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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 【中古:盤質A】 交響曲全集 クレツキ&チェコ・フィル(5CD)

【中古:盤質A】 交響曲全集 クレツキ&チェコ・フィル(5CD)

商品ユーザレビュー

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    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2024年02月04日

    このクレツキーやランスドルフというのは存在が地味だ。今日、よほどの通かファンでない限り強いて聴こうとは思わない指揮者の一人で、それは評論家が取りあげることが少ないためでもあるのだろう。私はかなりのランスドルフファンだが、クレツキ―もこのベートーヴェンを聴けば名前以上に実力のある指揮者だと分かる。派手な響きはないが味深く掘り下げた聴きごたえのある演奏なのだが、今日、若い音楽愛好者がこの演奏のCDに行き当たる割合は少ないと思う。それは残念なことと思うが、やはり、アッバドやラトル、ヤンソンス等をまず選択するのも分かるのだが、、。クレツキ―やランスドルフも聴いてください。共に根がしっかりした演奏です。

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  • ★★★★★ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2017年07月07日

    世も平成となり、コーヒーショップと言えば、ドトールとかタリーズとかのチェーン店が主流になってしまった。それぞれそこそこの味なので文句を言うつもりはないが、コーヒー職人張りのマスターが講釈たれながら一杯一杯淹れてくれるタイプの喫茶店は、昭和の遺物になってしまった。 平成の現代における主流演奏(ラトルとかゲルギエフとか)も、文句なく素晴らしいのではあるが、昭和の演奏に比べると、魅力が平準化されてしまっているように思えて一抹の寂しさを感じたりもする。その点においては、このクレツキのベートーヴェンは、行間(音間?)から19世紀の香りが漂ってくるような魅力に満ち満ちていて、とりわけ全集として評価すると、その魅力は限りなく大きい。各曲は好みの分かれるナンバーがあるかもしレナが、敢えて好きな一曲をあげるなら『英雄』をイチオシしたい。個人的好みでは『英雄』は、このクレツキ盤か?あるいはフリッチャイ盤のいずれかがベストだ。

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  • ★★★★★ 

    kuniko89  |  愛知県  |  不明  |  2016年03月20日

     音質にはバラつきがあるが、総体的には良好な水準になっている。SACD化の効果大である。演奏は、皆さん仰っているいる様に質実剛健で素晴らしい。オケも旨くチェコフィルの黄金時代を偲ばせてくれる。

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  • ★★★★★ 

    かんたあびれ  |  神奈川県  |  不明  |  2014年12月31日

    ベートーヴェンの演奏には強い「意志」が必要だと思う。交響曲に限らず、ピアノソナタでも、弦楽四重奏でも同じじではないか。この演奏には強靭な意志を感じる。HMVのサイトを通じてこのCDに出逢うまでパウル・クレツキのことは良く知らなかった。他の曲の演奏も触れたことがない。しかしこのベートーヴェン演奏だけで素晴らしい指揮者であることは疑う余地がない。ベートーヴェンの書いた一音も無駄の無い音符達が、ここまでも生き生きと躍動し、それでいてトゥッティでは一糸乱れずなる様に唖然とする。普通ならジャン!と鳴る所がゴン!と鳴る。60年代のチェコフィル恐るべし。録音当時はカレル・アンチェルが主席指揮者を務めていた時代。このオケとクレツキとの関わりがどの程度だったのかは分からないが、チェコフィルは指揮者の意図を充分に理解し音にしている。メロディーに隠れがちな対旋律や低弦など説得力があるし、弦楽や木管の美しさは惚れ惚れとする。最後の録音が行われたのは1968年1月。この数ヶ月後ワルシャワ条約機構軍がチェコ国内に侵入し占領する…理不尽な暴力に人生を翻弄された指揮者の演奏がこのような時期に行われたことを考えるとき、平和の尊さを感じずにいられない。

