モーツァルト(1756-1791)

CD 【中古:盤質A】 ピアノ協奏曲集 ゼルキン&アバド(7CD)

【中古:盤質A】 ピアノ協奏曲集 ゼルキン&アバド(7CD)

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    よし  |  京都府  |  不明  |  2021年03月06日

    これは本当に素晴らしいモーツァルトです。ゼルキンがお年を召されてからの演奏ですが、一つ一つの音が心にしみてきます。すごく優しい音楽です。 モーツァルトのピアノ協奏曲が好きなら、これは是非聴いておいた方がいいと思います。昔の録音ですが、全く今でも古くない演奏。アバドとゼルキンにしか出せなかった音楽だと思います。本当にどれも素晴らしい演奏です。

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  • ★★★★★ 

    torasan  |  東京都  |  不明  |  2019年06月25日

    演奏、録音ともに素晴らしいアルバムです。ゼルキンが慈しむように紡いでいくピアノの世界を、アバドの現実的なオーケストラの音空間が対峙する図式は、音楽に緊張感を生み出し、聴きなれたモーツァルトの世界を、まったく新鮮に響かせる。数十年前、小澤征爾がボストン交響楽団と凱旋したときのソリストがゼルキンだった。会場が普門館だったので、楽しみだったブラームスのピアノ協奏曲第1番で、ゼルキンの音は聞こえなかったが、アンコールでのゼルキンの素晴らしさ正に神業であった。ゼルキンの素晴らしさは、このモーツァルトでも聞かせているように、絶妙で聞く人の心のひだにひたひたと入り込む魔法にあるとその時確信した。SONYのCDも買ってみようか。

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  • ★★★★★ 

    Phronesis  |  千葉県  |  不明  |  2013年01月31日

     たとえば、K.466第一楽章のピアノの入りで奏でられるささやくように漂う哀歌は、枯淡という形容では尽くされない深みをたたえています。K.595の「死」A想いがいってしまうような静寂と哀感は、強く迫ってくるものでなく、静かなる独白のようです。このあたりの音楽の呼吸は、ゼルキンの録音のなかでも晩年のこの録音にて到りえた境地なのでしょう。そしてまさにこの点で、アバドのスタイルがここに到りえず、なんとなくかみあわない印象が生まれるのもしかたがないでしょう、たしかに、ベートーヴェンの協奏曲における小澤のバックだったら最高だったろう、という思いは禁じえないのですが。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年04月15日

    ゼルキン、老境に入った晩年の、詩情、哀感、悦楽感、心こもった名演奏。アバド、ロンドン響も、それにつられて心に響く演奏している。27番2楽章等、寂寥感、生きる事のつらさが溢れていて、一方悦楽、軽妙、味わい深い、優美な演奏。なかなか出来る事でない。ラローチャと並んで、優しい。春、聴けば清々しく、夏は涼しく、秋侘びしく、冬には、暖かい。丁寧に紡ぎだされた音楽への奉仕、老いて尊敬を集める人格者の名演奏。亡くなられても、この素晴らしい演奏が聴けるのは、有難い。

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  • ★★★★★ 

    segovia  |  愛知県  |  不明  |  2011年07月15日

    ゼルキンにおいてもモーツァルトピアノ協奏曲においても歴史に残る、また残すべき演奏。小澤とのベートーヴェンピアノ協奏曲においても共通部分の多い演奏。アバドの伴奏が残念。小澤とであったらもっと良い仕上がりになるはずであった。天国からの音楽にしか聞こえない。上手い下手を超えている。

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  • ★★★★★ 

    カザルスKJ  |  東京都  |  不明  |  2011年01月09日

    録音も良く、オケとピアノの絡みが絶美。素晴らしいセットであり、我が家の家宝である。バラで集めていたが、ついに買いなおした。

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  • ★★★★★ 

    燕の巣  |  静岡県  |  不明  |  2009年05月08日

    DGのボックスはどれも素晴らしい。単価数百円で歴史的名盤がコンプリートできます。LPやCDが単価2〜3千円したことを考えれば、大人買いしても、たかが知れてる・・・。

