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チャイコフスキー(1840-1893)

Blu-spec CD 2 【中古:盤質A】 交響曲第6番『悲愴』 テオドール・クルレンツィス&ムジカエテルナ

【中古:盤質A】 交響曲第6番『悲愴』 テオドール・クルレンツィス&ムジカエテルナ

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  • ★☆☆☆☆ 

    fi-di  |  愛知県  |  不明  |  2023年10月24日

    もう、人のおススメで買うのは金輪際やめようと思ったきっかけになった。演奏がエキセントリックでおもしろいのは納得できる。でもそこではなくて、「録音もクリアーでなかなかよい」というご意見に完全に騙された。「どこがやねん!!」とツッコみたくなる。音の「質」のことではなく、ステージングのなさのことを言っている。どうしてヴァイオリンの塊と同じところでティンパニーが鳴るのだろう。どうしてトランペットが耳元みたいな至近距離で鳴るのだろう。ホールトーンはほとんどなく、楽器の直接音をマルチマイクで拾いまくって、適当に左右にちりばめた、ポピュラー音楽と同じサウンドステージの作り方。このエンジニアはどういうセンスをしているのか。やたらティンパニだけはドロドロとうるさい。極めつけは最終楽章の幕切れ付近の、ミュート付きのトランペットの音。あれはウケようとして、あんなベーッという音で、至近距離で何度も鳴らすようにミキシングしたんだろうか。それともクルレンツィスの指示なのか?パロディ?  別にこの曲に特別な思い入れも固定観念もないが、アコースティックな楽器をホールで聴いているのと同じ感覚で聴きたいと願う、まっとうなクラシックファンとしては、サウンドが幻滅過ぎだろう。これを推奨している音楽雑誌のライターは、パソコンくらいでしか音楽を聴いてないんじゃないかと思った次第である。

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  • ★★★★★ 

    saitaman  |  埼玉県  |  不明  |  2022年10月23日

    なんだ、これは。非常に変わった演奏である。まるでギリシャ悲劇かイタリアオペラか。これは好悪分かれるわ。悲愴の録音は無数と言ってよいほどあるし、コンサートでも当たり前に聴いてきたが、これは異演である。変すぎる。でも、ムチャクチャ面白い。普通の悲愴を聴きたければ、ロシア的にこだわるならムラヴィンスキーを筆頭にいくつもあるし、ロマン派正当スタイルならカラヤンはじめ星の数ほど名演がある。今さら似たような演奏を量産したって大して意味が無い。グレン・グールドのバッハだってバッハだし、テオドールの悲愴だって悲愴である。普通の悲愴にこだわる人にはおススメしない。

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  • ★★★☆☆ 

    ぽいぽす  |  神奈川県  |  不明  |  2021年03月21日

    個人的には過剰で俗悪という印象だった。 俗悪なんて言葉はあまりにも狭量な、嫌な言葉だと思うのですが、ある意味チャイコフスキーに誰もがずっと望んでいたような、濃厚で激しく、甘い部分は思いっきり甘ったるくそれでいて非常にきめ細やく練られたフレーズを聴かせてくれるという演奏なのだが、実際聴いてみると食傷してしまうというか、何か自分が今まで聴きたいと思い描いていた演奏の浅はかさを思い知らされるというか。クルレンツィスのベートーヴェン5番なども同じ印象でしたが、なんだか共感性羞恥のようなものを感じてしまいます。素晴らしい演奏だと聴き進めるうちに、それがクラシックというよりもなんだか安っぽい昔のハリウッド音楽のような盛り上げ方や、やたら深刻だったり甘ったるいセンチメンタルさに気づいて、なんで今更こんな演奏でうっとりしていたのだろうとなんだか冷めてしまう。 聴きどころをしっかりと押さえてかなり丁寧に演奏されてはいますが昔のロシアのマイクでも使って録音したのかなと思ってしまうほどのザラザラ、スカスカした録音悪さもあるが、特別美しくはない楽団の音もあり、なんだか安っぽい演奏に聴こえてしまう。昔のロシア楽団風の軍隊的な厳しい雰囲気もあって聴いていて楽しいとも感じない。素晴らしい演奏だが一度聴けばもういいかなという演奏。 なんだか酷評になっていますが、初めて悲愴を聴く人がこれが一番新しくて評判が良いからという理由で聴くのはおすすめできる。確かに感動的で細やかによく練られた演奏で文句のつけようがないと思う。私も初めて悲愴を聴くならこういう演奏で聴きたかったかもしれない。ただ、私としてはいろんな演奏を聴いた上でこういう演奏を今になって最高だというのはちょっと抵抗があるかなと感じます。チャイコフスキーにはこう言った解釈で表現できる以上の特別なセンチメンタルさがあり、この演奏からはそう言ったものが感じられない。 クルレンツィスはショスタコヴィッチが素晴らしいですね。そちらは彼の芸風によく合っていると思います。

