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ブラームス(1833-1897)

CD 【中古:盤質A】 交響曲全集 バレンボイム&シカゴ交響楽団(4CD)

【中古:盤質A】 交響曲全集 バレンボイム&シカゴ交響楽団(4CD)

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    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2014年04月28日

    消去法で考えると、現役ブラームス交響曲全集中の 最高ディスクであると言えるかもしれない。とにかく「ツッコミ処」が皆無であり、逆に「ここはスバラシイ」的な個性も少なからず見受けられる。またオケが非常に優秀で、録音も秀逸なくせに、なんとなく古めかしさが感じられるのは、指揮者のセンスが19世紀的なのだろうか?とも考えさせられた(もちろん「イマドキ貴重」といういい意味で、ホメ言葉である)。 全体を通して言えることだが、オケが自由に動き回らないように、俯瞰の視点から 音楽全体を厳しく監視する「意志」を強く感じるのも、このブラームスの特徴。ただそれが、例えばカラヤンの(とりわけ晩年の)ディスクにありがちな、聴いていて窮屈さを感じさせるようなものではない。 これだけ優秀なブラームス全集ディスクなのだが、意外と後世に残らないかもしれない…とも考えさせられる。魅力が地味なのだ。 こういう演奏は、目立たずにしかししっかり低空飛行を続け、人知れない宝石のような存在であってほしいとも思う。

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  • ★★★☆☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年05月27日

    バレンボイムがCSOを振って収録したブラームス交響曲全集で何れも1993年バレンボイム51歳の頃の録音です。各交響曲について既にレビュー書き込みしている分を少し長くなりますがそのまま引用させていただきます。第1番は演奏タイム@14’35A9’49B5’05C17’35とどちらかと言えばじっくり型です。第1楽章冒頭は淡々と出だしそれがいつの間にか平板感に結びつく傾向がありました。展開部への運びのちょっとしたフレーズの末尾で意外と粘度を表現します。中間部ピークへの持って行き様は若干回りくどくCSOの管楽器群の素晴らしさも弛緩気味です。続く楽章は割と穏やかでまとまり過ぎですが私は好感を持ちました。第3楽章はなだらかなおっとりとした出だしから集中度合いをヒートアップして攻め上げているのは効果的。最終楽章の前捌きは情熱を秘めたもので続くあの歓喜テーマを少しレガートにして対比させています。そして一巡するとテンポを上げてCSOの機動力が全開、音質も充分対応出来ています。繰り返しの歓喜テーマは速く済ませ、続いて追いかぶさる音の洪水に緩急・メリハリをつけ〆は堂々としつつ伸ばして少しフェイントをかける処が面白いですね。いろいろ全体として仕掛けてはいるのですがビシッと一貫した決めに今一歩であります。第2番はタイム的には@15’32A9’47B5’32C9’19と過不足ありません。第1楽章少し図太い感触でスタート、続くテーマの展開での弦の出方も面白く、寄せては返す波で束の間キツいアタックも見せますが全体を覆うソフトな当たりが聴き様によっては鄙びた感じを与えてくれます。穏やかな第2楽章も良いですが第3楽章が素晴らしいです。絶妙な「間」が数箇所聴かれその蕩け具合が何とも言えません。民族舞踊的な処も活き活きとしています。最終楽章、中間付近でスピードダウンさせたり最終コーナー付近ではギャチェンジアップしたり中々強かに進めます・・・この辺りは好き嫌いが分かれるかもしれません。CSOの管楽器の分厚い威力も充分ですが少しティンパニーが遠く感じました。この最終楽章でも最後の詰め直前のちょっとした「間」があり面白いですね。次に第3番は演奏タイムとしては@13’46A9’26B6’20C9’34とやや最終楽章がじっくりしている感じがしました。第1楽章出だし割と向こう意気強くスタートし速めのテンポに乗って躍動的な基調。反復演奏がなされ中盤では一時少し思索的になりますが又基調に戻りエネルギーに満ちてブラームスの「英雄交響曲」面が強調されたみたいです。第2楽章は叙情的に進み第3楽章は速めに哀愁感とは別世界です。最終楽章では随所にヤマが張られテンポもゆらぎます。CSOの機能美との融合が聴き処。最後小波の内に最初の楽章のテーマが回想されゆっくり閉められます。通しで聴くとやや一貫性に首を傾げる事もありますがマァ、バレンボイムによるブラームス交響曲では中の上の出来具合といった私の中でのランキングであります。最後の第4番は演奏タイムとしては@12’44A11’33B6’08C9’43とやや最終楽章が短い印象がありますが気にはなりません。それより全体として私は全四曲交響曲の内一番面白く聴けた演奏でマァいろいろ仕掛けている処が割りとツボに嵌っている様で繰り返して聴く前提を無視すれば素晴らしいランクの演奏にしたいですね。第1楽章比較的しっかりした歩調で進み少し哀切とは別の世界ですが最後の詰めのティンパニーの踊らせも含めクロージングのソフトランデングにも説得性がありました。第2楽章は通常枯淡境地が持て囃されるのですがこれも別世界で輪郭を明確に描き時としてこの楽章に付きまとう冗漫感を排除しています。そして第3楽章も得てして姦しいドタバタ楽章に終えないで時に有効にクレッシェンドを咬ませて単調に陥るのを避けています。最終楽章は出だしコツテリとスタートしますが変奏後半ではスピードアップがなされやはり対照的な最後の〆の微妙な呼吸は捨てがたいですね。時折演奏の意気込みなのか物音らしきものが聞こえますがかえってリアルな出来上がりに寄与している様です。CSOの生々しい情が通った演奏かと思います。その他管弦楽曲では私は大学祝典序曲(タイム10’19)が結構盛り上げ方がツボにはまって覇気が感じられ気に入りました。悲劇的序曲(同14’10)は途中ペースダウンした辺り分析的というか説明的で悲愴感が半減したのは残念。ハイドン主題変奏曲(同19’19)での各変奏特徴区分けはマァマァといったところです。何れも録音は良いと思いました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★☆☆ 

