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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第9番 ヘルベルト・ブロムシュテット&バンベルク交響楽団(2CD)

交響曲第9番 ヘルベルト・ブロムシュテット&バンベルク交響楽団(2CD)

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    pocha  |  大阪府  |  不明  |  2022年11月15日

    先頃プロムシュテットさんとNHK交響楽団のマーラー9番の実演を聴いてとても感動したので、本盤を久しぶりに取り出して聴きました。本盤は2019年の録音ですから基本的な解釈はほぼ同じですが、あらためて聴き直すと、バンベルク響とはメリハリがついた力強い演奏だと思います。N響との実演は丁寧に旋律をうたわせ、椅子に座って指揮する姿をずっと見ていたせいもあるのでしょうが、ゆったりと音楽が流れていたように思いました。いずれも甲乙つけ難い名演だと思います。

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  • ★★★★★ 

    rela-cla88  |  愛知県  |  不明  |  2021年03月12日

    ブロムシュテットのマーラーを聴く機会は決して多くないと思う。滅多に無いと言ったほうが現実的か。私はサンフランシスコとの「復活」しか知らない。N響との1番があったと思うが残念ながら未だ未聴である。 ブロムシュテットとバンベルク交響楽団の親密感はバンベルクのネット動画にあるブル5番のライヴ映像を見れば明らかである。マエストロへの尊敬の念。解釈を読み取ろうとする真摯な眼差し。そして、マエストロに暖かく寄り添い、全力の演奏を捧げる姿に現れていると私は実感した。 マーラー9番は、マエストロの音楽性に最も合った楽曲のひとつかも知れない。 音楽が粛々と進み、徐々に徐々に、さりげなく抒情的な表現が内へ内へと膨張していく。人間的な切なく美しい響きに感動しました。 素晴らしいブロムシュテット。素晴らしいバンベルクである。

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  • ★★★★★ 

    電車  |  東京都  |  不明  |  2019年07月11日

    とんでもない名演。とは言っても、なにか特徴があるわけではないが、「なにもやってないのに引き込まれていく」のは、ブロムシュテットさんのいつものやり方。誰でもできそうで、決して出来ない。 また、このオーケストラの、優しくて暖かい音色。2013年、2017年とこのコンビで来日してくれた時もベートーヴェンやブルックナーで堪能させてくれたが、マーラーにここまで合うとは。指揮者とオーケストラがお互いに信頼し尊敬しながら演奏していったのがついこないだったかのように思い出す。まあ、それはバンベルクだけでなく、チェコフィルも、ライプツィヒも、サンフランシスコも、そしてN響でも、強く感じたけど。 今日いまここに書いてるのは、7/11、ブロムシュテットさんの92歳の誕生日。happy birthday、これからも素晴らしい音楽を。

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  • ★★★☆☆ 

    murr  |  東京都  |  不明  |  2019年07月05日

    まだ1回スピーカーからやや抑えめの音量でしか聴いていないですが、その条件での感想です。 ブロムシュテットの作り出す音楽の流れは、細部を大切にしつつ独特のリズム感に基づいたいつも通りのものだと思います。 ただ、それを支ええる音が薄い感じがして(聴いた音量が小さいせいか)、マーラーに期待したい重厚な音の深み的なものには欠ける印象でした。 1990年代にブロムシュテットがN響を指揮したときの演奏程の良さは残念ながら感じませんでした。

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  • ★★★☆☆ 

    ロールパン  |  広島県  |  不明  |  2019年07月02日

    特に金管楽器に昔のドイツに多かった音色を聴き取ることができます。すこーんと前に突き出てくる迫力たっぷりの音ですが、弦や木管と融け合わず、暗くて固い音です。節回しも田舎っぽい。トロンボーンが抜けが悪く引っ込み気味なのも昔のドイツオケっぽくて変な意味で感心(2018年!)。木管も暗くくすんだ音色です。昔のローカルな味を求める向きには良いですが、個人的には好みではないです。同じ固い音でもシカゴ響のように抜けが良く、なおかつ弦も木管も含めた全楽器に統一感があると好きなのですが…このオケの場合管楽器を支える弦に強靭さが足りないのが難点。少し物足りないと感じました。1楽章はもう少しテンポを速めに進めばあまり欠点を感じずに済んだかもしれないですが旋律をこねくり回すような節回しが気になりました。何せポリフォニーなのでただでさえ多い情報量に余計に情報を増やしすぎるとごちゃごちゃして聴こえます。そして金管楽器が響きを壊し気味かと。2楽章のテンポ運びは妙にいじることもなく極端なコントラストをつけることもなく丁寧に処理しており、錯綜する3種のテンポを適切な速度(普通、少し早い、少し遅い)で見通しよくまとめ上げていて清潔感を感じたために好印象でした。3楽章も丁寧なテンポ運びで音一つ一つを噛みしめるように進行します。穏当な表現だと言っても良いですが、1、2楽章共にこんな感じの路線であったためさすがに連続されるとダレました…コントラストがこの曲の命だと思うので…とはいえ、ノーブルな演奏が持ち味のブロムシュテット さんなので、このようになるのは当たり前ではあるのでしょうが、にしたってこの路線ならもっとしっくりくる音のオケがあった気がします。沢山のオケと信頼関係を築いてきたブロムシュテット さんですからなおのことそう感じました、がしかし…4楽章は冒頭から驚き!ルバートかけまくりのほとんどの演奏とは違い、しっかりと楽譜が見えます。この演奏以外に楽譜を感じさせてくれたのはマゼールとウィーンフィルの演奏など数少なく、これは貴重。そして最後になってようやくこじんまりとしてくすんだ音色の弦楽器がピッタリな時間がやってきました!テンポも遅すぎず4拍子を感じさせ適切、これまでが嘘のようにオケに融けこむ金管楽器。この楽章にきて大化けしました。素晴らしいの一言。1〜3楽章は穏当で4楽章化けるとはバルビローリを思い出しました笑 さて、長文でしたが、4楽章を除きバンベルク交響楽団だとこの曲の演奏ではミスマッチと感じたため星の数も穏当?に済ませようと思います。それにしても4楽章はこの曲の全ディスク中でも指折りかも。

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  • ★★★★★ 

    tomato fripp  |  奈良県  |  不明  |  2019年06月19日

     なんと感情のうごめく稜線はしっかり押さ経ながら 無駄な響きのない純度の高い演奏に ただただ同化いていく精製水の滴りのような演奏 己の堕した気持ちが洗われていくようや 素晴らしい!!!! 手垢にまみれたスコアから一音一音汚れを払拭していくような気すらしてきました。

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