けんた  |  東京都  |  不明  |  2008年12月28日

数多の全集の中でやはり最高の演奏ではないでしょうか。テンポ･フレージング・バランスどれをとっても厳しく研ぎ澄まされています。いうなれば、大横綱の土俵入りのような風格。奇をてらったところは全く無く、純粋に清潔な音楽を奏でている。これを評価しない方の耳を疑わざるを得ないと正直思う、歴史的名演です。

 

セル神様  |  香川県  |  不明  |  2008年06月15日

ベートーヴェンの交響曲はフルトヴェングラーとセルさえあれば、バーンスタインもクライバーもカラヤンもいらない。セルの演奏をもし「冷たい」と感じるなら、その原因はすべてあのシビアな録音にある。ためしにちょっぴり低音域を増幅して、ちょっぴりエコーをかけて聴けば、びっくりするぐらい表情豊かな名演が聴ける。フルヴェンは聴くのにちょっと覚悟が必要だが、セルはいつでもＯＫ。フルヴェンは「最高の芸術」セルは「最高の音楽」。両者の共通点は、ピーンと張り詰めた緊張の糸が最初から最後までけっして、一瞬たりともゆるまないこと。

 

JSB  |  千葉  |  不明  |  2008年05月31日

私にはあまり面白くない演奏と感じました。ベートーヴェンの緊張感とか緊迫感が足りないよう感じます。全てがすっきりときちんとまとまっていますが、演奏はアメリカ流のビジネス的な感じで感動とは程遠い。

 

そら  |  愛知  |  不明  |  2008年02月07日

新宿系歌舞伎町さんと同意見です。抗議の意味を込めてSACD発売まで私は「絶対」に買いません。

 

ハンガリー指揮者ファン  |  大阪  |  不明  |  2007年08月19日

例えば３番４楽章コーダ。このように演奏させるセルも凄いが、演奏し切ったCOも凄い。超越演奏である。

 

futa  |  愛媛県  |  不明  |  2007年01月12日

絶対音楽とはこういうのを指すんやろか。 明治生まれの爺さんに叱られているようで，思わず背筋が伸びます。 ８番は最高です。 あとジュピターは神品。 ジャケットもセンスいいなあ。

 

福永陽二郎  |  藤沢  |  不明  |  2006年10月15日

おお昔､ｾﾙ/ｸﾘｰｳﾞﾗﾝﾄﾞOのLPﾚｺｰﾄﾞによるﾍﾞｰﾄｰｳﾞｪﾝ交響曲全集を､福永陽一郎氏の藤沢のご自宅で頂戴したことがある｡福永氏の渾身のﾗｲﾅｰﾉｰﾄ等による素晴らしい解説付の豪華BOXであり､今も大切に所有している｡暫くの間､擦り切れる程聴いたものだ｡25年位前の話だ｡冷徹さの印象は感じられない｡ｽｲﾄﾅｰ/SB,ｹﾝﾍﾟ/ﾐｭﾝﾍﾝPO等と並んで､｢全集｣屈指の名演集だと思う｡セルは超一流の指揮者であった!!

 

カルロス・ファン  |  東京都目黒区  |  不明  |  2006年06月12日

これは本当に素晴らしい演奏です。こんな全集があるのは奇跡的です。音も、オーディオ・マニアは別として、一般の鑑賞には十分耐え得るレベルではないでしょうか。

 

ＫＴ  |  新宿区  |  不明  |  2006年02月07日

内容重視の方には一生の宝となる全集。個人的にはセルのモーツァルト４０番における各フレーズの分離感がたまらなく好きで、第２、第３、第４、第５、第８、第９あたりではこの香りがむんむんしてて最高。こういう演奏はスコア片手に聴くと面白さが倍増する。

 

コウベコウ  |  東京  |  不明  |  2005年03月04日

セルの音楽について、まったく知らない世代に生まれましたが、この全集で開眼しました。音質については比較すべき経験があまりないので、一概には語れませんが、悪くはないと思います。東京ライヴとともに、末永く聴いていきたいディスクです。 個人的には３番・５番・７番が好きです。引き締まった感覚と、豊饒な「歌」が無理なく同居しているようで、素晴らしいです。

 

新宿系歌舞伎町  |  東京都  |  不明  |  2005年02月10日

だからさぁ、はやくSACDで出してくれよぉSONY！！！(ちなみにEroicaが外盤でSACDが出てます)。DSDでマスタリングも録り終わっているんでしょ。こんなの発売できるんだから。何をSONYは出しおしみしているんだろうか？責任者出て来いっ！！！

 

由記Ｆ  |  茨城県  |  不明  |  2004年11月17日

あらためてセルを好きになった。録音は確かに粗いが、LPの頃には聴けなかった細部がいろいろ発見できて面白かった。田園や８番は期待以上。それから序曲がすばらしい。セルのブラスサウンドもすばらしいのだが、EMI録音（たとえばギレリスと組んだ皇帝）に比べると録音の粗さが前面に出てしまうのは仕方ないですかね。マイナス１点は、そんな悔しさの分です。

 

フランツ  |  宮崎県  |  不明  |  2004年10月28日

当時のCBSがバーンスタインに肩入れして、あまり売れなかったセルをエピックという子会社で録音させたのでこんな音。不遇だったんです。だから後のEMIでの録音にセルは大変喜んだそうです。セルの手法は明確に音を立ち上がらせて絶妙の楽器バランスと完璧なアンサンブルを見せながらここぞというとき金管を目立たせて聴き手の興奮を誘い出すもの。時に楽譜の改変もあります。

 

KURO  |  福岡  |  不明  |  2004年09月11日

個人的にはそれほど悪い音だとは感じませんでした。もっとも第1番・第2番あたりはもっと良い音質になるような気はしておりますが。全体的にかなりクリアになったと思います。むしろジャケットが当時の趣を偲ばせてくれるので買って損はなかったです。

 

風の呪文  |  横浜  |  不明  |  2004年07月17日

こんないい演奏が、いろいろリマスターしてみても、この程度の音としてしか聴けないのは、本当に残念！DSD化で、ある程度良くなったけれど、音の潤いのなさ、空気感のなさは基本的に変わらない．昔のLPは、もう少しマシだったように思うのだけど．