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SACD ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&ベルリン・フィル 帝国放送局(RRG)アーカイヴ 1939-45(22SACD)

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&ベルリン・フィル 帝国放送局(RRG)アーカイヴ 1939-45(22SACD)

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    Y.A  |  兵庫県  |  不明  |  2019年01月01日

    最高に素晴らしい復刻である。私が初めて「フルトヴェングラー の戦時中録音」をきいたのは1970年、ユニコーンの「栄光のフルトヴェングラー 」だった。しかし、当時はソ連製LPの稚拙な複製に過ぎず、その真価を理解出来なかった。ようやくまともに聴ける状態になったのはグラモフォンのCDだが、今回の復刻は今迄のものを遥かに上回る。まるで、実際に旧フィルハーモニーに座っているかのような臨場感が味わえた。再度言いたい。「素晴らしい復刻である」と!

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    マダムエドワルダ  |  大阪府  |  不明  |  2019年01月06日

    部分的に音が不鮮明になる所が有るものの(テープの劣化?)、全体としてはフルトヴェングラーの音楽が見事に再現されるSACDです。何十年も状態の良い初版LPを探し求めて来た苦労は一体何だったのかと嘆かせる程、最新技術を上手く使ったベルリンフィルレコーディングスは、良い仕事をしています。プレ・メロディアの音には独特の素晴らしさが有ると丈、負け惜しみを言っておこう。

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    よしげさん  |  長崎県  |  不明  |  2019年01月01日

    全体的な音質の改善に驚いた。ベト7は若干期待外れであったが、特にモーツァルトの39番はいままで聞いていたものとは全く異なる次元の音質であり、弦楽器、木管楽器の艶まで伝わってくる。まるで目前で演奏が行われているようだ。この一枚だけでも買った価値があるとさえ感じる。できれば分売して、一人でも多くの人にこの巨匠の至芸に触れてほしいと思う。

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    小市民  |  静岡県  |  不明  |  2021年04月17日

    約50年前、中学・高校生の頃よりクラシック音楽を聴き始めました。当時も「神様・仏様・フルトヴェングラー様」といった感じでフルトヴェングラーを聴いて感動しなければ人間じゃー無い!という雰囲気があり、私も忖度して仕方ないので「やっぱ凄いねフルヴェンは」とか周囲に合わせてはおりましたが、正直当時のLPレコードの余りの音の悪さに閉口し「本当にそんなに良いか?分からん!」が本音でした。しかし21世紀に入りこのマグネットフォン(残念ながら全てではありません)・RRG・ベルリンフィルのSACDに接し、「フルトヴェングラーは凄かった」と衷心より申し上げる事ができます。アウディーテのリアス盤、ゲラモフォン&デッカのボックスと共に音質面でフルトヴェングラーに懐疑的だった皆さんも是非保持されるべき文化遺産だと思います。グラモフォン&デッカボックスのメンデルスゾーンなど90年以上前の録音とは思えません。それ以上に私にとってこのSACD化はRRGの威力と共に最強のセットでした。迷っておられる方がおりましたら廃盤になる前に購入する事を強くお勧めします。

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    ねこだらけ  |  京都府  |  不明  |  2019年01月04日

    これまでに,私家版を含む様々な形態で発売されてきたフルトヴェングラーとベルリンフィルの戦中録音が,まったく次元の違う水準の音で現れた.かつて,メロディアのCDでがっかりした方も多いと思うが,今回のセットは従来品とは一線を画して驚異的に状態が良く,ものによっては戦後の録音よりもいい状態で磁気記録が残っていることを示していてる. ソ連のメロディアは,1950年代にGOST56シリーズのLPで状態の良い音質のレコードを発売したが,その後どういうわけか,再版のたびにコピーテープの劣化がひどく目立ち,またベートーヴェンの第5のように一部欠落が生じてSPレコードで穴埋めというお粗末なこともしでかしたことはよく知られている.仮にも貴重なオリジナルテープを預かるソ連が,こうした恥知らずの仕事を平気でしでかしたことは,他国および後世に悪い印象だけを残したと非難されても反論の余地はない. 今回の復刻は,ロシアで1987年および1991年に複製されたコピーテープの中から,エコー処理などの余計な手の加わっていないものを選び抜き,非常に丁寧にデジタル化したもので,ダイナミックレンジも周波数帯も極めて理想的な状態に仕上がっている.その結果,目の前で鳴っているかのような艶やかでふくよかな弦楽器の合奏が再現されている.本来,こういう豊かな音が記録されているのだ! たとえば,1943年録音のベートーヴェンの第5は一切の欠損無しで,徹頭徹尾,美しい音の感触を堪能できる.これはメロディアの初出LP以上ではあるまいか.また2種類収録されているモーツァルトの39番はびっくりするほど音の状態が良くなり,同様の大改善がブルックナーの5番,ベートーヴェンのVn協奏曲,シュトラウスの家庭交響曲などにも言える.ブルックナーの第6も,既存のLPやCDに比べてバランスが整い,トランペットの強奏もヒステリックに聞こえなくなった.ベートーヴェンの第9も,弦楽合奏のリアリティが大きく改善し,大音量での再生に堪えるふくよかさを取り戻した. 総じて,テープの経年劣化を心配した杞憂を見事に吹き飛ばし,ドイツ人が真剣に復刻に取り組んだ歴史的な成果を実感することができた.誠に快挙である. なお,シェラックからの復刻もいくつか含まれているが,こちらは今一つ技術的に物足りない成果に終わっている. 初出ものとして,ダフニスとクロエの「第1」組曲の第2曲以降が追加されたことや,未完成が全曲として登場したことも快挙である.これらは,いずれもコンサートごとに整理された解説書によって,詳しく状況を知ることができる.実にこうした解説書の作りの良さも,本企画が本物であることの証といえる. 付属のDVDは,BPOのOBによる発言を集めたもので,短いながら重要なポイントを指摘したもので,こちらも貴重である.

