トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ブラームス(1833-1897) > ブラームス:ピアノ協奏曲第2番、モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 バックハウス、ベーム&ウィーン・フィル(ライヴ)(平林直哉復刻)

ブラームス(1833-1897)

CD ブラームス:ピアノ協奏曲第2番、モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 バックハウス、ベーム&ウィーン・フィル(ライヴ)(平林直哉復刻)

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番、モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 バックハウス、ベーム&ウィーン・フィル(ライヴ)(平林直哉復刻)

商品ユーザレビュー

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:11件中1件から11件まで表示

  • ★★★★☆ 

    kentaroh  |  新潟県  |  不明  |  2023年07月12日

    モーツァルトを聴くだけでも価値あり。同じコンビの有名な55年の録音とまたちがう味わいがあり、音質は大変良好。orfeoの復刻は良くない。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★☆☆☆☆ 

    ROYCE  |  神奈川県  |  不明  |  2022年08月03日

    すでに指摘されているがブラームスはテープ再生のピッチが低いため間延びした音になっている。音質自体は悪名高いアイヒンガーによるリマスターが施されたオルフェオ盤より素直で好印象を抱くが、復刻するならピッチは正確にお願いしたい。これは欠陥商品だと思う。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  2020年04月28日

    これは名演奏です。 バックハウスにそれ程高い評価をしない私でも、このCDは絶賛したくなります。媚を売る、聴き手を意識する、などとは全く無縁な禁欲的とさえ言えるような素気の無い演奏ですが、訴えかけてくるものは、20世紀半ばの協奏曲演奏の模範例を示しているようです。 一番のルービンシュタイン・メータ盤と並んで、ブラームスピアノ協奏曲の最も記憶に残る名演奏でした。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★☆☆☆☆ 

    Popola  |  兵庫県  |  不明  |  2020年03月18日

    この商品(Grand Slam盤 平林直哉復刻)を買おうかと悩んでいる方は、迷わずORFEOから出ているもの(ORFEOR796091)を買ってください。これはORFEOのものと全く同じ演奏のものです。確かにORFEOのものより音がよりclearになっています。しかしブラームスは全曲完全にピッチがずれている。特に最終楽章は聞くに耐えない。このCDは”音”を聞くことに特化しているのかもしれないが、決して”音楽”を楽しむ目的を捨てている。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    西荻椿山  |  東京都  |  不明  |  2013年01月28日

