セヴラック(1872-1921)

CD 【中古:盤質B】 ピアノ作品全集 チッコリーニ(3CD)

【中古:盤質B】 ピアノ作品全集 チッコリーニ(3CD)

商品ユーザレビュー

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    saitaman  |  埼玉県  |  不明  |  2016年05月07日

    まるで南フランスの自然を想起させるような、美しく、明るく、上品で、繊細で、親しみやすい旋律の曲が続く。後期ロマン派でありながら印象派的な香りもする。そんなセヴラックの芸術の弾き手として、チッコリーニはぴったりだ。

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  • ★★★★☆ 

    Dinkelbrot  |  群馬県  |  不明  |  2014年01月09日

    昨年発売されたチッコリーニの個人全集を少しづつ聞いてきて、漸くセヴラックに到達した。なかなか良い。チッコリーニはちょうどこのセヴラックを録音し始めた1970年頃からそれ以前とは打って変わって素晴らしくなったと思う。これより前の演奏は録音のせいもあるかもしれないが、ニュアンスに乏しく、どなたかも書いていたようにどの曲もただ機械的に弾いているように聞こえることが多かった。しかし、1970年頃からは、一音一音を大切に、微妙な陰影を感じる演奏になったと思う。ただ、チッコリーニの持ち味か、暗さはあまりない。このセヴラックの演奏も好感の持てる演奏だが、もう少しあと一歩哀愁を込めて欲しかった。

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  • ★★★★★ 

    ヒヒ  |  愛知県  |  不明  |  2010年08月25日

    セヴラックのピアノ曲のすべてを楽しむことができるCDとなっている。セヴラックのピアノ音楽は土地の影響か、温かく、親しみやすく、開放感であふれている。時に顔をのぞかせる憂愁は目の前に夕方の憧憬を思い起こさせる。チッコリーニはそれらの曲に内在する魅力を引き出すことに成功している。名手による演奏が増えたことは非常に良いことだと思う。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2009年02月05日

    自ら「田舎の作曲家」と称していたセヴラックの作品にそう多く接したわけでもない私は彼の文字通り武骨で素朴な・・・そう言えばスペイン〜フランス辺りの匂いのする作風には比較的親しめるようです。偶々チッコリーニの弾く「休暇の日々」(最後の曲目などはよく耳にするもの)を聴いたのですがこのイタリアピアニストは若干ワンパターン的な傾向もありつつ(原曲の責として)印象派スケッチの様に素晴らしく弾き進めています、セブラック弾きのドワイエン、バルビエ等と比較してみるのも面白そうです。

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  • ★★★★☆ 

    レエル  |  不明  |  2008年06月14日

    セヴラックの着想の基となった本質をピアノに移し変えてみると、土臭さや陽光、南仏の雄大な自然の造形に対する讃歌を見落とすことはできないが、チッコリーニは題材の思想や情感を表出する為の手段『何を表そうとしているのか』が明快だ。演奏自体は、むしろドビッシーやサティよりも相性が良くうっとり夢心地だが、録音が良くないので評価を下げました。

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  • ★★★★★ 

    ゆ  |  東京  |  不明  |  2007年10月04日

    館野の演奏も良いものですが、ともすれば露草の様に淡白な、人生は流れる風の様に儚いものさ、との暗示にも取れる演奏に比して、これは振幅が大きく重厚な音のゆえか、その響きが心の中で醸成されて新しい命が湧き出る様な気がします。セヴラックの楽想を体一杯に浴びて伝えようとするこの力強い演奏にこそ、いつまでもどこまでも太陽の光に向かう向日葵の姿がふさわしいと思います。

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  • ★★★★★ 

    きょうとのフランス人  |  京都市  |  不明  |  2005年05月13日

    ドビュッシーに「いい匂いのする音楽」と言われ、都会になじめず、生まれ故郷の南フランスに住み、時には、村の吹奏楽団に飛び入り参加、48歳で、尿毒症により、愛する村人達に看取られながら亡くなった人。作風は、ロマン派に印象派を取り込んだ聴きやすいもの。最近再評価の兆しがあるが、本当は、知る人ぞ知るで、好きな人が、宝物のように大事に持っているのがいいのかも。代表曲は、「ラングドック地方にて」「ゼルダーニャ」だが、個人的には、「オルゴールに聞こえるもの」がいい。

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  • ★★★★☆ 

    said  |  Fukuoka  |  不明  |  2002年12月08日

    シャブリエやドビュッシーほどには洗練されてはいないものの、そこがかえって土臭さや陽光を思わせるセヴラックのピアノ曲は、もっと広く聞かれてしかるべきだ。聞き込んでいけば、そこここにモダンな響きがあふれていることに気づくはず。

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