【中古:盤質AB】 Metastasis, Pithoprakta, Eonta: Le Roux / French National.o, Etc
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鉄血桃太郎 | 山梨県 | 不明 | 2010年12月26日
なんといっても一番の聴き物は高橋悠治がソロをとるエオンタだろう。音声ディスクなので作曲者が最も望んだ空間性、方向性を出す演奏形態には十全でない。それでも演奏の見事さがそれを補っていると思う。クセナキスは建築家でもあるので音楽を幾何学的に捉えるだけでなく、幾何学そのものとして構築するのだろう。ここには伝統的概念の更新と同時に洗い直しが徹底的に行われているようだ。彼の作品が真の意味で十全に評価される日はもうちょっと先かもしれない。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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悠治 | 岡山県 | 不明 | 2005年04月14日
「エオンタ」は圧巻。高橋悠治氏の超絶技巧的なピアノ演奏と5本の金管楽器との掛け合いが壮絶だ。「メタスタシス」は弦楽器のグリッサンドが不思議な雰囲気を出している、全体的にダークな感じの曲だ。「ピソプラクタ」はタイトル通り、確率的なアクションを狙ったもので、カオスティックな弦楽合奏の上に時折、ウッドブロックが打ち込まれる感じの曲である。またこの曲では弦楽器に色々な奏法が使われていて面白い。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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