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バッハ(1685-1750)

CD 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲 シェリング(1955)

無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲 シェリング(1955)

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検索結果:49件中1件から15件まで表示

  • ★★★★★ 

    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  2018年04月16日

    隅々まで目の行き届いた名演です。云わば楷書書きでのバッハですが、私にとってはこれを超える演奏はありません。録音年月が信じられないほどの名録音も特筆されます。生涯の名盤の一つです。

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  • ★★★★★ 

    古渡 弁蔵  |  北海道  |  不明  |  2015年03月04日

    ヴァイオリン一つで表現される壮大な世界にすっかりと魅了されました。バッハの偉大さを改めて実感したとともに、シェリングのここでの誠実で端正な演奏に感動しました。ソナタ第1番の第1楽章の最初の音色にうっとりし、心地よい時間を楽しめました。 オーケストラの曲もよいのですが、たまあにこうした音楽を聴くのもよいものです。 だから、クラシック音楽は最高です。

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  • ★★★★★ 

    johnbach  |  東京都  |  不明  |  2015年01月26日

    このシェリングの無伴奏には思い入れがある。高校生の時、初めて大枚をはたいて買ったLPレコードだからだ。確か3枚組6900円だったと思う。高校生にとっては今では想像も出来ないくらい高価な買い物だったのだ。そりゃあもう宝物のように大事に扱った。DGはスター軍団を抱えていつも殿様商売だったから、他のレーベルより1割くらい価格が高かった。ちなみに、EMIのスークの無伴奏は3枚組6000円だった。ただ、多くの評論家が無伴奏ヴァイオリンはこのシェリングを第一の推薦にしていたので、それに従った。買ってしばらくは毎日レコードの一面ずつ(一曲ずつ)順番に聴いていましたね。確かに素晴らしい演奏です。多くの人がこの演奏をベストに上げるのも肯けます。ただ今ではこのディスク意外にも素晴らしい気に入った演奏は沢山ありますので、その他大勢の一つに過ぎません。それにしても、ヴァイオリンの器楽作品で、これほどの傑作は先にも後にも存在しません。バッハはクラシック音楽の頂点であり他を寄せ付けない孤高の存在であることを実感する次第です。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年04月17日

    バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティ―タは、すべてのヴァイオリニストにとっての聖典とも言うべき不朽の名作である。それ故に、これまで数多くのヴァイオリニストによって多種多様な演奏が繰り広げられてきた。これまでの各種の演奏の中には、名演と評されるものもあまた存在しているが、それらすべての名演に冠絶する至高の超名演こそは、本盤におさめられたシェリングによる2度目の録音であると考える。録音年が1967年であり、40年以上も前の録音であるにもかかわらず、現在においてもなお、本名演に比肩し得る名演があらわれていないのは殆ど驚異的ですらある。クレーメル(2001〜2002年)による2度目の録音も、レコード・アカデミー賞を受賞するなど素晴らしい名演ではあるが、それでも本シェリング盤の地位がいささかも揺らぐものではないと言える。シェリングの演奏が素晴らしいのは、月並みな言い方にはなるが基本に忠実であるということである。同曲は前述のように聖典とも言うべき特別な作品ではあるが、だからと言って何か特別な演奏をしてやろうという気負いや邪心がないのである。あくまでも、徹底したスコアリーディングによって真摯に同曲に接するという姿勢が素晴らしい。これは至極当然のことではあるが、なかなか出来ることではないのだ。その上で、シェリングは、卓越したテクニックをベースとして、格調高く、そして情感豊かに演奏を進めていく。長大な作品ではあるが全体の造型はきわめて堅固であり、フレージングがいささかも崩れることがなく、あらゆる音階が美しさを失うことなく鳴り切っているのは圧巻の至芸と言える。正に、いい意味での非の打ちどころがない演奏であり、その演奏が醸し出す至高・至純の美しさには神々しささえ感じさせるほどだ。これほどの崇高な超名演を超える演奏は、今後ともおそらくは半永久的にあらわれることはないのではないかとさえ考えられる。録音は、40年以上も前のスタジオ録音ではあるが、リマスタリングを繰り返してきたこともあって、十分に満足し得る音質である。数年前にSHM−CD盤が発売され、それが現時点での最高の高音質ではあるが現在では入手難である。もっとも、同曲演奏史上トップの座に君臨する歴史的な超名演であり、ユニバーサルが誇るシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を図って欲しいと考える聴き手は私だけではあるまい。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2009年11月13日

    ヨアヒム貢献大なるバッハ「無伴奏ヴァイオリンソナタ、パルティータ」、シェリングの確か二回目の録音(1967年)で1968年レコードアカデミー受賞品。私はLPベースで聴いていますが裏表と何枚か取り替える面倒さから開放されたCD盤は音質改善も加わり更に聴き易い物となっている事かと思います。演奏はシェリングの情感を持った品格あるもので昨今の古楽器等によるワンパターン的な無味乾燥なものとは全く一線を隔してバッハの宇宙的世界に導いてくれると共に聴く者を内省的にするというか少し人生を考えさせる形影相伴う最高盤と言って差し支えありません。なお、この1967年DG盤の「その他のバージョンとして1955年収録モノラルSONY盤にリンクしていますが要確認であり本文は1967年DG盤用であります・・・よろしくお願いします。

