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Brahms / Schubert

CD 【中古:盤質AB】 ブラームス交響曲第4番, 『未完成』, 『愛の死』 クライバー

【中古:盤質AB】 ブラームス交響曲第4番, 『未完成』, 『愛の死』 クライバー

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    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2024年02月03日

    (未完成)はかなりデモリッシュな響きであるが内容が詰まっているので聴きごたえがある。この曲はしっとりと美しく恋心を秘めたような曲ではなく、孤独な内なる迫力を秘めた力強い曲かも知れない。そういう風に考えさせられた演奏である。ブラームスも昔聴いた印象と違い、感心し納得した演奏である。ブラームスが聴いて一番納得するのは、フルトヴェングラーのような演奏でなく、バルビローリのようなゆったりとした美しい演奏ではないかと思っている。その演奏は私自身はちょっとついていきかねるが。カルロスの演奏は両曲共に上位ランクの演奏で、はっきり言えることは、これだけの演奏は今日有りそうでない、ということである。星5でもよいが、フルトヴェングラーやワルターの演奏があるので星4、録音も良い。

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年08月02日

    亡きカルロスへのトリビュート・アルバム。「トリスタン」はほんのさわりだから別として、「未完成」とブラームスという大プログラム。で、このうちでは「未完成」が断然すばらしいと思います。指揮者の意思がこんなに全編通いまくった「未完成」は聴いたことがありません。各声部のバランスや旋律線の受け渡しなど、実に鮮やかなもの。そして二つの楽章のテンポ設定もなるほどと思わせるもの。第2楽章をゆっくり目にとって第1楽章とコントラストをつけるタイプの演奏が多いですが、カルロスはほぼ同じテンポ。しかし、表情付けが繊細で凝っているので、十分に鮮やかな対比・変化がついております。こうした究極の人工性を持ちながら、聴こえる音楽は実に自然。この「未完成」は、彼の偏執狂的なこだわりが最高にプラスに働いた名演といえましょう。一方のブラームスはそこまでの完成度はないかなあ。やっぱりその細部へのこだわり方が、こちらでは楽想の表わす「気分」と必ずしもマッチしていない気がします。なんかもっと「気持ち」をそのまま羽ばたかせた方が魅力的でしたかね。いい演奏であることは確かながら、それにとどまるかな。いずれの曲もウィーンフィルが実に厳しいプロならではの演奏を聴かせます。ウィーンフィルの魅力ではなく、(凄みのある)力を示していますね。録音は優秀。個人的には、カルロスさんは伝説・神話が先に立ち過ぎで、真に実力を発揮した録音はそんなにないと思いますが、大変な人だったことはこのアルバムでもよくわかります。

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  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2012年02月01日

    実に見事な追悼アルバムです。CDデビュー後、極端に取り上げる曲が減っていったカルロス。そんな彼の遺産の中から選ばれた3曲。バイロイト鮮烈デビューの「トリスタン」、晩年は振らなくなってしまった「未完成」、終生愛したブラームス。いずれの演奏からも共通して感じ取れるのは凄まじいばかりの生命力、と言ったら良いのだろうか。まだどこかのオケでドタキャンしているニュースが飛び込んでくるような気がする。

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2011年09月23日

    「未完成」は原譜の「<、>」記号を、従来の「クレッシェンド・ディミヌエンド」(ワルター、ベーム、カラヤンなどほとんどはこっち)という理解ではなく、「アクセント」と解釈する演奏の走りとなったものだ。今ではアーノンクールら古楽系指揮者では普通にみられるスタイルだが、このLPが出た1980年頃には驚きをもって受け止められたことを覚えている。ウィーンフィルの美しいサウンドが懐かしいが、ここでのカルロスはむしろ、そのグラマラスな響きに頼るメロドラマ的な予定調和を拒み、鋭角的なサウンドで挑発的に仕掛けてくる。一見、明暗のコントラストがはっきりしたテンポの速い爽やかな演奏という風に思えるが、何度か聴きこむうちに、軽やかな装いの下に、どす黒く暗い情念があるのに気づかされる。この一枚がなければアーノンクール・コンセルトヘボウの名盤も出てこなかったかもしれないと思わされる画期的な1枚だ。一方、ブラームスの4番はウィーンフィルのグラマーな響きを最大限に生かし、踊りたくなるような美しく生命感にあふれた演奏になっている。晩年のブラームスの寂寥感や冬のドイツの風景、重厚といったこの曲について回るイメージを拒否して、あくまで独自のVividな音楽づくりに徹している。そこが好みを分かつところだろう。いずれも貧乏中学生の頃初めてFMで聴いた時「なんじゃ?」と違和感をもったものだが、歳を重ねるにつれ、妙に好きになってくる演奏の一つだ。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2008年09月04日

