【中古:盤質A】 交響曲第1番、第2番 シュタイン&バンベルク交響楽団(1997ライヴ)(2CD)
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shinsaqu | 山口県 | 不明 | 2011年12月07日
バンベルク響の録音は異常に当たり外れの差が大きいように思う。楽団としてむらっ気があるのか。この1番はライブ録音であることを考慮してもはずれの匂いがプンプン漂う。シュタインの構成力がうんぬん言う前に、足を踏み外してしまいそうな危険地帯が散見される。2番も安定感のある演奏とは言い難いが、それでも随分聴き応えのある演奏だと思う。新緑の自然の中で疲れた心がリフレッシュされていく感じ。これでもっと集中力の高い緻密な演奏であれば、一段高いところにおけるのだろうが。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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eroicka | 不明 | 不明 | 2010年09月20日
98年秋のバンベルク交響楽団の来日公演で1番と3番は聴いた。シュタイン氏の追悼企画とはいえ、Kochから出ていた音源の復活は快挙だ。日本語解説も中身が充実している。テンポは遅めで誇張なく悠然と構えた名演奏だ。このCDを改めて聴いてみて、ライブでは感銘した第一番より第2番のほうが氏の芸風にしっくり来る。98年の来日公演では、ともに演奏された諏訪内晶子とのドヴォルザークやルプーとのブラームス協奏曲第一番も素晴しい名演で放送録音などがあれば発売してほしいものだ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ねこまんま | 東京都 | 不明 | 2009年10月28日
柔らかくて、暖かくて、優しいブラームスだと思います。私的には2番がすごくいいです♪第4楽章が、ふとベートーヴェンを思い起こさせるような、そんな気がしました。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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kadoshin | 東京都 | 不明 | 2009年10月21日
円熟味を期待しましたが、シュタインに対する印象は変わりませんでした。オーケストラのバランスを整えるのはうまい指揮者だが、それ以上でも以下でもないということを再認識しました。安心して聴ける演奏ではありますが、踏み込みが浅く、表面的に整った演奏に感じました。オケは良く言えば暖かみのあるサウンドだが、金管、バスやティンパニが弱いのは、デッカ録音でもそうなので、シュタインの好みなのでしょう。第一バイオリン主導で、ほかの楽器のバランスが弱いのも私の好みではありませんでした。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ひろととろ | 神奈川県 | 不明 | 2009年10月20日
輸入盤を、一度は手に取りながら結局買わずに廃盤となり、大いに後悔したものだが、ようやく耳にすることが出来た。今時の速く、軽薄は古楽スタイル好きや、豪華、華美な響きを好む方、斬新、独善的な解釈を求める方には無理にお勧めはしない。しかし、これぞたたき上げの職人芸、といえるだろう。聴いていると、全てが自明の理、と思えてくる。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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蝉の抜殻 | 神奈川県 | 不明 | 2009年08月25日
おそらくホルスト・シュタインの最高傑作。以前全集で出ていて、男性的(理と構成に傾くということだが)で真摯な音楽性を持つ指揮者と、本当の意味でドイツのオケの音色の伝統をギリギリまで維持していたオケとの、幸福な出会い。この演奏を聴くと他のブラームスの超名演群、ヴァントの合理性(BMG)、ヨッフムの演奏(EMI他)の底に潜むモダニズムの意識、ザンデルリングの和声感(いろいろ)、レーグナーの驚異の音色ブレンド能力がわかる(LIVEがとにかく凄い)。シュタイン盤はまず音色が最高最強。この音源は某メジャーが、会社ごと買い占めて廃盤にした経緯があるが、納得、失礼だがこの録音を聴いてしまえば、ほとんどのブラームス音源の脆弱性が一発でわかる。それほどレベルの高い演奏。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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