    ブラームスのPf協奏曲第2番どのCDを選べばいいのだろう。巨匠ピアニスト、一流指揮者、VPO、ステレオと揃えばブランド信仰なら本盤に決まったようなものです。それにLP時代からくりかえし何度もリイシューされていることが世間の高評価を示していますし。でも理論的(?)にもそうなることを吉田秀和と同様J.カイザーの力を借りて試論してみましょう。まずピアニストですが、万全のテクニックとスタミナがあることが前提です。選びたくても録音がないピアニストがいますが、どちらかに問題が疑われます。例えばハスキルにシューマンはあるが本曲はありません。たいていの協奏曲はせいぜい30分で終わるのにこれは小1時間拷問にさらされ耐えきれないのです。また、グルダにないのはこのピアニストの小者感を強めています。(かといって、録音があれば2点に問題ないということではありません。)バックハウスはどのピアニストも世の中に存在しないことにしたがる同じ作曲者のあの強烈なパガニーニ変奏曲を青年時いれていて、いまだに同曲の代表盤です。ただ、本録音時は83才で普通ならコルトーのようにとっくにガタがきているか、それを予見して指揮台の上にのぼったりしている年令なのが気になります。弾奏の強さ、指のまわり具合が壮年期の録音のほうが優れていると考えられます。しかし、素人耳には目立ってぎこちなく聴こえる箇所はなくモノラルでもいいから旧録を確かめたいとは思わないのは奇跡的です。テクニックといえば好調時のホロヴィッツで、録音もあります。が、本曲は協奏曲というよりピアノ付き交響曲というべきもの(形式的にもスケルツォを含む4楽章)で、ましてや競争曲ではありません。チャイコフスキーならとろい指揮者やオケを出し抜いて颯爽と駆け抜けるのもありです。所詮伴奏の域を大きく超えるものではないからです。が、本曲ではオケの音を注意深く聴く能力、態度が必要です。ホロヴィッツ盤がオケと協調して曲を作り上げていっていないとはいいませんが、ソリストは常に力量誇示の誘惑にかられそれがにじみ出しているのではと想像します。バックハウスは巨匠たちがブラームスの交響曲を指揮するのをじかに聴き、一流指揮者と長年共演を重ねてきた方でどうすればブラームスになるか身についていたと思います。それでもテクニック、スタミナともに問題なく音楽的素養にも欠けないピアニストには、ルービンシュタイン、アラウ、ギレリス・・・がいるのになぜバックハウスかです。決め手は楽器の違いも影響しますが、音色です。長調の曲でも沈潜した情緒に沈むことのある作曲家には他の作曲家なら素敵なことである豊満な、煌めく、明るい音色が不満になってしまうのです。ブラームスには深いいぶし銀のような音色がほしいのです。本セッションの写真を見ると、ややひるみをみせて満面の笑みでベーム(この因業爺の笑顔なんて初めてみた)が迎えているのにバックハウスはにこりともしていません。格の違い歴然で安易に使いたくはないが、このピアニストはやはり巨匠というべきでしょう。次にオケですが、欧米の一流オケならブラームスの交響作品を弾きこんでいないわけがなくVPOに格段優位性があるとは思いません。ですがVPOで本曲でよかった点は指摘できます。まずウィーンゆかりの作曲家は数多いる(だから音楽の都といわれるのはご承知のとおり)が、フィルハーモニカーが最も容易く一体化できるのは、マーラーでないのはもちろんだが、よくウィーンのと形容詞をつけられるモーツァルトでもない。それはブラームス(とJ.シュトラウス二世)と思われます。これはシュナイダーハンがいろいろな作曲家のソナタを弾くのを聴いて感じたことです。その共感は本盤でいえば第1楽章展開でのPfとの掛け合いの切々とした処に明らかです。そして、柔和で優美な弦はブラームスでも交響曲、Pf協奏曲なら峻烈な第1番より第2番に適していると思います。団員はプライドが(近年は実力が伴わないので妙にを付けたほうがいいかもしれない)高く空中分解の恐れがありますが、上辺だけでも従わせまとめ上げるのはカラヤンか本指揮者しかいないでしょう。本盤に破綻はありません。ついでと言っては何ですが併録曲にもレビューします。LP時代は別売でした。スター主義の自分が知らないわけはないですが、購入はしませんでした。それはバックハウスが何よりベートーヴェンの人といわれ、ご両人の顔がいかつくイメージではなかったからです。巨匠ピアニストといわれるためにはレパートリーが広いことが条件です。しかしこのモーツァルトはこんなものだって嗜みで一応弾けますよという類のものではないです。どこにも力みがなく淀むことが一瞬としてないモーツァルト、モーツァルト弾きといわれるハスキルやカサドシュより素晴らしくグルダ(なんぞといれたいほどです)の及ぶところではありません。危ない、危ない、もう少しで最上の演奏を聴かずに墓場行きになるところでした。対するオケは録音のせいかもしれないが、巨匠の邪魔にならないようにというかのごとく遠慮がちにきこえます。メリハリに欠け総奏ではもう少し元気よく盛り上げてほしかった。ともあれ本曲はCl協奏曲とともにまちがわず音を置くだけでも天上が現出する曲です。いくら長大にして工夫をこらしてもそこまで達することはできないとわかっていたからブラームスはOp、83を小さな曲とよんだのでしょう(といってもリストの協奏曲に劣るとは夢にも思っていなかったでしょうけど。)曲、演奏総合すると無人島に持っていく1枚Pf協奏曲部門は本盤で決定といえようーーーです。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    ニシヤン  |  和歌山県  |  不明  |  2012年06月02日