    諸氏の書き込んでおられる事・・一々ご尤も、最初のリリースからこれほど話題になったブラームス4番も数少ないでしょう。私の感ずる事はとにかく元気のある同曲であるということです。「元気がある」・・・何気ない決め箇所で「しゃくりあげる」ようなそれもVPOの柔らかい響強音で処理して行くのはこの指揮者天性のものなのでしょう。この曲が男の晩秋雰囲気(これもブラームス自身がどの程度意図したか?・・後年の愛好家評価の蓄積の結果かも?)とすればそれとは一線を隔するものであり別のベクトルをこの演奏に求めるべき素晴らしい出来上がりです。

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  • ★★★★★ 

    SunnySide  |  Suginami City, Tokyo  |  不明  |  2005年04月20日

    彼の訃報で初めてその存在を知りクラシカルを聴き始めた,という若輩のレヴューもここで……。最初の1枚にベートーヴェンの第4番(ORFEO)を選んだ。演奏終了後,じわりじわりと膨らむ聴衆の歓喜。私も,時間を忘れ惹き付けられた。そして,このトリビュート。未完成交響曲,身体が硬直して離れられない。「不世出」と呼ばれる由縁に,心から納得します。

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  • ★★★★★ 

    ニューパル  |  不明  |  2005年03月24日

    自分が好きな指揮者が他界する度にクラシック音楽を辞めたくなる。クライバーもその1人。1994年10月20日の「ばらの騎士」を聴けたこと、今はむしろはかなく思う。

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  • ★★★★★ 

    ロドルフォ  |  東京都  |  不明  |  2005年02月04日

    クライバ−の一番油の乗り切った時期の録音。【これが究極の解釈】として世に問いかけた作品の抜粋。彼のCD(海賊版を含む)・LP・LDは全部輸入盤で所有している。でもこのCDはメモリアルとして購入しました。貴方の死は最近の『けばけばしい』クラシック音楽界からの 『サヨウナラ』を意味します。私に『本物』の尊さを教えてくれた。安らかに・・・・。

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  • ★★★★★ 

    konchan  |  東京都  |  不明  |  2005年01月22日

    どれもほんとうに素晴らしい演奏ですが、とりわけ「トリスタン」と「未完成」は繰り返し聴いています。なかでも「未完成」は、初出からよく聴きましたが、改めて、シューベルトの歌曲のように天使と悪魔、天国と地獄が見事に同居するすさまじいものだと思います。こんな激烈な演奏は、いまでもほかにないだろうと、聴くたびに目からウロコです。

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  • ★★★★★ 

    OLD FAN  |  TOKYO  |  不明  |  2005年01月16日

    あらためて純粋な音楽の美しさと、力強さを確認できる唯一無二に近いCDです。

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  • ★★★★★ 

    ただの音楽好き  |  宮城県仙台市  |  不明  |  2004年09月12日

    聴きながら、クライバーの死が受け入れ難いという思いと素晴らしい演奏だという思いとが、交互に胸に迫りました。しかし最後は、素晴らしい演奏だという思いでいっぱいになりました。クライバーが亡くなっても、その魂はレコード(記録)となって生き続けます。

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  • ★★★★★ 

    フィデリオ  |  藤沢  |  不明  |  2004年08月28日

    カルロスも鬼籍に入ってしまった。これからは不滅の存在として、親父のエーリッヒとともに語り継がれるであろう。このCDは、単に悲劇的な作品を集めたと云うだけでなく、録音活動の面で彼の最も充実した時期を知るに十分な史料となっている。音楽の本質に迫ろうとする集中力が最も高かった時期であった。享年74。合掌。

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  • ★★★★☆ 

    トドカラ狂  |  名古屋市  |  不明  |  2004年08月27日

    シューベルトの「未完成」をこんなに激しく演奏したのを聴いたことがありません。好き嫌い問題だと思うので、少し減点させてもらいました。逆にブラームスの4番は意外に大人しい演奏で、ややもの足りません。こちらも減点させてもらいました。都合2点減点が小生の評価です。そうはいっても名曲をカップリングした素晴らしい企画です。是非聴いてみて下さい。

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  • ★★★★★ 

    2−1担任  |  鹿児島  |  不明  |  2004年08月25日

    実は初めてカルロスを真面目に聴きました。ベートーヴェンの『4番』以外はLDで「こうもり」を眺めてたくらい。。。。でも、この追悼盤を聴いて、カルロスに対する気持ちが変わりました。なぜ、こんな超名演奏を今まで聴かずにいたんだろう!彼が生きているうちにこの演奏を聴いて、そして感動をかみ締めたかったです。これから時間をかけて残された彼の録音を大切に味わっていきます。

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  • ★★★★★ 

    クラシック大好き  |  福岡  |  不明  |  2004年08月23日

    同曲のCDはすでに持っているのですが、やはり手に取らずにはいられませんでした。クラシックの永遠のスタンダードを、彼ほどユニークに、しかも説得力を持って表現できる指揮者はもういないでしょう。ありがとう、クライバー!安らかにお眠りください。

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