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ワーグナー(1813-1883)

Blu-ray Disc 『ローエングリン』全曲 シャロン演出、クリスティアーン・ティーレマン&バイロイト、ベチャワ、ハルテロス、ヴァルトラウト・マイヤー、他(2018 ステレオ)

『ローエングリン』全曲 シャロン演出、クリスティアーン・ティーレマン&バイロイト、ベチャワ、ハルテロス、ヴァルトラウト・マイヤー、他(2018 ステレオ)

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    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2019年09月13日

    ネトレプコが出ているドレスデンでのティーレマンの指揮には、きれいごとに過ぎないかと文句を言ったが、これは名誉挽回にふさわしい、素晴らしく彫りの深い演奏。どうやら指揮者を触発したのはヴァルトラウト・マイアーであるようだ。衰えを見せるどころじゃない、凄まじい演唱と舞台上の威圧感。ハルテロス、ベチャワ、コニェチュニー、ツェッペンフェルト、他の四人もすべて万全で、演奏に関しては全く隙がない。 一方、妖精の国に「光」をもたらそうとした電気技師が受け入れられず帰って行くという読み替え演出は、最後まで無理無理感を払拭できない。見どころは第1幕終わりの決闘が「空中戦」になるところ(もちろんワイヤー吊りで戦うのは歌手本人じゃないけど)。第3幕でローエングリンが電気コードでエルザを縛ってしまうという演出には、やはり時代の推移を感じる。女は男の言うことに黙って従えばいい、というようなポリシーは、たとえワーグナー・オペラの舞台上でも、もう許されない時代になったということだ。

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    みんなのまーちゃん  |  東京都  |  不明  |  2019年08月31日

     観客入りの「バイロイト・ライブ」。充実した演奏だが虫の羽がついたような衣装には疑問。かつてUnitelが制作していた頃、最初の1978年のゲッツ・フリードリヒ演出・ジョーンズ一人二役のタンホイザーを除いて、1980年の指輪から1998年のパルジファルの映像まで、音楽祭開幕前に観客抜きのゲネプロ(通し稽古)を1日1幕ずつビデオ録りしたもので、「バイロイト・ライブ」と言っても実際のライブではなかった。1983年のトリスタンの映像に至っては、コロがこの年の8月はミュンヘンでワーグナーの「リエンツィ」に出演することが先に決まっていたため、バイロイト音楽祭終了後に映像収録用のセッションを組んで録画したものだ。この年の音楽祭ではスパス・ヴェンコフがトリスタンを歌った。Unitelのこの撮り方は手間がかかるが、歌手の体力的負担が少ない、カメラやマイクをベストの位置に置いて撮れる、聴衆ノイズが入らないといったメリットがある。指揮者やオケを一切写さない映像になっているのも特徴だった。これは指揮ぶりが見られないと言う点では残念だが、舞台に集中してワーグナーの世界に陶酔するには効果があったと思う。  ところが2000年代に入ってUnitelではなく放送局が収録するようになってからは、映像収録用のゲネプロではなく本番のライブを録画する普通のスタイルに変わった。このローエングリンも2018年7月25日−8月10日のライブで、オケは一度も映らないが拍手とカーテンコールは映っている。演奏中の観客の小さい咳の音や、終演後の一部観客のブーイングもそのまま入っている。こうなるとある種の「現実感」が出てくるので陶酔感は薄くなる。普通に撮るのだったら前奏曲ぐらいは指揮ぶりが見たいという気もしてくる。  さて肝心の演奏はバイロイトデビューのベチャワとハルテロスに、18年ぶりにバイロイトに復帰したマイヤーという組み合わせだ。ハルテロスのエルザは持ち役なので遅すぎるバイロイトデビューと言えるだろう。ベチャワのローエングリンも違和感なく、少なくとも私にはカウフマンのワーグナーより数段好ましい。マイヤーのオルトルートも十八番だけに60歳を過ぎているとは思えない。マイヤーはイゾルデよりもオルトルートやクンドリーのような癖のある役が合っていると私は思う。ティーレマンは1993年のベルリン・ドイツ・オペラで初来日した際もローエングリンを振っており、永年取り組んできた作品だけに安定した指揮ぶりだ。  演出は特段の現代への「読み替え」はしていないが、3幕でローエングリンがエルザを柱に縛り付けようとするのも良く分からない。それと虫の羽のようなマント?がついた衣装も意味不明。1986年のメットの映像のホフマンの理想的なローエングリンとエヴァーディングの自然な演出が私には最も好ましいが、それでもHD画質のローエングリンとしてはこの映像が現時点で最も勧められると思う。

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