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  • ★★★★★ 

    shiryumr  |  不明  |  不明  |  2014年11月07日

    これまで発売されたベートーヴェンの交響曲全集はすべて持っていますが、そのなかでも間違いなくベスト3に入る、否、最高位の演奏と信じて疑わなかったものでした。もうこの全集を買ったのはかなり前になります。しかし、私だけのひとりよがりだと思っていました。雑誌などでの名盤ベスト10には名前すら出ていませんでしたからね。 しかし、このレビューを拝見して驚き、安心しました。みなさん全て☆5つなんですね。やっぱり誰が聴いても素晴らしい演奏は素晴らしいんですね。 どの演奏も切れ味抜群、また実に含蓄があって充実していますよね。ほんとに稀有の演奏です。

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  • ★★★★★ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2013年11月11日

    音楽が、まさにその瞬間瞬間に産まれ出て来るようで、表記された演奏時間よりも、聴感覚としては速めに感じられるこれらの演奏は、フルトヴェングラーやC・クライバーを彷彿とさせる。しかしフルトヴェングラーほど暗くはなく、C・クライバーのように現代的なスタイルではない。しかしベートーヴェンの演奏で、フルトヴェングラーやクライバーと並び評してみたくなるということは、それだけで『最高評』以外の何ものでもないことの証に他ならない。全曲通してのまとまりもよく、さらに全曲が理想的高水準な演奏であり、指揮者の意思も明白で、かつそれが作曲者の意思そのものを感じさせる点、思いつく限りのベートーヴェン交響曲全集において、ダントツNo1の超オススメ商品。録音はこの録音年代にしては悪くはないが、(Supraphonにはよくありがちだが)音の広がり間に欠け、演奏そのものの偉大さに比して、スケール感が乏しい気もする。ただしこれはカーステで聴いている僕の個人的な感想で、音響装置の如何によってまったく変わるのかもしれない。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2012年07月19日

    トスカニーニやムラヴィンスキー(全集ではありませんが)のベートーヴェンを知ってしまっているので,“辛口”とは自信をもっては言えませんが,すっきりとした無駄のないベートーヴェンであることは間違いありません。1,2番あたりは,誰が指揮を執ってもある程度“スッキリ”とすると思うのですが,3番以降のこのスッキリさ,爽やかさは,そう出会えるものではありません。特に3番のスッキリさは物凄く魅力的です。「英雄たるものかくあるべし!」みたいなメッセージまで聴こえてきそうな感じ。英雄だけに限らず,畳み掛けるようなドライなクレツキの曲作りにもかかわらず,無味乾燥なものに聴こえてこないのは,やはりチェコ・フィルの奥深い音色のせいなんだろうな。ほんと,雑味の一切ない魅力的な全集です。

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  • ★★★★★ 

    Seago  |  東京都  |  不明  |  2012年03月20日

     購入してちょっと聴いただけでしばらくお蔵入りしていたのにふと気付いてじっくり聴いたら本当にびっくりしました。ワクワク感で一気に3番から7番まで行ったら、さすがに疲れて、体に悪いと諦めました。他の方も書いているように片手間で聞き流すのは難しく、TDLのアトラクションを次から次に乗っているような癖になる刺激がある演奏です。数えてみると保有のベートーヴェンの全集は優に15は超えていますが、こんな演奏ははじめてです。本当にビックリしました。 他の方が何人も書いているように言葉では表現しづらいのですが、昔の無声時代のちゃんばら映画のクライマックスで何十人もの敵を相手にばったばったと快刀乱麻の太刀捌きを見せる鞍馬天狗のようです。とにかく切れ味がいい、返す刀でと360度の敵を次々切り捨てるような、豪快さがあります。その上、時々、グッと心を掴むような見栄も切る、それでいて臭くはなく爽やかで、一言で言えば胸のすくような格好良さといっていいでしょう。クレツキの指揮は本当にそんな感じです。チェッコフィルもそれに応えて本当によく頑張っています。各パートの音の分離が良く、まるでかぶりつきでジェットコースターの最前列に座っているような切れのいい音がします。その分、シュタッツカーペレ・ドレスデンのような厚みのある弦は聴けませんし、荒さが多少気になるところはありますが、それをはるかに凌駕する気持の良さは本当に例えようもありません。男の子なら誰しも昔あこがれたヒーローのような、そんな未だに忘れられない存在のような演奏です。 騙されたと思って、一度聴いてみて下さい。なお、通常順番を入れ替えて5枚のディスクに収める全集が多い中で、律儀に1番から順番に余裕を持って6枚組にしているところも、内容の格好良さを減ずることのない粋な計らいを感じます。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    mac  |  大阪府  |  不明  |  2011年06月19日