    すぐれたスタジオ録音と記念碑的なライブは数多くある、この演奏のザルツブルグ音楽祭でのライブ盤でも触れたが、たとえばフルトヴェングラ−の「運命」「英雄」シュ−ベルトの「グレイト」、リパッティのジュネ−ブでのスタジオ録音とブザンソンのライブ等々、各々が補完するような形での、巨匠たちの遺産を聴くことの出来ることは大きな喜びである。1967年、ブラ-ムスの協奏曲をスタジオ録音したバックハウスは、その後もこの曲をコンサ-トで弾き続け、翌年のザルツブルグ音楽祭でベ−ムとの共演であのライブ録音のすばらしい演奏を残してくれたのである。従来我々が知りえたところでは、青年バックハウスがブラ-ムスと共演した指揮者のハンス・リヒタ−から、この曲の解釈を習ったそうであったが、実はバックハウスが少年時、ライプツィッヒで作曲者自身の演奏を聴き、そのとき作曲者から励まされたとライブ盤の解説に書かれてあった。作曲者直伝の記録としても、きわめて貴重である。勿論演奏そのものの素晴らしさは云うまでもない。この曲の終楽章などは、無骨なバックハウスからユ−モアさえ感じられる。今後も未来に受け継がれる名演の記録に違いない。蛇足ではあるが、作曲家直伝の演奏家を幾つか紹介しておきます。ラヴェル=ペルルミュテ−ル、バルト−ク=シャ−ンド−ル(存命?)プロコイエフ=リヒテル、少し古い例では、マ−ラ−=ワルタ−、リスト=エミ−ル・フォンザウア−、これくらいにします。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    テリーヌ  |  大阪府  |  不明  |  2011年02月23日

    アナログレコード時代にベーム&ウィーン・フィルによるこのブラームスのP協2を初めて聞いて以来約40年の間、これを超える演奏に巡り合っていません。個人的には超然と聳える世界遺産級の演奏と思います。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    no music no life  |  奈良県  |  不明  |  2010年07月04日

    当時ヨーロッパにおける クラシック音楽最高の聴き物であったといっても過言でない ピアニスト、指揮者、オーケストラ 真に三位一体の稀有の演奏芸術アーカイブ。 モーツアルトはコクのある美音で微妙にテンポを揺らしながら、融通無碍にまっさらな気持ちで無邪気に紡いでいく老巨匠の他には真似出来ない芸術の極致。人懐っこいウィーンpoの伴奏がまた浮世離れしている。 ブラームスは冒頭のウィンナホルンの音色からして別世界。 それに続くバックハウスのたじろぎ一つしない堂々とした風格と限りなく深沈として豊かなピアノ。 緊張感ある音色と最高の音楽美で伽藍を築いていくベームの指揮。 あまたある同曲名演の中で、 作曲家と同じ伝統を踏破した 演奏芸術として特別な位置を占める演奏。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2009年11月01日

    言わずと知れた大名盤。ウィンナ・ホルンとベーゼンドルファー、最高の組み合わせである。温かく渋く、しかし柔らかな光の差し込むような音色で、ブラームス壮年期の伸びやかな心情を綴ってくれる。ただし、録音から40年以上経ち、そろそろ綻びが出始めてきているのも事実だ。もっとも、優秀な録音なら現在でも通用すると思う。しかし、1967年のDECCA黄金期の録音、しかも最新のリマスタリングとカッティングが施されているという割に、音割れや歪みが見られるのはファンとしてはやはり不満だ。特に、最後の最後でスピーカーを切り裂くように音が割れるのは、今まで曲に浸ってきた気分を一瞬にして台無しにする。世紀の名演だけに、惜しいとしか言いようがない。何種類も復刻があり、既に国内盤輸入盤計4種聴き比べているが、いずれも上記の症状が散見される。丁寧な復刻を望む。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2009年10月21日

    バックハウスのバックにはVPOを振る指揮者にはベーム、シューリヒトが何となくフィットする感じを持っていますがこのモーツアルトピアノ協奏曲は1955年収録、モーツアルト最晩年(というか死の年)の作に多くを語らない枯淡の色合いを重ねております。第2楽章など比較的技術的には平易であるところ、この御大両者の武骨さが訥々と伝わっても来る演奏は他には求められません。バックハウス80才をゆうに超した時の1967年収録のブラームス第2ピアノ協奏曲も通常若さを謳うところもそこから超越した愛想ぶらない男性的な名演・・「最高」盤として残しておくべきでしょう。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2009年10月21日

    ブラームスは、代表的な録音の一つに数えられる1枚で人口に膾炙しきった録音ではあるが、Orfeoから近々ザルツブルクライヴが出るので、興味あるむきは比較してみてはいかがか。コクのあるホルンや香り高いホルンの芳醇な響きが「鍵盤の獅子王」がかもし出す山水の水墨画のようなピアノを包み込む。特に第3楽章は音楽という域を超えて、まさに仙境といった趣だ。Orfeoから出る予定のザルツブルクライヴは私家版レーベルから昔出ていたことがあり、これも幸運にも持っているが、いずれも甲乙つけがたい出来栄えだ。バックハウス・ベームファンならば、セッションとライヴの両方とも持っていたいものだ。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:11件中1件から11件まで表示