とほほの助  |  長崎県  |  不明  |  2010年04月04日

まあーあれだね、アバドのマーラーや、ムーティのブラームスと同じ違和感が有るんでしょう？「モーツァルトとビバルディと一緒くたにするな！」って事ね。良いんじゃないかな、私的には「あり」です。それ言うならミュンヒンガー「四季やレオンハルトのテレマンは堅苦しい、イタリアンバロックの喜遊性に欠ける…ってイタリア人に笑われそうだ。まあー、たまに聴くには良いですね。シュナイダハーン、グリュミオーとはまた違う良さがあるからね。 オケもイタリア人がこれだけ合わせてりゃ上等だと思います。

 

ハスキルＦａｎ  |  愛知  |  不明  |  2007年02月25日

とても几帳面な演奏に感じました。音もきれいに再生されています。

 

arisuyama  |  愛知県  |  不明  |  2006年12月31日

カルミニョーラの良さが聴ける演奏だと思う。室内楽的良さだ。しかし、カルミニョーラの四季はそんなに過激だろうか？インテルプレーティの方が過激で録音も数段いい。 もっともオーディオショップの試聴盤で耳タコの方も多いだろうが、このモーツァルトは逆に大袈裟でなく彼に合っているように思う。

 

ヤマト  |  新潟市  |  不明  |  2006年10月15日

四季の時のような衝撃は無いが、カルミニョーラの抜群のテクニックが聴ける完成度の高い演奏。録音も優秀。 ただ、バイオリンの音色や、バックのオケの為かモーツアルトの躍動感、愉悦感に若干の不満を感じる。 私は、カントロフ/ハーガーの幸福感に包まれた演奏の方が好み。

 

蓮華人  |  船橋市  |  不明  |  2006年07月02日

侃々諤々喧々囂々と言うほどではないが、まあ、書き込みの多いカルミニョーラ。まあユーザーレビューが多いというは、それだけインパクトがあった証で、間違いなく注目盤。ただ、演奏全体の印象から言えば、磨き上げられた技量をもって慎重に細部への拘りをもったソロと、追従することだけが基本姿勢のオケとの温度差に、もどかしさを感じてしまう。一押しといえない理由がそこになるのかもしれない。ただ、価格的にいえば、ぜひ買っておきたい一枚だ。

 

ALOHA21  |  静岡県  |  不明  |  2006年06月25日

カルミニョーラのソロが美しい。バックも同様。録音も新鮮。こんな素晴らしい演奏が、全集でしかも激安で揃うなんて、超お買い得だと思います。

 

たーこ  |  京都府  |  不明  |  2006年04月20日

モーツァルトのヴァイオリン協奏曲は、第3番と第5番「トルコ風」以外のCDはあまりお目にかかりませんが、ほとんど顧みられることのない第1番、第2番や2曲のロンドやアダージョ。出来が良いのに少し人気薄な第4番を目的に買ったとしてもこの値段は魅力です。演奏のほうもなかなかいい感じでお勧めできるものでしょう。ただ、録音の問題なのかオーケストラが左右分離しすぎていて、少し違和感がありますね。

 

天上人  |  川崎  |  不明  |  2006年04月15日

大好きな協奏曲たちを、素晴らしいテクニックと音色で歌ってくれます。バックも美しくて･･･ 　最初に聴いたときより聴き返すうちに音にも音楽にも共感が深まりました。あえて申せば、やや渋め目なガルネリ系の音色(と書いてジャケットを見たらほんとにガルネリ！)がストラド系だったら､､､と思います。彼はストラド系で弾く音楽家でしょう。

 

慰めの音楽  |  長野県  |  不明  |  2006年03月23日

穏やかでアットホームな演奏。少人数のせいかピアノの箇所ではハッとするほど翳りのある表情が出ます。のびのびしたフォルテとの対比が絶妙です。右側からはっきり聞こえてきてくるセカンドヴァイオリンに「この曲集ってセカンドヴァイオリンがこんな面白いことを弾いてたのか！」とびっくりさせられます。値段が安いくせにとってもおしゃれなジャケットは飾っておきたくなります。

 

Dinkelbrot  |  群馬県  |  不明  |  2006年03月12日

てっきりバロックバイオリンと思って聞き始めましたが違いました。昨日の投稿訂正します。失礼しました。

 

Dinkelbrot  |  群馬県  |  不明  |  2006年03月11日

バロックバイオリンということでもっと粘っこい演奏かと思っていたら、あっさり軽やかでした。派手ではありませんが品の良い演奏と思います。バイオリンの音は艶やかで、テクニックを見せつけるということもせず、一見面白みにやや欠けるように聞こえるのかもしれませんが、聞き飽きしない演奏と思います。

 

Portia  |  東京都  |  不明  |  2006年03月01日

決して鮮烈さを前面に押し出したモーツァルトではありません。特に音量を抑えて聴いた場合，なんとなく冴えないモーツァルトに聞こえてしまう危険性があります。カルミニョーラもオケも相当内省的で，作品の味をじっくり噛みしめながら演奏している感じ。バロック的なフレージングによって拍が強調され，旋律線を形作る様々な音型が克明に浮き立てくる様は非常に面白い。ただ，第2番は憂愁の色が強すぎて，これでは聴いていて少し寂しくなってしまいます。もう一つ，いくら廉価盤といっても，使用カデンツァの情報は明記すべきでしょう。

 

Portia  |  東京都  |  不明  |  2006年02月26日

原盤のParagonなんてレーベル，聞いたことありませんでした。Brilliantからリリースされなければ，この素晴らしい演奏が埋もれてしまうところでしたね。とても落ち着きがあって，味のあるモーツァルトです。耳が慣れてきたせいか，バロック的なフレージングも自然に感じられます。メロディラインを形作る様々な音型が克明に浮き立てくる様は非常に面白いし，モーツァルトの純粋な旋律美もスポイルされていない。ロンドやアダージョも楽しめます。ただ，使用カデンツァの情報くらいは明記してほしかった...

 

いやみなぶらいあん  |  世田谷区  |  不明  |  2006年02月22日

相変わらずこのレーベルの安さと、レヴュアー諸氏の評価と、オーダーの多さに素直に反応して購入。いや、良かった。オリジナル楽器で、ビブラートやポルタメントをかけずに弾いているのだろうが、バックが結構いい。弾き振りだが、各パートがそれぞれ生き生き演奏している様。品位とか全体の融和、静かな憂悦といった感じではないが、簡素ながら音に真面目さがあるのがいい。この楽器(ソロ）、いい音だ。リーフレットには最後にちょこっと説明があるぐらいだが、久し振りにハリーズ・バー(ヴェネツィア）に行きたくなってしまった。

 

南天の実  |  東京　小平市  |  不明  |  2006年02月14日

なにより私に有難かったのは超メジャー曲の第３と第５以外の１，２，４番。これが、他の名のあるヴァイオリニスト達の演奏CDでは例外なく、なんとも退屈してしまう曲達だったのが、ほんとに愉しい良い曲に聴こえることだ。幾日も何度聴き返しても１番や２番が味わい深く美しいのだからいっそ不思議。私も５０歳を過ぎた頃からあまりに神経ピリピリのスター演奏家たちより、華は無くともしっかりとした技量と音楽性を身につけて地道に活動している人達に自然に惹かれるようになったのかも・・・