    「淡麗辛口」とは、蓋し名言である。私も、賛成票一票。ここまで、「きっぱり」やる演奏も珍しい。まあ、どこか吹っ切れているんでしょう。この演奏も意思のある、それでいて理知的な演奏と思う。そのあたりが評論家には不向きか。もっと、有名になってもよい指揮者だと思う。演奏、録音共に優秀。

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  • ★★★★★ 

    海鮮ちら司  |  千葉県  |  不明  |  2011年04月21日

    甘口、薄口のベートーヴェンが多いとお嘆きの貴兄に辛口のクレツキをどうぞ!!淡麗辛口のベートーヴェンの交響曲全集とはこれ以外見当たらない!この時期のチェコPOの凄さとクレツキの痛快な語り口に唸ります。所々にハッとする表情を見せるクレツキの棒。ベートーヴェン交響曲全集の入門編として聴くにはやや高尚過ぎるのが玉に瑕か!?聴き込んだリスナー向けの極めて上質な逸品である。

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  • ★★★★★ 

    にゃおにゃお金  |  千葉県  |  不明  |  2011年04月04日

    本当に美味しいものを食べた時に感動のあまり「ウマイ」と言う事も出来ずただ絶句してしまう事があるけれど、それと同様に、この演奏を聴くと「どこがどう素晴らしいか」などと言葉で述べる事自体空しく思える程の感銘をおぼえる。3番、5番、9番を筆頭に、どの曲も最高の一言。ベートーヴェン好きの諸兄。この全集を聴かずに死んだらきっと後悔します。

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  • ★★★★★ 

    NAKAKO  |  長崎県  |  不明  |  2011年03月02日

    クレツキ最高。チェコフィル最高。確固たる信念を感じる無骨なベートーヴェン。聴いていて精神が昂揚する。片手間に聞き流し出来ない分、かえってドライブ向きか。

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  • ★★★★★ 

    arabandaluz  |  山梨県  |  不明  |  2009年07月17日

    ベートーベンが笑っている。溌剌とした素晴らしい録音。万人のスタンダードとして良いでしょう。ただし、6番は自然の深い呼吸のようなものを感じたい。6番は難しいですね。これが良かったらおそらく最高位の全集。

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    メルロ  |  兵庫県  |  不明  |  2009年05月15日

    例えば「運命」。1、2楽章があまりにあっさり行くので、どうなるのだろうと心配になった途端の3楽章、名技の弦が炸裂する。こんなゾクゾクする「運命」は初めてだ。素晴らしい!

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    流音  |  埼玉県  |  不明  |  2009年01月17日

    演奏はブラボーの一言。すべてよいがとくに英雄にはびっくりしました。風を切るようなきびきびとしたアレグロコンブリオ。ぐいぐい引っ張って行かれます。 クレツキは昔大地の歌をLPでもっていましたが、アンセルメ亡き後のスイスロマンドの常任指揮者ぐらいしか知りませんでした。HMVレビューを読むと本当に苦労した人なんですね。その反面、かつてN響の方に聞きましたが、クレツキは「明日は演奏会の本番ですから今夜は一人で寝てください」というようなユーモアのある人だったそうです(涙)。もっとこの人の録音が世に出ることを熱望します。

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