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  • ★★★★★ 

    jokerman  |  東京  |  不明  |  2008年11月28日

    正直云うと演奏があっていない部分がある。(笑)ただ、お互いが真摯に誠実に協調しつつ演奏していることが痛いほど分かる盤だと思う。クラシック=完璧主義とは思いません。私は。むしろこの二人が伝えてくれる「生々しさ」こそ音楽を聴く醍醐味だと思います。スコアーどうり綺麗にまとまった演奏こそ「これだ!」と思う方にはこの盤をお勧めしたい。これが全集を目指していたのかは分からないのですが、もうこれだけ残してくれただけで感謝です。

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  • ★★★★★ 

    ak  |  奈良市  |  不明  |  2008年06月21日

    一音一音かみしめるように紡ぎ出されるモーツァルト! 明るく、優しく、そして人なつっこい演奏です。音楽が自然に微笑みかけてきてくれます。けっして枯れた演奏ではありません。若い頃一部をLPで聴いた時には、ゆったりしたテンポを結構きつく感じたけれど、今CDで全曲を聴き直し、自分の耳の未熟さを恥じました。どの曲も名演ですが、個人的にはK.451が大推薦。この曲の素晴らしさ、ゼルキン−アバドの演奏でやっとわかった気がしました。この若々しい演奏が、このコンビの最後の録音だったとは、驚きです。

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  • ★★★★★ 

    閑人  |  倉敷市  |  不明  |  2008年02月14日

    モーツァルトが宮廷で演奏したときも、今と楽器こそ違っているけれど、こんな風にかんで含めるように、自身の作品に酔いながら、幸せそうな顔で鍵盤をたたいていたのではないかと夢想してしまいました。 バックの指揮も、ピアノに合わせ、ゆったりと典雅ないい味を出しています。

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  • ★★★★☆ 

    徳力  |  東京都  |  不明  |  2008年01月21日

    演奏評価は様々だが、僕はアバドが指揮中に時折上方向きにヘラヘラするのが印象に残る。とりわけモーツァルトならばその回数も多かったのではないか。

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  • ★★★★★ 

    はな  |  東京  |  不明  |  2007年12月16日

    K466盤だけ持っていて非常に素晴らしいと思いオーダーしました。レビューがこれ程様々なのも楽しいです。アバドは素晴らしいモーツアルトの響きをこのオーケストラから引き出していると思うのです。交響曲の40,41でもあの偏屈評論家某宇野氏さえ褒めていました。この盤はオペラとして聴けばよいと思います。アバドは自身の音楽をクリエートしゼルキンはその伴奏で歌っているのです。 そんな楽しみもありかなぁ〜 (笑)

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  • ★★☆☆☆ 

    ともりん  |  京都市  |  不明  |  2007年07月08日

    独奏と伴奏がまったくよそよそしい演奏。ときどきもたつきつつ我が道をゆく黄門様に、しぶしぶつきあって無難に役をこなす振りだけをする家来衆といった感じ。高評価なさってる方たちはたぶんゼルキンのピアノに絞って聞いておられるのではないかと。たしかに美しいタッチと呼吸の通った音楽には一聴のものがあります。しかし協奏曲としては…。数多の名演のようにはいってません。アバドは交響曲で結構いい仕事してますから残念です。

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  • ★★★★★ 

    ゼルキン命  |  滋賀県  |  不明  |  2007年04月22日

    ゼルキンの音楽を聴くのに理屈はいらない。ただ、素直に聴いてしまえばいいのだ! 彼は録音がどうとか、共演者 が誰であればよいとか、そんな低次元の評論家レベルで語れるピアニストではないのだから。 これは晩年のゼルキンがモーツァルトの心を捉えた演奏。天才が天才の音楽を語る演奏に言葉はいらない。

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  • ★★★★★ 

    KS  |  兵庫  |  不明  |  2007年02月23日

    ゆったりしたテンポで心地よく清らかに流れるゼルキンとアバド演奏のモーツァルト・コンチェルトをじっくり聴いていると、日頃の疲れが癒される効用がありそうです。

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