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シベリウス(1865-1957)

CD 【中古:盤質A】 交響曲全集 マゼール&ウィーン・フィル(3CD)

【中古:盤質A】 交響曲全集 マゼール&ウィーン・フィル(3CD)

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  • ★★★★★ 

    KEY  |  神奈川県  |  不明  |  2015年04月03日

     若きマゼールのシャープなシベリウス。昔、日フィルとの5番を聴いてドラマティックかつロマンティックな演奏に圧倒され、天才的なこの指揮者はこれからどちらに向かっていくのだろうーー内省的な世界か、表現の多彩さかーーと思いました。晩年の演奏については評価が分かれるでしょうが、聴く者へのインパクトとしては、50年代終わりから60年代の演奏が圧倒的に大きい。自らの楽曲理解や感動をそのままぶつけているからでしょう。横っ面を張られるような新鮮さがありました。5番のコーダなどライブで接した時の衝撃を思い出します。

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  • ★★★☆☆ 

    silver  |  東京都  |  不明  |  2013年01月02日

    元気よく暴走気味のシベリウス。ゆったりと落ち着いた再録とは全くの正反対。個人的には再録が好き。なんかVPOも荒れ気味だしな・・・神童と言われたマゼール、このころは鼻っ柱が強かったのかも。かなりあくの強い演奏だ。

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  • ★★★★☆ 

    もよ  |  神奈川県  |  不明  |  2011年10月23日

    これは、全部の曲が平均以上というものを期待するとがっかりする。 でも、4番と7番だけでも聴く価値がある。この二つの緊張感はなかなか。 一方で、5番と6番はアンサンブルも乱れがちでスタジオ録音とは思えないほど。 でも、どの曲も「ほほう」と思わせられる瞬間がある。シベリウス交響曲のベスト盤かと聞かれると答えるのに躊躇するが楽しめるCDであることは間違いない。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    音楽連合  |  山口県  |  不明  |  2010年08月01日

    マゼールはクリーヴランド管との相性が良いと思う人は到底多いのですが、僕はウィーンフィルにも合っている感じがします。このシベリウスの交響全集も北欧を感じさせない、ウィーンの音色にとても圧倒させられたように思います。デッカも見事全集での発売を実現させることができ、とてもありがたいです。弦も金管も潤いが出ているし、マゼールの軽快なテンポから突然のテンポダウン、表現力と推進力も余すところなく抽出されていて見事です。マゼールはさすがベートーヴェン運命でのライヴ録音やチャイコ1812年でのスタジオ録音のように、オケの天下統一を築き上げた指揮者だと改めて感じます。協奏曲ならカラヤン、交響曲ならマゼールが聴き易いです。

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  • ★★★★★ 

    フォン・デメヤン  |  東京都  |  不明  |  2009年12月06日

    最近発売されたカレリア組曲と第1番のエソテリックの新マスタリングSACDを聞いて、演奏と録音の素晴らしさにビックリ仰天!改めて聞きなおしましたが、本当にこのころのマゼールはチャイコフスキー共々冴え渡っていますね。当時のデッカのスタッフも凄い仕事を成し遂げています。SACDにカップリングされているカレリア組曲の間奏曲を聴くだけで、幸せな気分になります。軽快で明晰なリズム、打楽器群の小気味よい響き、レコード芸術の最良のアルバムです。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年11月07日

    マゼールは、演奏様式をたびたび変えてきた指揮者であるが、60年代のマゼールは、現代的で尖鋭的なアプローチと、曲の本質に切り込んでいく前進性が見事にマッチングして、個性的な名演を数多く残してきた。もちろん、曲によってはやり過ぎのものもあるが、特に、ウィーン・フィルやベルリン・フィルと組んだものは、オーケストラの力量もあって、名演が生まれる可能性が非常に高かった。その一例が、シベリウスの交響曲全集だと思う。北欧風という意味では、かなり異なった性格の演奏であるが、楽曲の本質にぐいぐいと迫っていく鋭いアプローチが見事であり、シベリウスの交響曲の我々が通常の演奏ではなかなか知りえない側面に光を当てた異色の名演ということができる。後年に、マゼールはピッツバーク交響楽団と全集を録音しているが、とても、このウィーン・フィルとの全集の水準には達していない。いずれの交響曲も一聴の価値のある名演揃いであるが、特に、第1が超名演だ。録音は、英デッカならではの鮮明なものであるが、超名演である第1には、最近、ESOTERICからSACDが発売され、この名演の価値を一段とアップすることに貢献しているのは大いに朗報だ。

