。全体的にはシェーンベルク色よりブラームス色が濃くBPOの卓越した技量のほどと響きの重厚さを聴き知れます。私は残念ながら同年録音のシェーンベルク「映画の一場面への伴奏音楽」(タイム9’14)及び室内交響曲第1番(同@4’57A6’44B7’10C3’07)は聴いておりませんが後者はラトルに矢張り先行盤があるらしいですね。私の聴いていない曲については既に投稿された諸兄のレビューを参考にされたら充分かと思いますが★一つ保留させていただきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2011年09月11日

    今年のBPO来日公演は東京で3回の演奏会が行われるだけなので仕方ないが、事前抽選ことごとく外れ、発売当日は朝からパソコンにかじりついたが、発売から15分で全席売り切れ。結局、チケットを買えなかった。目下、絶好調と思われるこのコンビに対するクラシックファンの期待の高さが分かる。このCDもシェーンベルクという名前だけで敬遠する人がいたら、実に惜しい。ブラームスの第5交響曲と俗称されるピアノ四重奏曲第1番の管弦楽版はそもそも目茶苦茶に面白い曲。ジプシー音楽調の終楽章など、ブラームスらしからぬド派手な音楽だが、そこに目をつけたシェーンベルクもさすが。すでに2度目の録音、ギリシアでのヨーロッパ・コンサートでの映像もあるラトルにとってこの曲はもはや自家薬籠中のもの。どうも弱腰だったブラームスの4つの交響曲とは別人のような積極的な演奏だ。珍しい室内交響曲第1番の大管弦楽版もここまでやるか、というような力押しでオケの名技を見せつける。ところでSACDは今のところ日本だけでの発売のようだが、新録音の少ない現状ではハイクオリティCD、SACDとあれこれ出して、同じ音源で複数のディスクを買わせようという姑息な商策のように見えてしまう。いっそクラシック新譜はすべてSACDハイブリッドという英断に期待したい。

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  • ★★★★★ 

    なにがし  |  愛知県  |  不明  |  2011年09月01日

    一度発売が予告され楽しみにしておりましたが、中止。レコード会社の経営環境やレパートリーとマーケティングを考慮するに、残念ながら止むを得ないのかもしれないと感じていました。それだけに発売に至りましたのはありがたいことで、とくにOp.9b(室内交響曲の大編成版)は録音もそれほど多くなく(たしかPHILIPSにインバルが録音していました)、新しい録音の登場は歓迎されるところです。 演奏はシェーンベルクならではの旋律の錯綜を鮮やかに描き出したものです。楽団との関係も深まりその機能性をしっかりと把握しているようで、テンポ操作にも柔軟に対応しています。弦楽の対向配置(下手にヴィオラ)の採用も録音におけるこの印象に寄与しているように感じました。 ピアノ四重奏曲の快演はラトルとベルリン・フィルならではですが、無調を経て12音技法に至ったシェーンベルクの音楽が瞬間的な感情表現に奏功している映画音楽の充実した演奏に惹かれました。                                末筆ながら、映画の一場面のための伴奏音楽は、ロスバウトのフランクフルトにおける演奏が初演であったとされています。裏を返せば、クレンペラーのベルリン初演がそれだけインパクトのあったものであったことの証左と言えるかもしれません。シェーンベルクの存命中に初演された12音技法を用いた作品としては例外的な成功であったのですから。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年08月28日

    ラトルは若き頃より近現代の作曲家による作品を数多く採り上げてきており、シェーンベルクの管弦楽作品についてもその例外ではない。本盤におさめられたシェーンベルクによる作品(編曲を含む。)も、映画の一場面への伴奏音楽ははじめての録音になるが、その他の2曲(ブラームスのピアノ四重奏曲第1番のオーケストラ編曲バージョン及び室内交響曲第1番)については既に録音等を行った、ラトルにとっても自己薬籠中の作品であると言えるだろう。冒頭のブラームスのピアノ四重奏曲第1番は、シェーンベルクによって編曲されたオーケストラバージョンによるものであるが、ラトルは1972年にも同曲を既に録音しており、DVD作品を除くと本演奏は二度目の録音に該当するところだ。本演奏の特徴は、何と言ってもベルリン・フィルによる卓抜した技量を駆使した演奏の素晴らしさ、そして重厚で豊穣たる響きの美しさであると言える。終結部の強靭さも圧倒的な迫力を誇っており、我々聴き手の度肝を抜くのに十分であると言えるところだ。ラトルも、ベルリン・フィルの芸術監督就任後数年間は、プライドの高い団員の掌握にも相当に苦労し、凡演の山を築いていたが、数年前にマーラーの交響曲第9番を演奏・録音(2007年)して以降は、現代を代表する指揮者の名に相応しい名演の数々を成し遂げるようになった。アバド時代に、カラヤン時代以前に特徴的であった重厚な音色が影をひそめ、音の重心が軽やかになっていたベルリン・フィルも、ラトルが数年の苦節を経て漸く掌握するようになってからは、再びかつての重厚さを取り戻してきたような印象を受けるところである。本演奏においてもそれが顕著にあらわれており、正にベルリン・フィルであるからこそ可能な豊麗な名演に仕上がっているとさえ言っても過言ではあるまい。映画の一場面への伴奏音楽は、前述のようにラトルにとっては初録音となり、不協和音がさく裂する楽曲ではあるが、シェーンベルクを得意としてきたラトルならではの聴かせどころのツボを心得た見事な名演に仕上がっていると高く評価したい。そして、本盤のトリを飾るシェーンベルクの室内交響曲第1番であるが、ラトルは同曲を原典版(15のソロ楽器による小編成によるもの)により、バーミンガム現代音楽グループとともに録音(1993年)しているが、本演奏では、シェーンベルクが同曲を作曲してから8年後にオーケストラ用に編曲したいわゆる管弦楽版によるものである。それだけに、本演奏でもベルリン・フィルの重厚で豊穣な響きが見事にプラスに作用しており、おそらくは同曲の演奏史上でも重厚さと美しさの両方を兼ね備えた稀有の名演に仕上がっていると高く評価したい。こうして、シェーンベルクに関わる3曲を聴いてあらためて感じたのは、ラトルとベルリン・フィルの関係がますます深まり、いよいよこのコンビの黄金時代に入ったということである。この黄金コンビは、最近ではマーラーの交響曲第2番(2010年)など、圧倒的な名演の数々を生み出しつつあるが、今後ともラトル&ベルリン・フィルの更なる発展・飛躍を大いに期待したいところだ。音質はSACDによる驚天動地の鮮明な高音質であると言える。高弦が艶やかに再現されるなど、あらためてSACD盤の潜在能力の高さを思い知った次第だ。いずれにしても、ラトル、そしてベルリン・フィルによる至高の名演を、現在望み得る最高の高音質SACD盤で味わうことができるのを大いに喜びたい。

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  • ★★★★★ 

    影の王子  |  大阪府  |  不明  |  2011年06月18日

    吉松隆氏やウゴルスキの様に「シェーンベルクこそ音楽の罪人」と公言している「常識人」が多い中、こうしたアルバムを出すラトルこそ現代のドン・キホーテ(良くも悪くも)!ただ、低迷しているクラシック音楽界には何の貢献も無いのも確か。

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