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  • ★★★☆☆ 

    beckology  |  兵庫県  |  不明  |  2020年06月15日

    曲自体が好きなので聞いてみましたが、自分的にはムラヴィンスキーやロジェストヴェンスキーがあれば良いという感想でした。

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  • ★★☆☆☆ 

    ゲゲゲアサ  |  神奈川県  |  不明  |  2020年04月07日

    チャイコフスキーの交響曲第6番の録音の難しさは「第一楽章」のクラリネットからバス・クラリネットの4つの音への受け渡しが一つのクラリネットで演奏されているかの如く録音されているかである。ppppppからffへの録音レヴェルは100dBの差となる。これをどう録音するかが、演奏とは別に録音の良し悪しとなる。このCDではバス・クラリネットの4つの音は聞き取れない。もし、バス・クラリネットの音を聞こうとしてボリュームを上げれば、ffのレヴェルが大きすぎて、椅子から転げ落ちる。現在の録音技術ではそれほど難しくない録音がこのCDではできていない。このCDをお買いになる前に、ペトレンコ、ベルリン・フィル をお聞きになることをお勧めする。

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  • ★★★☆☆ 

    辛党兼甘党  |  広島県  |  不明  |  2020年02月14日

    モーツァルト聴く限りでは、チャイコフスキーもこれまでの慣習や先入観に基づく解釈を取っ払った、新鮮な演奏を聴くことができると期待しておりましたが…楽譜にない恣意的操作をやりまくり、ここぞでテンポを落として演歌もかくやというほどに歌う。確かに凄まじく強烈で、ハマる人はどハマりしそうですが、私の期待と真逆すぎて笑ってしまいました。誰でもいいからチャイコフスキーの交響曲をもっとスコア通りに演奏してほしいのですが。一度スコア見てほしいですよ。いかにテンポ指定が守られていないか、細かなアーティキュレーションがシカトされてるか、連綿と続く慣習に基づく解釈が続いているかがわかります。別に慣習に基づくことが悪いわけではないです。慣習を別の言い方に変えれば伝統です。それもとても大事なことなのは間違いないのですが、少なくともモーツァルトのオペラを先入観にとらわれず戦闘的に演奏したクルレンツィスにこれは求めていませんでした。期待してただけにショック。あと、音が最新録音にしてはかなり不自然で気になりました。レンジが広すぎます。通常フォルテシモだとマスクされる音も聴こえてきます。

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  • ★★★☆☆ 

    ロールパン  |  広島県  |  不明  |  2019年07月01日

    好みが分かれそう…好みではないです。いちいちフレーズの繰り返しの音量を変えたり前触れなく急に音を大きくしたり…これは不自然かつ恣意的。あと、1楽章展開部の最後とか、なんとロマンティック なこと(皮肉)。どこにこんなにもゆっくり演奏するという指定があるのでしょうかね。スコアを見る限り、チャイコフスキーはもう少し偏見を持たずに普通に演奏すべきだと思うんですよ。理系文系で言うなら、スコアから読み取れる楽章間の綿密に組み立てられた関連性を見る限り、このお方は理系だと思うんですが、文系演奏があまりに多い。どうしてこうもチャイコフスキーは濃ゆく演奏されてしまうんでしょうねー…4楽章の最後とか、ひっそりと裏でコントラバスの心臓の鼓動が静かに動くのがまさに死を表現した一流の隠し味って感じで素晴らしいのに、この演奏走ったあとみたいに心臓バックバクで笑ってしまいました。そうそう、楽譜通りって言う人いますけど、かなり楽譜いじってますよこの演奏。 なんだかんだ言っても徹底した表現で説得力は感じるので、今まで述べたことはあくまで好みと言われればそれまでかもしれませんが、ダイナミックレンジが広すぎる録音はさすがにいただけません。あと弦の刻みの際になるガチャガチャがフォルテシモでも聞こえる所とか違和感満点。録音芸術として尊重し、生演奏と同じように聞こえることが良いとは言わないにしても、この録音はいじり過ぎではないですかね。生演奏もこんな感じならオケの技術があまりに高すぎてビックリ仰天ですけど。

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  • ★★★★☆ 

    林檎太郎  |  長野県  |  不明  |  2018年12月22日

    遅ればせながら聴いてみたが、なるほどたしかに新しい個性の発露という点では、際だった演奏を聴かせてくれている。しかし、このダイナミックレンジは、実演の聴感を伝えるものなのか、ひどく疑問を感じる。演奏者も含めた意図的なものだとするならば、それには賛同できないというのが正直な気持ちだ。実演に触れてみたい。

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  • ★☆☆☆☆ 

    エブリサンデ  |  東京都  |  不明  |  2018年06月26日

    徹底して効果を狙いの外面的で実に空疎な内容の乏しい演奏。 これでレコードアカデミー大賞とは、おかしいのではないか?

