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ブラームス(1833-1897)

CD 【中古:盤質AB】 ピアノ三重奏曲第1、2番 ピリス、デュメイ、ワン

【中古:盤質AB】 ピアノ三重奏曲第1、2番 ピリス、デュメイ、ワン

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    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2018年05月01日

     偏った見方かもしれないが、ゴージャスで美しいデュメイのヴァイオリンと詫び寂びで凛としたピリスのピアノでは相反するような気もする。それなのに何故か聴き入ってしまうくらいしっくりくるのだから不思議だ。渋めの茶碗を絢爛たる金で継いだような独特の美しさがこの二人にはある。   ブラームスの若かりし頃の切ない情熱とそこに流されまいと構築された音楽の骨格がマッチした作品8が特に好みだが、デュメイとピリス、そしてその中を実直につなぐワン(上述の金継ぎ茶碗の例えを使うなら、漆の役割?)の3人の演奏がとてもマッチしており、理想的な音楽が聴こえてくる。もちろん作品87の仄暗い情熱もやはりブラームスらしい鬱屈さがあり聴きものだ。   ピリスが引退・・・の時期(2018年4月)ゆえ、改めて聴きなおしている。いつ聴いても美しい演奏で、それぞれ3人が目指す美学が結晶化されたディスクになっている。やはり、ピリスの引退は非常に惜しい・・・。

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    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2013年06月20日

    1989年DGに移籍してきたデュメイとピリスによる録音活動はモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス等々代表的なVソナタの名演を残しております。どちらかと言えば大柄なデュメイの超絶的な技巧をベースとして情熱が迸らん限りの演奏と小柄なピリスの繊細で透明感溢れる演奏が絶妙の効果をあげているケースが多いものと受け止めておりました。そこへPトリオという新ジャンルで1990年代初めから録音活動に入りDG専属となった中国出身のチェリスト・J.ワンが加わっての本盤はブラームスのPトリオ第1番(1994年録音、タイム@15’15A6’32B9’12C6’44)、第2番(1995年録音、同@9’57A8’14B4’33C6’00)であります。ピリス50歳、デュメイ45歳、ワン26歳の頃の録音で先ず何か既に出来上がった二人体制にワンがどれだけ溶け込んで行くかがマア中国人だけに興味の的にもなったのですがあくまで曲は建前上P主体でありピリスの前述の特徴プラス知的なシャープさを支える側の弦でありワン自体比較的冷静で余裕があるのかそうした役回りに徹しているのはまだこのトリオでは一番若いけれど苦労人だけのプロだなぁと思いました。例えば第1番はブラームスの若い頃の作品だけれど晩年改訂で手を加えたこともあって若さと老いの感覚がブレンドされた処とマッチして馥郁たる味わいで仕上げられています。第1楽章から豊かな雰囲気で熱気を孕みつつ決して崩れずロマンチックな色合いの高ぶりをプレイヤー三者が個性をぶつけ合うというより集中力をもって一心同体で仕上げていくと言った感じは先の東京の方のレビューにある通りだと思います。ワンの健闘もあり最高ランクに値いしましょう。もう六十歳半ばのデュメイは我が地元関西でも指揮者としてお馴染みになっておりますよ。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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    ジンジャーエール  |  川崎市  |  不明  |  2007年08月13日

    「魅惑される」という表現が一番しっくりする演奏です。クラシックにまだ縁がなかった人に贈って何度、感謝されたか分かりません。「精神性」や「芸術的深さ」などを云々するのかヤボなほど、ここに展開される楽想とシーンの転変に漂うことで、どんなお手盛りのヒーリング音楽よりも晴れやかで夢幻の時間を過ごすことができます。そしてこの1枚から、クラシック音楽の森に足を踏み入れることができる。そんなきっかけを作ってくれるブラームスです。

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    ねこちゃん  |  横浜  |  不明  |  2005年11月02日

    定評あるデュオにチェロのワンが加わっています。デュメイ&ピリスのデュオは、全ての点でまさに一心同体といった感じなので、このCDが出たとき、チェロがきちんと溶け込めるか、と聴く前に要らぬ心配をしたものでした。が、それは全くの杞憂でした。ワンのチェロが、デュメイ&ピリスの音楽性と全く軌を一にしていることに驚かされます。それゆえ、デュメイ&ピリスのデュオを気に入る方は、この演奏を期待はずれと感じることはまずないと思います。これほど繊細な感受性に彩られた、しびれるブラームスは稀。きっと感涙する人さえいると思います。

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    SunnySide  |  Suginami City, Tokyo  |  不明  |  2005年04月11日

    馥郁たるブラームスのピアノ・トリオ。馥郁あるいは芳醇を超えて,時に噎せかえりそうになるほど(もちろん,よい意味です)。第1番冒頭に加え,私的には第2番第2楽章も素敵な演奏だな,と感じました。3人の呼吸は,ここで触れるまでもなくぴたり。

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    yoshi  |  岡崎市  |  不明  |  2000年12月08日

    これは演奏も満点,録音も満点!すばらしいの一言です.もう20年近く前にFischer-Schneiderhan-Minardiのモノラル録音をFMで聴いてしびれて以来,血眼で探した復刻盤CDのの悪い音(演奏は甲乙つけがたい)を10年我慢して聴いてきましたが,ついに決定版が出ました.ここ数年

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