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  • ★★★★★ 

    カラジャン  |  山口県  |  不明  |  2009年10月20日

    粗野なまでの迫力で押してくる演奏で、ここまでVPOを手玉にとるマゼールは凄いとも言える、 なかなかの演奏。 北欧的な冷え切った空気感を感じさせる本場物のオーケストラによる演奏も良いが、この2番だけは激しく燃えたぎった演奏で聴きたい。 しかし、マゼールをもってしても、情熱のほとばしる熱血的な演奏ではどうしたってあのトスカニーニ盤を越える事は出来ない。 2番はトスカニーニ盤の次ぐらいに気に入ったが、4番は1960年中ごろにグラモフォンに録音されたカラヤン盤の次ぐらいに良い。 研ぎ澄まされた表現力、豪放な音響。熱演である。 全集で2600円弱というのはお買い得ではなかろうか。 このコンビ、マゼール/VPOによるシベリウスの交響曲全集は、基本的に熱い。 熱烈と言ってよいほど込められたメッセージが熱い。 そこの所が魅力。 北欧のひんやり感とか、寒々とした雰囲気とは隔絶している。 あのVPOを使って、ここまで自分の思いを表現しているマゼールの手腕は大したものだ。 僕はこういうシベリウスは好きだ。 なかなかの演奏ではないか思う。

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  • ★★★★★ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2009年08月19日

     1番と2番をLPで持っているだけなので、それらの評価となってしまうことをお許し願いたい。  この2枚を聴いていると、マゼールの底知れない異様な才能がヒシヒシと伝わってきて身震いする。異様…というのは、感情の伝達回路がデヂタル的?とでも言うのか、精巧なコンピューターが指揮しているみたいなのだ。 チェリビダッケとも、バ−ンスタインとも全然次元の違う、独特な迫力がある。

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  • ★★★★★ 

    蓮華人  |  千葉県  |  不明  |  2009年06月06日

    バルビローリの呪縛から逃れられたのはマゼールのおかげだった。1番を初めて聴いた時の衝撃が戻ってきた。でもライブ体験と同じように、マアはっきり言って忘れていました。それがこともあろうに再び痺れてしまった。不覚!と言うことで最高を評します。

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  • ★★★★☆ 

    Nimrod  |  北海道  |  不明  |  2009年01月21日

    1番は速めのテンポでグイグイいきますが、音に明確な意志を感じさせる弦楽器とブラス。見事です。また、4番は出だしから引き込まれ、後期のものは難解といわれるこの音楽でも、非常にわかりやすいです。音楽はわかりやすいだけでは成り立ちませんが・・・それでもこの演奏には魅力があります。 録音も金管の響き(特にトランペット)など多少古さを感じさせますが、それ以外はデッカらしさが出ていて、パーカッションの音などはキレもありとても優秀です。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2008年07月04日

    60年代のマゼールは才気走るというかそれまでの指揮者とは明らかに異なる音運びを行なっていました、現在の彼からは想像もつかないバロック 物・・・ペルゴレージやバッハの宗教曲その他でも新鮮な タッチが今でも通じそうです。さて、このシベリウスは曲にも正直よりますが今述べた・・時として「はっ!」とする切り込みがなかなか後年数多リリースされるお国産のイメージに縛られない魅力を放っております。しかしマゼールも今や老けてしまいました。

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  • ★★★★★ 

    AUSNAHME  |  宝塚市  |  不明  |  2008年06月14日

    非常にユニークで魅力あふれる全集。ベルグルンドやヴァンスカの全集に親しんでいる人も、是非一度耳にしていただきたい。ここに聞かれるのは「北欧の繊細な情景」ではなくて、地の底から突き上げるようなエネルギッシュな和音であり、色彩感あふれる管弦楽法である。マゼールの指揮により、シベリウスの音楽がチャイコフスキーやブルックナーの延長線上にあることが改めて良く分かる。そしてそれは私にとって、実際にはスウェーデン系(白人)だったシベリウスの精神的本質と無縁ではない。

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  • ★★★★★ 

    ジンジャーエール  |  川崎市  |  不明  |  2008年03月10日

    これが当時、じゃじゃ馬にたとえられ、「強引な指揮者にはめったに順応しない」と言われていたウィーンフィルだろうか…と驚くほどに、マゼールの読み取った緩急自在のアプローチに、必死についていきます。すごく立体的に世界が立ち上がる。マゼールのアプローチは、自身の「作曲家」としての関心と好奇心を全開させて、シベリウスの描いた世界にガップリと組むので、気持ちいい。彼の50〜60年代の演奏は…なんでも吸収し、「自分の口を介してこの作品を解き、伝えよう」という意欲が、若さゆえの謙虚さと相まって、幸福な成果となるのですね。

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  • ★★★★★ 

    ミラクル博士  |  さいたま市  |  不明  |  2008年02月10日

    この頃(60年代)のマゼールは素晴らしかった。生来の耳の良さと指揮の技術の確かさに加え、作品を表現することに並々ならぬ情熱を傾けていた。時として踏み外しや、行き過ぎもあったがそれもまた魅力だった。このセットやチャイコフスキーの交響曲全集、椿姫、フィデリオetcファーストチョイスには相応しくないかもしれないが、今なお魅力がある。

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  • ★★★★★ 

    タンノイおやじ  |  東京  |  不明  |  2007年12月01日

    10年以上も前に買い聴かないまま埃をかぶっていました。 このHPを見て久しぶりに聴いてみた所いいですね。書きたいことを皆さんに全部書かれてしまいましたので何もありません。最高です。

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