P-MODEL

CD ANOTHER GAME

ANOTHER GAME

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    天守物語  |  不明  |  2007年04月05日

    '84年発表。バイオ・フィードバックのガイダンスに始まり、α波を誘発する発振音で終わら・ない(アナログ盤はエンドレスだった)第5作。歌詞がレコード会社に規制され4ヵ月もリリースが伸びたことはつとに有名。田中靖美が脱退したため、平沢色が強まっている。ただし、ライヴで叩き上げた曲が多いので、田中のアイデアもかなり入っているのではないか。ちなみに、田中参加バージョンのDはオムニバス「レヴェル・ストリート」で聴ける。突然段ボールの蔦木栄一、非Aの高田真奈美といったゲストを迎えているのもめずらしい。 ヘヴィ路線はさらに突き進められていて、音の構成がシンプルだった前作に比べ、より暗く混沌としている。曲よりも、音作りそのものに重点が置かれたとかで、深みや厚み、奥行きを出すために、「ゲルカ防水システム」(ドラム缶を使ったエコー装置)を使うなど、録音方法も工夫されているが「旬」ほど派手に使われてない。歌詞はより抽象度を増し、ほとんど呪文のようだが、言葉のリズムとサウンドの有機的な結合性は高い。P-MODEL唯一の公式カバー曲「バイク」の訳詞では、原詞の韻の踏み方をみごとに再現している。

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