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CD 【中古:盤質A】 エドゥアルト・ファン・ベイヌムの芸術 Vol.1(9CD)

【中古:盤質A】 エドゥアルト・ファン・ベイヌムの芸術 Vol.1(9CD)

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    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  2015年10月08日

    第2集と同じく全て持っているのに買ってしまった。だが、買って良かった。音質改善が著しいからである。特に「春の交響曲」。デッカから出た時はあまりの劣悪な音にたまげ、いくら初演の歴史的ライヴでもこれはメジャーが出すものではないと憤慨したものだが、このスクリベンダム盤では悪い音なりに音楽が聴こえてくることに驚いた。他にもテープの経年劣化によりフラッターのあるものがもともといくつかあったが、この盤では音の鮮度を落とさず目立たないように処理されている。小さくノイズが入る部分もあるので、板起しでカバーしたところもあるのかもしれない。それにより際立つのがデッカの録音の優秀なこと。第2集のフィリップスと比較すると明らかだが、モノーラルとしては最高水準だろう。デッカは鮮明ではあるが、音が痩せて聴こえる難点もあったが、ここではそういう問題は全くない。オケが超優秀なせいもあろうが。演奏の素晴らしさについては他のレヴュアーの方が書かれており繰り返さないが、初めて聴く方は驚くに違いないものであることは一言添えておきたい。

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    mari夫  |  東京都  |  不明  |  2014年10月28日

    クリュイタンスの10枚組、ベームの15枚組に続いて素晴らしい50年代の名演BOX(それらよりちょっと割高ではあるが)。恥ずかしながらこれまで聞かずにいてしまったベイヌムの実力をまざまざと見せつけ(聞かせつけ?)られた。あの癖の強いカリスマ=メンゲルベルクと共に指揮をしていたとは信じられないくらい、ポートレート同様に、端正で崩しのない、一言で言えばモダンな演奏スタイルである。世代的にベームとカラヤンの間というのはうなずける。戦後のヨーロッパ楽壇には違う風が吹いていたのだ。だが、演奏のテンションは半端でない。端正でありながらも、あのミュンシュをも凌ぐほど音楽が極限にまでドライブされた、「幻想交響曲」を聞いてみればいい。相当速めのテンポで、ドイツ系の指揮者のように溜めもつくらず、阿修羅のように突っ走る有名なブラ1は、雰囲気はともかくとして、気迫の点ではトスカニーニを思わせる。当時はスタジオ・レコーディングもごく少なかったはずのーその割にベートーヴェンの主要交響曲は録れていないんだねぇ、残念ーブルックナー(7番)やマーラー(4番)も素晴らしい出来。もっとも後者のソプラノはあんまりベイヌムのスタイルに(出だしのところの縦の線も)合っていないが。これらを支えるコンセルトへボウの半端でない凄さは、このモノ録音からも十二分に伺える。最盛期というか、この時期にはBPOやVPOをも上まわっていたのではないかと思うくらい。けれども、LPOを指揮した「ハフナー」でもテンションはやはり高い。弓を普通より駒に近いところで弾かせていたようにも聞こえるが、メリハリというかエッジの利いた音づくりである(ただコンセルトへボウでは更に輝かしさが加わる上に管の威力と巧さが半端ではない)。フェリアーも参加している「春の交響曲」はライブのSP吹き込みと見えて音がかなり落ちる。に比べればマシとはいえ「軍隊」も他のハイドン二曲より少しぼけた感じ(日付が二つ載っているが前の方だろう)だが、オケの差もあるかもしれない。とにかく予定しなかったVol.2も注文してしまった。ステレオでオケがどう聞こえるか楽しみ。

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    ぼん  |  長崎県  |  不明  |  2014年04月25日

    素晴らしいボックスセットです。 何より60年以上も前の音源が こうしてボックスものとして企画 発売されること自体が演奏内容の 素晴らしさを物語っています。 今回感銘を受けたのはブリテンの 青少年のための管弦楽入門です。 入門どころか、この演奏を聴いて あらためて素晴らしい管弦楽作品 であることに気づかされます。 そして白眉は何と言ってもブラ1 です。 これほど知と情が高みで昇華した 演奏を他に知りません。 それに、今聴いても実にモダンで 時代、古さを全く感じさせません。 永遠に聴き継がれる奇跡の名盤です。

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