ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年12月22日

バレエの音楽としてではなく、管弦楽曲として演奏したもの。全般にリズムは重く、キレはよくないかな。また、やや起伏に乏しく、部分的には盛り上がるけれども、全般的には覇気がない気もしますね。そういう方向の演奏かと思って聴けば、一種の「重量感」が「ロシア」っぽいと言えなくもなく、ユニークではありましょうけどね。結構期待したのですけれどあんまりいい印象を持ちませんでした。残念。

 

ヒデ  |  神奈川県  |  不明  |  2011年07月07日

大いに期待して聴いたのですが、金管楽器の鳴りが悪く満足できませんでした。もっと粗野で土臭い演奏を聴きたいです。

 

イガー君  |  大阪府  |  不明  |  2007年10月18日

値段はやや高いですが、全編に亘って｢大人の演奏｣が楽しめます。特に｢胡桃割り｣のPas de deuxでは、ｸﾗｲﾏｯｸｽのtuttiでtrumpetをはじめとする金管群は力任せに野卑に鳴り響かすことなく、節度ある音量と音色で吹奏しているのが印象的です。ＨＭＶのﾚｳﾞｭｰの通り、ﾌｪﾄﾞｾｰｴﾌの手腕の賜物ではないかと思われます。それにしても、何かしらどこか｢切なく｣て、それでいてとても｢幸せ｣な気分に浸してくれる、こんなPas de deuxは聴いたことがありません。

 

KURO  |  福岡  |  不明  |  2004年09月04日

チャイコフスキーのバレエ音楽はどれも素敵な曲ばかりです。中でもこの「くるみ割り」はとてもチャーミングでユニークな作品。フェドセーエフはそれを見事に表現しています。とにかく単なるバレエ音楽ではなく管弦楽としての芸術性にまで高めた手腕には脱帽してしまいました。とにかく聴いてみてください。きっと虜になりますから。