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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 【中古:盤質A】 交響曲全集〜リスト編曲ピアノ版 コンスタンティン・シェルバコフ(5CD)

【中古:盤質A】 交響曲全集〜リスト編曲ピアノ版 コンスタンティン・シェルバコフ(5CD)

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  • ★☆☆☆☆ 

    らぷとる  |  東京都  |  不明  |  2021年03月01日

    ラヴェルのような特異な例を除いてオーケストラとピアノで両立する楽曲はほとんどないと思う。このリスト版は1〜3番はなんとか聴けなくもないが、第九は終楽章の独唱と合唱が伴奏の間をぴょんぴょん跳び回る奇妙な旋律に置き換えられこれが第九とは悲しくなる。4番に5番の先取りも聴き取れず、6番の独創性も大曲に挟まれた8番の軽妙洒脱もピアノ音に塗りつぶされ作曲意図を削ぎ落としたあらすじのような曲に変えられていて全くおすすめできない。理由を整理すると3つ。 (1)楽器の音色の区別がなくなること。ピアノの単色では1番から9番へと拡大して行く管弦楽の規模と多様性の変遷が表現できない。 (2)ピアノ曲にはピアノ曲の良さがあること。耳がピアノの音しか受け付けないという人は別だが、32のピアノソナタや数曲の変奏曲があるのに交響曲をピアノで聴く意味があるのか疑問。 (3)ピアノでは打楽器の効果がほとんど表現できないこと。ベートーヴェンの交響曲の革新性をなす大事な要素が消える。 大きな演奏会が珍しかった時代ならピアノ版や室内楽版を聴くことに一定の意味はあっただろうし、腕に覚えのある方なら自分で演奏する楽しみもあるだろうが、現代の普通の聴き手にとって、コンサートが頻繁に行われCDやダウンロードで楽曲が手軽に入手できるのにわざわざピアノ版を聴く意味があるのか疑問だ。あらすじを読んでも小説を読んだことにならないのと同じではないか。 以下はお節介を承知で。ベートーヴェンの交響曲に興味をお持ちの方へ、過去の名指揮者から最近の人気指揮者まで全集が入手できますのでまずはそちらをお聴きになることを強くおすすめします。

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  • ★★★★★ 

    Franz  |  北海道  |  不明  |  2016年09月25日

    リスト編曲によるベートーヴェンの交響曲全集といえばカツァリス盤が一番有名かと思います。カツァリス盤は、彼が独自に音を追加していて、シンフォニックさが増していてそれはそれで立派な演奏ですが、それの影響でもたついてしまい、丁寧さや明晰さに欠ける場面が多々散見されます。響きが混濁しているところもあり、個人的にはあまり好きな演奏ではありません。そのため、私としてはこのシチェルバコフ(シェルバコフの方が正確なのでしょうか…)の演奏を推したいです。一曲一曲で見れば、例えばグールドやウェイスによる第6番「田園」の圧倒的な演奏がありますが、全集で考えるならばシチェルバコフ盤が良いでしょう。なんと言っても、輝かしい打鍵と、弱音部分での音色の美しさが素晴らしい!特に第1〜3番や第5番、第8番は超名演かと思います。他のナンバーの楽曲も、実に素晴らしい。難曲なので、技術的に苦労しているところもありますが、これだけすっきりと曲の魅力を伝えている演奏はないかと思います。初めて購入から5年ほど経っていますが、今でも愛聴盤です。お勧めします!

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  • ★★★★★ 

    ニャンコ先生  |  Tochigi  |  不明  |  2013年04月29日

    なんといっても、「リスト ピアノ曲全集」の一部を成すセットとして、リストの編曲を忠実に弾いているのが貴重だ。絢爛たるリストのピアノ作品であるという魅力と、しかし楽想はベートーヴェンの交響曲である、という雄渾さの両方を兼ね備えたすばらしい演奏である。録音もみごとに現代のコンサートグランドピアノの音を捉えている。

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  • ★★★★★ 

    みんみん  |  大分県  |  不明  |  2012年07月04日

    素晴らしいです。オーケストラよりも、単一楽器内での音色の急激な変化が音楽をより明確に際立たせるような気がしました。1、2などをこれほど楽しめたのはこのピアノ演奏でした。他の曲はもちろん、あの9番でさえもお見事と思います。

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  • ★★★★★ 

    TKOクラシック  |  神奈川県  |  不明  |  2011年04月29日

    グールドの演奏も衝撃的でしたし、カツァリスもワクワクして聴きました。このシチェルバコフ盤も、それらを越えるような名演です。構築力、叙情性、表現力、下手なオケなんかより感動します。何度聞いても新鮮で飽きません。イチオシです。

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  • ★★★★☆ 

    コーキ  |  北海道  |  不明  |  2008年11月20日

    「5番に限って」でもいいのですが、グレン・グールドが音楽を理解していない下品な素人に思えてくる。 というロンドンさん。 「音楽を理解していない」とはシンプルで最上級の罵倒なので、何故「下品」かつ「素人」なのか教唆いただきたいと思います。 「音楽を理解していない」とは聞き捨てならない酷い批評です。

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  • ★★★★★ 

    ピアノの巨神  |  ロンドン  |  不明  |  2008年09月07日

    これは、とても上品な仕上がり。例えば5番について言えば、グレン・グールドが音楽を理解していない下品な素人に思えてくる。とにかく上品な演奏。 これを聞いたグラモフォンの人間は、なぜ契約してこなかったのか後悔したに違いない・・・。

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  • ★★★★★ 

    ノッポ  |  兵庫  |  不明  |  2007年09月14日

    純粋にピアノ音楽としての評価と、ピアノ1台でオーケストラを再現する行為に対する評価の2つがあると思います。前者から見た私の感想は、音を詰め込み過ぎて肥大化し過ぎたバランスの悪い編曲を、シチェルバコフが持ち前の技巧でスマートに仕上げた力作。後者から見ると、リストがピアノと自身の限界へ挑戦するかの様に、制約を設けずにトコトン全てを詰め込んだ編曲を真正面からシチェルバコフが取り組んだ傑作。上質な音楽ならショパン等を聴く方が良いでしょうが、ピアノ一筋の作曲家と奏者の真剣勝負は、ピアノ好きなら必聴だと思います。

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  • ★★★★★ 

    K.Y  |  Chiba  |  不明  |  2007年09月02日

    感動!リストのファンはもちろん、ベートーヴェンのファンにも是非聞いて欲しい5CDです。クラシック初心者にもお薦めです。

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  • ★★★★★ 

    アニマ・イヤチツリフ  |  地球  |  不明  |  2007年02月20日

    リスト版の演奏は、カツァリスやハワードによる「全集」が充実していたが、このシチェルバコフ盤も、それらに並ぶ(あるいは超える)出来だと思う。どの曲においても、節々での音色の選択が適切で、オーケストラ音楽をピアノ1台で表現することが「魅力的」に感じられる(例えば、第8番の第1楽章など、本当によく音色が変わるものと、感心せずにいられない)。実際のオケの音色(楽器の組み合わせ)が「見える」演奏、というのは褒めすぎかも知れないが、原曲を尊重した演奏姿勢、解釈の深さにおいて、傾聴に値する演奏だと推薦しておきたい。

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