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    mimia  |  石川県  |  不明  |  2021年12月07日

    「史上最高のベートーヴェンを聴く」  こんな見出しを付けると反発される方もきっとおられるだろう。私自身、これが一番とか、これ以外に無いと断言されるのは嫌だし、そういうふうに決めつけたくはなく、いろいろな演奏を聴いてきた。  しかし、戦時中のフルトヴェングラー の演奏を聴いていると、これこそベートーヴェンだ!と心で叫びたくなる。  別の何かと比べてではなく、かつてこんなベートーヴェンが鳴り響いていたのだという唯一無二の時間に想いを馳せる。録音であっても、その時間を共有している興奮と喜びに魂が震えるという体験だ。    邪悪で圧倒的な政治の力が支配する世界の、時に空爆でコンサートを中断しなければならない現実の恐怖のなかで、指揮者も楽団員も、そして聴衆も渾身の気力で音楽を生きていた。1945年1月23日、戦時中のベルリンフィルとの最後となったコンサートについて、ジャーナリストで話し相手であったカルラ ヘッカーが伝えている。  演奏会の最中に突然灯りが消える。モーツァルトの優しい旋律が少しずつ消えていく。フルトヴェングラー も指揮棒を静かに下ろす。当てのない時間の中で、観客の誰一人帰ろうとはしない。団員は皆固まって、その中にフルトヴェングラー が立っている。これが最後だと自覚せざるを得なかつた。  I時間後演奏が再開されたとき、始まったのは、ブラームスの交響曲第一番だった。  そのブラームスを、第四楽章だけだが聴くことができる。  本来なら一瞬で消え去るはずだった夢や希望の時間は、当時ドイツ国内で画期的に改良された磁気テープによって記録された。この幸運のおかげで、記録は人類全体のかけがえの無い記憶となったのだ。  同じ音源によるレコードやCDはこれまでも多くのレーベルで聴く事ができた。  ベルリンフィルレーベルによるこのセットの一番の良い点は、年月順でコンサートごとにまとめられている事だろう。プログラムの演目全てが収録されているコンサートは少ないのだが、例えば、1943年6月のコンサートはオール ベートーヴェンで、交響曲第四番、コリオラン序曲、交響曲第五番が演奏順に2枚のCDに収められている。それに、多分コンサートに先駆けて収録されたと思われる、交響曲第四番の観客なしのゲネプロもあって、この2枚を順に聴いていくと、ある特別な一日が追体験できる。      戦時中のベルリンフィルコンサートがこれだけ体系的にまとめられているセットは他にないのではないだろうか。しかも非常に丁寧な作りで私たちに提供された。  付録のDVDも見応えがある。  ベルリンフィルのカラヤン時代以降のコントラバス奏者だった元団員が、コリオラン序曲の冒頭を聴き始め、穏やかな笑顔が一変する。これは凄い、と何度も繰り返し、縦線は合ってないがそんなことはどうでもいい、と言う高潮した顔が印象的。ここに実は、他とは全く違うフルトヴェングラー の響きの鍵の一つがある。それぞれの楽団員の音が微妙にずれるように開始させる。どのような響を引き出すか、そのテクニックにかけては誰もフルトヴェングラー のまねが出来なかった。  フルトヴェングラー の指揮姿の映像もいくつか収録されています。これだけでも価値があります。現在の再発されたセットにも付いているようですよ。  