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  • ★★★★☆ 

    たんぽぽ茶  |  千葉県  |  不明  |  2009年10月31日

    純オーディオ的に音響商材と見た場合、55年シェリングは、55年シゲティにも、67年シェリングにも勝てないかと。シゲティは、本当に55年モノラル録音か?と耳を疑う音響的完成度。高音域の艶やかさも、中低音の厚みも素晴らしい。同時期のジャズの隆盛もあり、この頃アメリカは凄かった。55年シェリングはフランス録音だが、大戦後の影響か(いかん文脈がズレつつあるが)、モヤモヤしてて迫真力と伸びに欠ける。67年聴いたシェリング・ファンが買うべきかと。待てよ、大戦後10年の貧困の中での記録と考えると、微妙に愛着が出て来た(笑)。

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  • ★★☆☆☆ 

    Huberman  |  Kyoto  |  不明  |  2009年01月02日

    SICC-840/1は残念ながらモノラルではなく擬似ステレオです。おそらく旧輸入盤の同一マスターから音量レベルの調節を施したものだと思います。 パッケージにはMONOとの表記がありますが、やはり擬似STEREOとするのが正しいと思います(旧輸入盤に誤記されていた1965年は擬似ステレオマスターが製作された年代ではないかと推測されます)。 新輸入盤や前SONY盤(SRCR-8751/2)は未聴ですが、ACCディスク大賞を受賞した録音がオリジナルでは無い擬似ステレオでしか正規盤として発売されていないのは非常に残念です。

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  • ★☆☆☆☆ 

    バックハウスを継ぐ者  |  東京都  |  不明  |  2008年07月26日

    この1967年の録音はシェリングのものとしては、技巧も衰えを隠せず、重音の汚さにいたっては見るも無残です。 本当のシェリングが聞きたければ、1955年モノラル録音のシェリング絶頂期の伝説的ディスクを聞くべきです。(ソニークラシカルSICC840−1) 国内版1890円。 この若きシェリングのしなやかで澄み切った音色は、誰をも惹きつける魅力に溢れています。ACCディスク大賞に輝いた不朽の名盤です。ただ、爽やか過ぎて繰り返し聞くとミルシテイン(457701-2)やクイケンの旧盤(BVCD38079-80)が、聞きたくなるのも事実です。

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  • ★★★★★ 

    風流人マイケル  |  東京都  |  不明  |  2008年07月25日

    わくわくするものを求めるとは、バッハを正しく鑑賞する態度ではないと思う。シェリングの演奏に退屈するのであれば、それは自らの注意力や集中力のなさを告白しているだけのことだ。 私はこの演奏の全てが好きであり、バッハ演奏の全てを余すことなく伝えていると思う。この演奏にある種の神性を見い出すのは、聴き手としても一流である証拠ではないだろうか。

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  • ★★★☆☆ 

    JSB  |  千葉  |  不明  |  2008年05月11日

    シェリングのバッハが、神が演奏しているとか、世界最高だとか言われると、ちょっとそれは言いすぎでしょうと感じます。もちろん悪くはないが、ひらめきとか、透徹した厳しさという点では物足りません。シェリングの演奏は、このバッハに限らず、何かわくわくするものがないように思えて、例えばミルシィテンのような魅力に欠けるように思えます。まあ、要は好き好きですが…。

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  • ★★★★★ 

    境界性の男  |  東京都  |  不明  |  2008年03月17日

    この演奏を聴いて何も感じないのであれば、バッハを聴く資格はないといえる。 神が演奏しているかのように、あらゆる見地からも非の打ち所がない演奏。確かに、バッハの生きていた楽器を使っていないという点では非難されるかもしれないが、そうした非難は、この演奏を聴いてしまうと、どうでもよいことのように感じられる。 VIP席のGallery氏が述べるように、まさに人類の遺産なのだ。

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  • ★★★★★ 

    カバポチ  |  横浜市  |  不明  |  2008年03月14日

    30年以上前にこの曲を初体験したのが、シェリングのこのモノラルのLP盤。言語を絶する演奏の素晴らしさにKOされたのが懐かしく思い出される。さて、このMYTHOS盤だが、流石にいつもながらに抜群の音質を誇っている。最愛の名演を最高の音質で堪能出来る!

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  • ★★★★★ 

    Gallery  |  VIP席  |  不明  |  2008年03月11日

    録音されてから数十年たっても、まるで古さをカンジさせないというのは、まさに驚異的だ。むしろ、数十年たった今も、この演奏を越えられないということのほうを憂うべきか?バッハという人間を等身大で描き出すかのようなこの演奏を聴いて、バッハに親近感を抱いた人もいるだろうし、徹底的に美音にこだわるシェリングの演奏に畏敬の念を覚える人も少なくないはずだ。まさに人類の遺産とも呼べる演奏である。

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  • ★★★★★ 

    シェリングを讃える  |  沖縄県  |  不明  |  2008年03月10日

    シェリングの演奏を聴いてダメなら、この曲との相性が悪いということだろう。 シェリングの演奏は、どこにも非の打ち所がない。 「瞑想性」というよりも、もっと厳格な雰囲気が、この演奏を覆っている。 シェリングは雰囲気に酔っているのではなく、卓抜したテクニックと綿密な読譜によってこの曲に魂を吹き込んでいるのだ。 雰囲気を作り出すほどに優れた演奏であるがゆえに、何度も再発売されるのである。

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  • ★★★★★ 

    RISA  |  和歌山県  |  不明  |  2008年03月10日

    ファースト・チョイスはこの演奏で。 この演奏が、この曲の基準です。 どれだけ賛辞を書いても書き足りないほどの完成度ですよ。 この演奏なしに、もはやこの曲を語ることが出来ません。

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