【中古:盤質A】 ヨーゼフ・カイルベルト・コレクション(14CD)
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せごびあ | 愛知県 | 不明 | 2018年05月12日
派手さとは全く無縁で、端正でありながら柔軟さと優しさを持った美しい演奏です。特にモーツァルトが良いと思いました。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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音楽の彼方に | 不明 | 不明 | 2017年04月17日
全体を支配するのは、バンベルク響のスタイルであり、そこにカイルベルトが指揮者として造型を担当しているようなスタイルだ。このため楽団が変わっても、そのスタイル(というか伝統)を固持して揺るがないカイルベルトのような指揮者の前では、バンベルク響のスタイルが前面に出るので、モーツァルトにしろ、ベートーヴェンにしろ、ブラームスにしろ、バンベルク響のスタイル。 ベルリン・フィルの演奏も入っているみたいだが、ここはバンベルク響とカイルベルトの存在あってこその演奏成果と見たい。 したがってこのBOXCDは、バンベルク響、それもシュタイン前の第1次黄金期の演奏スタイルを聴くBOXだと考えたらいい。 ベートーヴェンやブラームスもいいが、ブルックナーとリヒャルト・シュトラウスは、作品の本質をついており、捨てがたい。 但し、レーガーの作品の録音は、バンベルク響のスタイルではないようだ。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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mid-massa | 三重県 | 不明 | 2015年03月31日
このBOXの大半をバラバラに持っているのでこのセット自体は持ってなくても敢えてコメントさせてもらおうと思う。ブラームス・ブルックナー・モーツアルト・ワーグナーなどすべて素晴らしい。超一級品ではないがドイツの古き良き時代を感じさせる骨の入った名演と言って良いだろう。第九のみ録音できなかったベトのシリーズは痛恨の限り、と言わざるを得ない。ドヴォ9番も良いがどうして今回あの「モルダウ」が入っていないのか?そして「ボヘミアの・・・」も入っていない。以前の再発売では入っていたのにどうして?それだけが残念!この指揮者、もともとLP時代に初めて出たのがキングレコードGTシリーズの1000円盤だったので当時、若き小生も「どうせドイツのどうにもならん2流の指揮者なんだろう」と思っていた。他にもコロムビアから出ていたリンデンバーグとか、今考えれば素晴らしい指揮者がどうして1000円盤だったのか?もちろんベーム(旧盤)、クリュイタンス、ワルター、ミュンシュ、モントゥー、ボールト、そしてあのバルビローリ等々の方々のLPも1000円で出ていたから仕方ないか?それにしてもカイルベルトはブルックナーの第8番等、亡くなってから出たライブ等で高い評価を受けているのが不思議でならなかったが、こうした初期の録音をよく聴くと、なるほど、とうなづかざるを得ない名指揮者だったんだ、と思う昨今である。録音の無い第九は仕方ないが、モルダウのないのを敢えてこだわらさせていただいて★4つとさせていただきましょう。14人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ドレクスラー | 神奈川県 | 不明 | 2015年03月24日
Testament‘55バイロイトのワルキューレ・黄昏の圧倒的な名演に惹き込まれ、他にどのような演奏をする人なのだろうかと思ったが、モーツァルトのリンツ、プラハに一度で魅了されてしまった。愚直な正攻法で向き合う人柄が偲ばれるような清らかさで謳いあげるモーツァルトは、心を熱くする。 カラヤンと同年同月生まれながら、いかなる衒いも夾雑物も無いこの指揮者の全ての演奏に一貫して流れる誠実一点張りの音楽には格別な感慨を覚える。これからの60歳で逝去してしまったことはいかにも残念でならない。どのような偉大な華を咲かせてくれただろうかと想像するに、タイプは異なるがFricsay, Caltelliとともに大変惜しまれれてならない・・・。16人の方が、このレビューに「共感」しています。
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