トップ > 中古(販売・買取)CD / DVD / アナログレコード / 本 / ゲーム > 中古 > ブルックナー (1824-1896) > 【中古:盤質AB】 交響曲第1番 アバド&ルツェルン祝祭管弦楽団

ブルックナー (1824-1896)

CD 【中古:盤質AB】 交響曲第1番 アバド&ルツェルン祝祭管弦楽団

【中古:盤質AB】 交響曲第1番 アバド&ルツェルン祝祭管弦楽団

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (4 件)
  • ★★★★☆ 
    (0 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:4件中1件から4件まで表示

  • ★★★★★ 

    テリーヌ  |  Hyogo  |  不明  |  2017年07月09日

    第1番は最近よく聞くのですが、「ウィーン稿」は初めて聴きました。改定時の熟練度にも思いを馳せ、異次元の名曲とその名演奏に感動しました。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    tedmatthew  |  東京都  |  不明  |  2015年12月13日

    40年近くブルックナーを聴いてきて、第1番だけは良く分からなかったです。ヨッフムも、ハイティンクも、ヴァントも、朝比奈も、ほとんど聴いてきましたが、耳と頭に残りませんでした。一年くらい前にこの演奏を聴いて、「今まで何を聴いてきたんだろう」と衝撃でした。ブルックナーは、この曲だけでも三つのバージョンがありますが、「そんな暇があったら、第9番を完成していたらよかったのに」という思いも、この演奏の前では「やっぱりブルックナーは、この曲が好きだったんだ」という思いに変わります。アバドがブルックナー指揮者かどうか、そんなことはどうでも良いです。自然なテンポとリズム、楽譜が透き通るような明晰さでも分解的にならならない、でも音楽の野性味と推進力を失っていない奇跡的なバランスとパトスに身も心も奪われました。歴代のブルックナー指揮者のことをみんな私は大好きですが、第1番に関してはこれが最高、これ以上の演奏を想像もできないです。どの楽章も素晴らしいですが、特に4楽章、こんなにも課題対決型(ベートーヴェン的な)音楽で、でもやっぱりブルックナー的な音楽も無いでしょう。アバドは、無駄な力をすべて省いた、でも推進力のある演奏、本当に晩年にルツェルンで良い録音を残してくれました。合掌。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    フリッチャイマニア  |  埼玉県  |  不明  |  2013年06月24日

    DGイタリア盤の「アバド・シンフォニーエディション」で収録されているのと同一演奏のようなので、それを前提に。 アバドは、ブルックナーの交響曲の中でも特にこの第1番を好んでおり、過去にも録音を数回行っていたが、それらが「リンツ稿」であったのに対し、今回のルツェルン盤は「ウィーン稿」を採用している。 ブルックナー晩年の「第2次改訂期」のさなか、第8番(第2稿)より後に改訂をしたこともあり、充実した響きが楽しめるのだが、「第1番は、若書きのイメージでなければ…」という理由でリンツ稿ばかり演奏されてきたことを不満に感じていた筆者にとって、今回のアバド/ルツェルン盤の登場は、何よりもありがたい。 アバドは、現在の手兵であるルツェルン祝祭管の性能を完全に活かしきっており、ハイパワーのエンジンを積み思い切りふかしながら、ふとした美しさに感銘する余裕を感じさせる演奏(変なたとえだが、それこそが「ウィーン稿」のポイントである…)で、「ウィーン稿」の素晴らしさを見事に音化させている。 近年のアバドは、生来の「旋律美」に加え、こうした構築の巧みさが感じられる真の巨匠になった、と感じることが多く、ここでも、彼の今のベストフォームの演奏が楽しめる。 過去に「ウィーン稿」の演奏は、 1. ヴァント/ケルン放送響 2. ロジェストヴェンスキー/ソ連文化省響 3. シャイー/ベルリン放送響 の3種が知られている。 「ウィーン稿」の最大のポイントとなるのが、第3楽章のトリオからスケルツォ主部への回帰だが、欄外の注意書きを参照してスケルツォ冒頭に戻ったヴァント(この点でヴァント盤は貴重!)と異なり、ロジェストヴェンスキーやシャイーと同様「ブリッジ」を経由して主部の主題に回帰する方を選択している。 その部分に関しても、「リンツ稿」との差異を十分に理解した処理がされており、この点だけでも「ブル1指揮者」としての、アバドの価値を十分に感じさせるものである。 筆者はアバドはあまり評価してこなかったが、この演奏に関しては、無条件に素晴らしく、万人にお薦めすべきものと評価したい。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    たくぽん  |  東京都  |  不明  |  2013年06月21日

    アバドのシンフォニー・エディションに収められたディスクを聴いての感想である。いきなりけち臭い話で申し訳ないが、この大型激安BOXにはアバドの近年の代表的な成果がまとめられている。今回のブルックナー1番(BOXと単売CDの音源が完全に同一かは分からないが)を入手できるメリットを考えると、5,6枚所有していないディスクがあれば、購入しない手はないだろう。 話題がそれたが、アバド/ルツェルン祝祭管によるブルックナーは現在1,5,7,(13年の9番)が登場しており、近いうちに彼が得意とする4番が登場するのは想像に難くないだろう。 そして今回の1番だが、アバドの意向でウィーン稿を使用している。素人の目測に過ぎないが、ルツェルンというスーパー・ソリスト集団で当曲を取り上げるにあたって、よりオーケストラの壮麗な響きを生かすことのできる後年の改訂稿を採ったということではないか。実際この演奏からは、後記交響曲に通じるコク深い管弦楽の妙と、意気揚々としたブルックナーの息吹をバランスよく感じることができた。齢80を過ぎてなお瑞々しいアバドの指揮はハリのある構築で演奏をまとめ上げており絶品で、ここにブルックナー1番の新たな名演が加わったといえると思う。ぜひ多くの方に御聞き頂きたい。(文頭でも申し上げたが、未所持盤の多い方はBOXを!)

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:4件中1件から4件まで表示