交響曲第4番、ピアノ協奏曲第4番 マルティン・ハーゼルベック&ウィーン・アカデミー管弦楽団、ゴットリープ・ヴァリッシュ
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leonin | AUSTRIA | 不明 | 2021年03月13日
ベートーヴェンの初演当時の状況を学術的に考察するだけではなく、それを演奏というかたちで表現する、その取組みが凝縮された一枚である。今回は、ベートーヴェンのパトロンであったロプコヴィッツの一室、エロイカ・ザールで行われた演奏会を再現したものである。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2019年02月04日
素晴らしい ヴァリッシュのフォルテピアノが惹きつける 表現力の豊かさに引き込まれる 1825年ウィーン・バイヤー製の楽器の魅力が横溢する 現代ピアノでは得られないソノリティを真に再現できている ハーゼルベック指揮のウィーン・アカデミーも習熟した演奏で応えている 211年前に試初演が行われたロプコヴィツ邸 第3交響曲も演奏されたことから現在エロイカ・ホールと呼ばれている部屋で演奏したことも楽曲の魅力を伝える大きな要因になった 独特の残響が活かされたのは 続く第4交響曲も同様だ よく鳴りよく響く最終楽器としてのホールの役割を実感させられる シューマンがギリシャの乙女と評した気品ある優美さという相貌の後ろに 大いなる巨峰が聳え立っているのだと気付いた それも動かない山を眺めているのではなく その岳峰に取り付き踏みしだく剛毅な魂を感じる 第4交響曲の大きさ高さを示して余りある演奏を聴いた あなたも如何1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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