hijidon  |  宮城県  |  不明  |  2012年10月09日

これは大変すばらしい企画である。感謝を申し上げたいと思います。自分がメンデルスゾーンへの知識の薄さを改めて感じた。どの曲も目を見張る名作揃いであるとともに、これまた合唱の見事さも相まって大いに感動した。一気に聴いてしまうくらい楽しく、また感心させられる内容であったと思う。

 

蓮華人  |  千葉県  |  不明  |  2010年11月18日

マットの丁寧さはあきれるほど。ほぼスコアを見るように正確無比な音価で音楽が再現されている。まあ曲想からして真面目でもいいのだが、もう少し遊びもほしいところかな。ＣＣＥもマットの棒に完全に支配されているような、律義極まりない演奏。ただ厳格にして抹香くさいかといえば、宗教色がないと言えるほどピュアで、旋律美を大切にしたエンターテインメントに仕上がっていて、楽しめる。とりあえず脱帽。

 

エステ荘の噴水  |  岩手県  |  不明  |  2010年04月12日

ブリリアントはライセンス物だけでなくオリジナルでも素晴らしい企画をしてくれます。熱心な声楽曲の聴き手とは言えない私はこのCDがなければメンデルスゾーンの合唱曲の魅力には触れずじまいだったでしょう。とても感謝しています。なお、エリア、パウロはすでにリリング盤がライセンス販売されているのでオリジナル企画の本CDには含まれなかったのでしょう。

 

まさやん  |  大阪府  |  不明  |  2009年05月26日

エリア、パウロの２大オラトリオを欠如しているし、その他の完全全集にも程遠い選曲だが、大方を網羅しているのは他にないだけに貴重。メンデルスゾーンは史上最高の「音楽家」（作曲家ではない）である事が理解出来る絶好の企画といえましょう。

 

鉄血桃太郎  |  中部地方  |  不明  |  2009年03月14日

メンデルスゾーンの合唱曲は実によい。旋律美と構成や和声の格調の高さがみごとに融合している。そしてこんなにコラールや詩編による作品があったことを知り、バッハとの深いつながりも実感できた。ただしその美の世界が、十八世紀の巨人のそれとまた一味異なるのは言うまでもない。こういったＣＤが呼び水になってメンデルスゾーンの合唱作品が注目されることを祈ってやまない。

 

かんぱねるら  |  川崎  |  不明  |  2008年05月16日

メンデルスゾーンの合唱音楽がいかに水準が高いかを思い知らされるＣＤ集。ヨーロッパ室内合唱団は現在活躍する合唱団の中で最も素晴らしい団体だと思うが、こういった演奏がこの価格で提供されていることは合唱音楽を愛するものにとって幸福なことだ。

 

tsucchy  |  愛知県  |  不明  |  2003年11月20日

ブリリアントは、その廉価さ故、新しい出会いを実現してくれる。メンデルスゾーンの合唱作品がこれほどもあり、しかもいずれも美しい、ヒーリング感のあるものだということに、このＣＤボックスの発売がなかったら、一生気付かなかったかもしれない。そういう意味において、演奏がどうのこうのという野暮なことは言えない。録音も清澄である。これからも、同レーベルから、こういった企画が発売され、これまで知らなかった音楽との「出会い」の場を提供してくれることを願ってやまない。発売が予定されているシューベルトのミサ曲集も楽しみである。