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  • ★★★★★ 

    風とライオン  |  ZIMBABWE  |  不明  |  2018年05月04日

    >私も一聴して揺さぶられた口だが、愛聴してきたマゼール クリーブランドに戻ったら、マゼールとオケに心底圧倒された。 音楽の全てで次元が違うのである。 ←マゼールのチャイコごときに感心出来る様な人間はクラシックよりAKBでも聞いてろと思うよ?(笑)。それはさて置き、クルレンツィスはあらゆる伝統のしがらみから解き放たれた自由な演奏といって良いだろう。それゆえ古臭い演奏の様式にとらわれた人間には理解出来ないのだろうな。俺も今までで古今東西あらゆるチャイコは聴いてきたが、この演奏を聴いて初めてチャイコの第6を理解出来た気がする。今まで大仰な音響効果や安っぽいセンチメンタリズムに彩られた大向う受けを狙った通俗名曲でしかないと思っていた「悲愴」交響曲からこれほど生々しく熱いドラマを引き出したクルレンツィスの手腕は天才的という他ない。しかも欧米のトップ・オーケストラでなく、ロシアの田舎の歌劇場の座付きオーケストラを使ってこれだけの演奏が成し遂げられたというのは奇跡とすら思える。ただこの演奏はあまりに面白すぎて他の演奏が聴けなくなるという弊害もあるな。最近もユロフスキの全集から第6を聴いたが、普通過ぎてかったるくなってすぐ聴くのを止めてしまった。ユロフスキも良い指揮者だが常人と天才の差は歴然。

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  • ★★★☆☆ 

    mari夫  |  東京都  |  不明  |  2018年05月01日

    暗闇で何かがうごめいているような冒頭の低弦は実に音がくっきりしていて雄弁と言えば雄弁なのだが、シンセサイザーみたいだという気もする。立ち上がりの良さはガット弦風と言えばそうだが、こんなに隈取り濃く出来るものだろうか?大暴風調の表現で、ちょっとロックスター(ミック・ジャガー?)みたいなクルレンツィスのカリスマ性も含めて、痺れる人が多いのは分るが、ライブで確かめてみないとなぁという気はする。シャブ中の悲愴、とかいったら怒る人がいそうですね。

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  • ★★★★★ 

    Amadeo  |  神奈川県  |  不明  |  2018年04月16日

    この曲の演奏にありがちな贅肉がそぎ落とされ、聴いていて気持ちいいとさえいいたくなるくらい、納得感のある悲愴です。 何かほかの指揮者と違うことをしようとしているわけではなく、楽譜に忠実に行こうとした結果がほかの演奏と違うだけなのではないか。強拍・弱拍の扱いも理にかなっており、恣意的というよりはむしろ、作曲家の意図に近づいたいるのないかと感じました。全体を通じて弛緩することがなく、非常に高い緊張感を保った名演と思います。

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  • ★☆☆☆☆ 

    slave  |  東京都  |  不明  |  2018年03月12日

    私はHMVで、この指揮者のダ・ポンテ3部作と、チャイコフスキーの6番を購入した。いずれも、聴こうとするが、聴き通せない。演奏が私には、時代楽器風、強弱を誇張する、緩急を誇張するだけのものに聞こえる。音楽がデジタルな感じがして、生きているものに感じられない。

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  • ★★★★★ 

    せごびあ  |  愛知県  |  不明  |  2018年03月11日

    これまで考えてきた悲愴を全く別の角度から見た演奏といえましょう。一石を投じるという意味では大変意義深いものです。しかしその感覚を生理的に受け入れられるかどうかはおおいに意見の分かれるところでしょうし、聞き手の音楽的な感性の幅や器を試される挑戦的なものであるといえましょう。私はこれもありと感じましたが、何度も繰り返し聞く類のものではないでしょう。一期一会の思いで心して聴かれることをおすすめします。

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  • ★★☆☆☆ 

    すーさん  |  新潟県  |  不明  |  2018年01月23日

    みなさん絶賛されてるが一度冷静になってこれまでの愛聴盤を聴き込んで比べて見る事をお奨めする。 私も一聴して揺さぶられた口だが、愛聴してきたマゼール クリーブランドに戻ったら、マゼールとオケに心底圧倒された。 音楽の全てで次元が違うのである。 プロとアマチュアの差とも言うべきか? 確かに何かが生まれたような熱さは感じる。 しかし、私がこの悲愴に戻ることは無い。

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