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    nari  |  宮崎県  |  不明  |  2021年02月17日

    最高の評価ばかりなので、蛇足かもしれないが、ヒストリカル録音を聴き慣れていない耳にはどう感じたかを書きたい。 ヒストリカルを敬遠する理由の最たるものは音質だと思うが、例えばこのセットの最上の例である、ベートーヴェン のヴァイオリン協奏曲を聴いてほしい。モノラルであることがわからない聴取位置で聴いたら、その録音年代を言い当てることが困難なのははもちろん、最近のものではないということさえ気づかないのではないだろうか。戦後の同曲のRIAS放送局の録音(機器は米国製のanpex?)、よりも良い。旧ドイツのマグネトフォンの音質は驚異的だと思う。ただ、そのオリジナルだけではなく、コピーされたテープなども音源になっており、全部が良いわけではないのが残念。略奪した名画を灰にしてしまったナチスよりも、持ち去った貴重な音源の管理ができず、妙な加工まで加えたロシア人の罪は重い、とさえ思う。こういう組物はいつまでカタログにあるのだろう。入手困難になってヤフオクでとんでもない高値がつくかもしれない。買っといた方が良いよ。

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    ドンナー  |  神奈川県  |  不明  |  2019年02月10日

    フルトヴェングラーの歴史的名演群を最上の音質で提供しようという制作陣の意気込みが伝わるセットです。解説書が充実しており、読み応えがあります。また、音質については、十分満足のいくものだと思います。聴衆ノイズやテープ・ヒスなども楽音を損なわないように丁寧に取り除かれています。ベートーヴェンの第9などでこれまで馴染んでいた聴衆の咳や物が落ちるようなホール空間での雑音が聴きとれなくなってしまい、音楽とは関係ないのですが、当時の演奏会場にタイムスリップしたような感覚はなくなりました。その意味では、初期メロディアLPの良質な復刻CD(例えば、オーパス蔵、ミソス、デルタなど)やテープに残されたノイズを極力排除せずに復刻したグランドスラム盤などは、手元に置いておいて時々に聴き分ければ良いと思います。なお、重厚なボックスですが、ディスクが取り出しにくいのが難点です。

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    yk  |  京都府  |  不明  |  2019年02月01日

    RRGによるフルトヴェングラーの戦時録音について、現時点のドイツにおいて入手可能な録音の全てを網羅的に比較勘案したうえで、最も状態の良いものを選んで統一した規格・フォーマットでデジタル化復刻した・・・と言うだけのことはあるセットになっている。 音質そのものに関しては、ロシアからの返還テープの状態によって優劣を一概には言えないが、本セットの復刻はテープ再生・デジタル化共に丁寧な配慮・調整が行われたことが窺われ、一部は旧メロディア盤のほうが勝れているものもあるが、総じて現状この種の復刻としては最上の結果が得られている。初出と言うラベルおよびシューベルトについても、万全とは言えないまでもフルトヴェングラーの録音をを聞いてきた者としては十分に観賞に耐えるレベルにはあり、とくにシューベルトに関しては大戦末期の未完成を1−2楽章通して聴くことが出来るのは貴重だと思う。 もう一つ、このセットの特徴として解説書が充実していることも挙げておきたい。エリック・シュルツによるRRG録音の歴史的背景について、リチャード・タラスキンによるフルトヴェングラーの指揮芸術について、フリードリヒ・K・エンゲルによる録音アーカイブの意味について・・・の各論考は、いずれもこれらの録音から70年以上が経った現時点で初めて為し得る・・・とも言える優れて妥当なもので一読の価値がある。

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    nlin  |  CHINA  |  不明  |  2019年01月18日

    This set of radio recordings of Furtwengler’s cooperation with the Berlin Philharmonic during World War II is very valuable. Although there have been CDs issued by the Soviet Melody companies before. But the SACD sound quality of this replica is very good. Especially after 1942. At that time, German recording technology was relatively advanced. A tape recorder has been used to start recording. So the sound quality of the master tape itself is very good. The 22 SACD albums that were re-enacted this time are the first time in history to issue a large number of Fuswengle’s SACD records. I’m afraid it’s unprecedented. Furtwengler’s World War II recordings, in addition to the Vienna Philharmonic, and the Stockholm Philharmonic Orchestra, are almost all included. Friends who like Futwingler must collect a set!

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    トラトラトラ  |  佐賀県  |  不明  |  2019年01月16日

    隠れていた要素、繊細で、ナイーブで、なんといっても艶めかしさが前面に出てきた。色っぽいというか、肌の温もりが伝わってくる録音。こういうのは、現代の録音でもなかなかないでしょう。

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