行進曲〜世界に冠たる日本のマーチ 武藤英明&ロンドン・フィル
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レインボー | 不明 | 不明 | 2020年09月29日
日本の戦前から戦後の行進曲を武藤英明指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団で演奏したCDである。 通常これらの作品は吹奏楽で演奏されるのが通例でオーケストラによる演奏・録音は殆どない。 そのため、大変珍しいアルバムと言えるだろう。 オーケストラへの編曲は『祝典行進曲』『スポーツ行進曲』『鉄腕アトム』が作曲家自身によるもの、『オリンピック・マーチ』が栗山和樹によるもの、それ以外が横山淳の編曲である。 指揮の武藤英明はチェコを中心に活躍していて、他に出回っている音源もチェコのオケが多いがここではロンドンのオケが起用されている。 これについてはライナーで個性の強いチェコのオケより、この手の作品はロンドンのオケの方が良いと言った判断によるものだそうだが、これがこの盤にとって良い方向にプラスされたようだ。 オーケストラでの演奏となると、吹奏楽より音が増える分、下手すると重いリズム感のない演奏になったりするが、この演奏では躍動感があるので、見通しの良い軽快さがあるし、編曲の良さもあるがオーケストラが音色が美しく格調高く演奏されている。 近年の行進曲アルバムでは高水準な1枚だと思う。 録音はロンドンAIRスタジオで収録されたもの。 元教会という歴史があるスタジオだけに残響が豊かに収録されており、エクストンの優秀な録音もあって、良い音質となってます。 唯一、収録時間が39分とCDにしては短いのが不満だが、それを差し引いてもおすすめのアルバムです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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kuniko89 | 愛知県 | 不明 | 2019年01月01日
珍しい、フルオーケストラ・バージョン。弦が加わる事で、音色が豊かになり響きに厚みも。でも、けっして重たくはなっておりません。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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鈴の木さん | 愛知県 | 不明 | 2018年12月24日
行進曲といえば運動会などの入場の際に流れるもの音楽という程度の認識でしたが、勧められてこのCDを聴いたところ、今までの行進曲に対する概念が吹き飛びました。 かくも音楽として完成され、心を鼓舞されるのは言を俟ちませんが、その美しい響きや流麗さは感動ものです。 日本人作曲家の技量の高さももっと評価されるべきです。 ロンドンフィルといえば、エルガーの威風堂々なども録音していますから、このオーケストラが演奏するということにも大変意義深いものがありそうです。 日本の行進曲を武藤英明がイギリスのオーケストラと共に奏でることの意義。興味ぶかいですね。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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