    shef  |  栃木県  |  不明  |  2010年09月06日

    1番だけが腑抜けな演奏で、後の3曲は十分に聞き応えのある演奏に仕上がっている。 シカゴらしい透明感を保ちながら暖かい音色もすばらしく、低音重視の録音とあいまって、安定感のあるブラームスだ。 ただ、「この演奏がないと不満か?」と問われると、yesとは答えられない私がいる。 構築的な演奏というならクーベリックやヴァントがいるし、寂寥感を求めるならザンデルリンクがいる。 器用に丸く収めてしまっただけに、逆に、もの足りなさを感じてしまう。物足りない部分は言葉でうまく表現できないが、薫が薄いというか、質量に欠ける。 綺麗な洋皿に盛り付けられた本格フランス料理のようでいて、口にするコンソメ顆粒の味がする・・・・そんな感じなのだ。  

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2007年02月21日

    1番が何とも気勢があがらず、がっかり。ほかはどうかな〜と不安に思いつつ聞いたら、2番で持ち直し、3番はベスト!4番もよろしい。力で押すのではなく、もっとじっくりと取り組んだ演奏で、いたずらに迫力を期待するとはぐらかされます。バレンボイムも内省的な姿勢をここでは見せており、シカゴの名技も浮き立たずに良く出ています。でもねぇ、特に固有の価値を誇る全集だとはあまり思えないのがつらいところ。いいのはいいんですけれど。

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  • ★★★★★ 

    7beat  |  所沢市  |  不明  |  2006年01月03日

    シカゴ響のがっしりした骨格の上にバレンボイムの主張が乗っかった感じ。ベルリン・フィルとの演奏を聴くと、彼の実力の真偽がわからなくなるが、このシカゴ響とのブラームスは造詣も歌も一級品。どの曲も分厚い深みに満ちた音響を堪能できる。角が取れた分、ショルティ盤を凌ぐのではないか。

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  • ★★★☆☆ 

    baren  |  千葉  |  不明  |  2005年12月30日

    シカゴ響はティンパニが弱すぎて迫力不足。バレンボイムはブラームスをベルリン・シュターツカペレで録音して欲しかった。今後に期待。2番は最後の金管の迫力で納得だが、その他はあまり特徴のない演奏。ベルリンの方が低音の安定性・重厚さがある気がする。バレンボイムファンだが、この演奏は行儀良くまとめすぎの印象。

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  • ★★★★★ 

    安曇野のカラヤン  |  長野県安曇野市  |  不明  |  2005年11月07日

    シカゴ交響楽団の巧さ、力強さ、メカニックの強さが際立っている全集。オケの技量的には本当にすごさ、凄みを感じる。バレンボイムの解釈は、基本的にオーソドックスであるが、クライマックス等でスピードが上がるなどテンポの揺れが若干気になり、私の好みとは異なる部分もある。が、まさに好みの問題で、このディスクの価値を下げるものでは決してない。

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  • ★★★★★ 

    Bob  |  大阪府  |  不明  |  2005年05月02日

    私は、ブラ全をレニ-とデルリンとこのバレの三種類を持っていますが、一番手の伸びる回数が多いのは、バレのブラ全です。レニ-は少し自己シュチョウ が強いためか後に尾を引く感じです。ザンデルリンクは、少しロ-カル色が強い感じで北部ドイツの片田舎のお祭りに参加させられている感じで寒風吹きさらすサムザムした感じがしてきます。その点バレは、海千山千リスナ-の立場になり聞かせどころを心得た実に心憎い演奏だと思います、喉ごしスッキリ・後味サッパリ生搾りて言う感じス かね。

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  • ★★★★★ 

    N・H  |  奈良  |  不明  |  2005年04月26日

    これはすごいでっせ!昔はちょっと高くて,おまけにバレンボイムということで手を出さなかった全集ですけど,この値段ならと買ってみてびっくりしたー!レコ芸誌で,バレンボイムの最高傑作としてあげられていたこともあるけれど,端正で重厚なその響きに,なるほどとうなずくことしきり。だまされたと思って買ってみなはれ。決して後悔はさせまへん!ちなみに,私は決してワーナーの回し者ではありません。

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