鮫島有美子

CD 【中古:盤質B】 日本のうた

【中古:盤質B】 日本のうた

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    ゴウド  |  広島県  |  不明  |  2002年12月06日

    非常にナチュラルな録音。 穏やかで力のある声、 深い表現などはこのときに完成されていたのではないかと思います。 本当はもっと技術的なものや テクニックを誇示していもいいのではないかと思うのですが、抑えた中の表現は絶品です。

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  • ★★★★★ 

    ニャンコ先生  |  Tochigi  |  不明  |  2013年05月17日

    かなり録音が進んで何枚もアルバムが発売され、ベスト盤も出た頃から鮫島の歌う日本歌曲のファンになった。日本歌曲にちょうどよい声質と子音の強さ、なにより世界一流の歌曲盤奏者が弾く伴奏パートのすばらしさ。(時に作曲者の残したピアノパートが未熟であるとき、編曲をいとわず、現代の聴き手に配慮しているのもありがたい。)ベスト盤には収録されない、あまり有名でない曲でぜひほしい曲(本集の「霧と話した」がそのひとつ)を集めるため、結局この第1集から第3集までを購入することとなった。もちろん、お目当ての曲以外も聴き馴染んだ佳曲を丁寧に美しく歌い、弾いている。「浜辺の歌」の、後に削除された三番の歌詞を敢えて歌った判断に拍手したい。あそこを聴くと、少なくとも大人の聴き手にとっては作品の深みがぜんぜん違ってくるからだ。録音とミキシングがアルバムを重ねるにつれ変化していくのはしかたがない。この第1集は最もオンマイクの生々しい音が聴ける。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年04月29日

    鮫島有美子さん(以下敬称略)が「日本のうた」のタイトルで最初に有名な日本歌曲を集めて1984年(当時32歳頃)日本で録音した盤で以降第2集(1985年録音)、第3集(1988年録音)と続きました。本盤ピアノ伴奏は勿論夫君のH.ドイチュで各曲1〜3分程度の曲を全部で19曲(トータルタイム53’53)納めております。本盤は所謂昔からよく知られた日本歌曲中心に編集されており続く二盤でスタンスとしては戦後の歌曲・・・近過去の歌曲に到るといった具合で第1集から順に聴くと大まかな日本歌曲の流れも分かりそうです。本盤は彼女のレコードデビュー盤とも位置付けられ今から思うと穏やかな自然体の姿勢の中にやはり初々しさというものが感じられる歌唱であります。日本の歌を色んな歌手が歌ったCDは結構種類多く出ているでしょう・・・、そうした状況下鮫島の歌唱は決して四角四面・・・如何にも歌曲でございます・・・といったものではないしイージーに俗化させたものではなく程よい処なのでしょう。通して聴くと少し優等生ぶりが単調さを誘引しかねない処で例えば「出船」(タイム2’28)ではもう少し切々さも欲しいところですがかの国民栄誉賞の大歌謡歌手 藤山一郎の二種類の歌唱「出船」も比較的健康的だったのを思えばマァ良しとも思い一方で「霧と話した」(3’42)での瀬島の感情の起伏表現は面白く聴けました。以降「日本のうた」に限らず録音を重ねるに従い益々深化して行き彼女の歌唱ぶりの澄み切った抒情性を磨いて行っている様です。ドイチュの伴奏にも違和感といったものは皆無で全体比較的穏やかなアプローチ、以降彼女と夫君のコンビは日本唱歌や歌謡曲、日本語による海外民謡と基本的には勿論クラシックアプローチでやや硬いイメージはあるもののその録音範囲を広げて行きほぼ前世紀までにリリース盤は安定した様にも思われます。マァこの世界ですからあとは過去の録音分の焼き直しみたいになって行くのは仕方ない事で、少なくとも「日本のうた」については末永く聴かれるべき一頃の国民的ソプラノ歌手の業績として位置づけられるべきでしょう。「荒城の月」(5’20)が珍しく四番まで歌われるなどしているのに私の聴いている盤の解説書には歌詞メモがついておらず出来れば付けて欲しいとは思いました(再発売分は付いているかも知れません)。先日TVで「題名のない音楽会」に出演していた彼女を見て上手に年をとっていることもうかがわれました。私は日本の歌曲集としてかつては鮫島の大先輩である瀬山詠子(ピアノ三浦洋一)の歌唱LP二枚盤をよく聴いていました、そのままCDでは出ていない様なのでそのLPからCDを専門業者に制作してもらってもいます(当然上野の音楽学校の雰囲気を伝えるこの両人の聴き比べもしています)。日本の歌を伝えていくという使命込みととっつき易い収録曲なので最高ランクといたします。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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